元商法の立法担当官で早稲田大学の稲葉威雄教授が会社法批判の書籍を出版されています。その名も「会社法の基本を問う」。会社法の立案方針、つまり立法論としてかなり熾烈な批判をなさっています。
序文では、「今回の会社法立法は、あえていえば日本の最近の精神的退廃の状況を表しているという思いもする。」とまで書かれており、こんなにきつい表現の法律関係の書物というのはなかなかないのではないでしょうか。「企業会計」6月号の稲葉教授と元会社法立法担当官の郡谷さんの対談と合わせて読むとなかなか興味深いです。
序文では、「今回の会社法立法は、あえていえば日本の最近の精神的退廃の状況を表しているという思いもする。」とまで書かれており、こんなにきつい表現の法律関係の書物というのはなかなかないのではないでしょうか。「企業会計」6月号の稲葉教授と元会社法立法担当官の郡谷さんの対談と合わせて読むとなかなか興味深いです。