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絵じゃないかおじさんぐるーぷ
炭に変わったりはせんが、目が逆さまになっているので、よくわか らんのだろう。入れれば入れるほど満足出来んようになる。朝から 晩まで、いや眠っている時でさえ、何かを入れてないと気 が済まな くなる。そして朝起きるとまた変わったものを探し求めて入 れ歩く のじゃ。棒慕んがーとは、そんな化物じゃ、わかったか!」
「・・・・・」
青ざめた様子で聞きいっている。
「亭主と仲良く暮らせ。それが一番じゃ。己があると思うな。初心に帰 れ! 結婚仕立ての頃を思い起こせ。あの頃は、そんな女ではな かったろうが・・・」
「ぽこたまさま、男は、この人の浮気は許されるのですか? あまり にも不公平ですわ」
つづく