ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】1408号室…関係ない蛇足が長め…の記事&エアコン故障とその後

2009-08-11 15:58:57 | 映画・DVD
ホントこの夏、この国は天災に見舞われ続けてる様子で
北部九州から中国地方にかけての集中豪雨が過ぎたかと思えば、台風の影響でもっと東の方で大雨
その後は結構大きな地震ですか…来週、息子が某企業の職場見学で静岡の近くまで行くので心配です

被災地の方にはお見舞い申し上げます。


さて、数日前故障した我が家のエアコン
動くんだけど冷房が利かない
以前にもこういった症状が出て、次に起こったら寿命かなぁ…なんて言われてたんですよね。自宅を新築した時に取り付けた機械だから時期的にも寿命でもあるんだろうし
なので、今回は修理せず購入する事にしました。エコポイントとかもあるしね

購入したのはパナソニックのナノイー付いてるヤツで、6畳用のCS-22RKXとかいう機種。私の部屋は7.5畳あるのですが、8畳用だと随分お高くなったうみたいで(10畳用はシェアの関係で8畳用よりも少し安いんですが、6畳用とはヤッパリ数万円差)…そんなわけで、こいつに。
でも最近のは良い機種にしておくと少し広めの部屋でも十分冷房が効くみたいです
諸費用もあわせると14万円程度の出費。急な出費ですので家計にとってはちょいと痛手ではありましたが、
昨日8月10日(月曜日)に取り付けも完了し…快適です



さて夜勤前に記事アップが間に合うかどうか焦っていますが、本日は映画鑑賞記録です。



「1408号室」
(監督:ミカエル・ハフストローム、出演:ジョン・キューザック、サミュエル・L・ジャクソン、2007年アメリカ)

TSUTAYAさんで「ワールド・オブ・ライズ」と一緒にレンタル。
2009年7月10日(金曜日)の夜に鑑賞しました。
前回の映画鑑賞記録でやっと6月分をコナセタト思っていたのですが、もう8月中旬に差し掛かろうという時期…常に一ヶ月遅れになっちゃってます



ストーリー
スティーブン・キング原作小説の映画化作品。
各地の超常現象・心霊現象をルポしている作家マイク(ジョン・キューザック)のもとに、一通の手紙が届く。そこには「ドルフィンホテルの1408号室には絶対に入るな」との言葉が。興味を持ったマイクはホテルの一室を借りようとするが、同ホテルの支配人オリン(サミュエル・L・ジャクソン)は頑なに宿泊を拒否。それでも法的処置を盾に食い下がるマイクに対し、その部屋の宿泊客は必ず自殺もしくは変死を遂げると伝えるのだが…。
詳しくは…http://room1408.jp/





ピロEK的感想&点数
ホラー映画って割と避けてる私。
…概ねビックリさせられるだけの中身の無い作品にしか出会ったことが無くて、まぁ楽しめない事が多いからなんですけど、
S・キング原作ってのだけは割りと観てる気もします
この作品も恐怖映画かどうかはあんまり気にせず、S・キング原作ってことでチョイス。
私の中では単純なホラー映画では無いとカテゴリー分けしちゃってるようです。


まぁまぁ面白かったですよ

怖がらせるだけじゃない作りも想像通り
この程度の恐怖描写であればストーリー展開にも気が注げるというもの
恐怖映画にありがちな汚いシーンがほとんど無いのも好感触

個人的に「コワッ!」って思ったのは、ブラックライトで血痕のあとを調査してるシーン
…鉄の心臓ですかこの主人公
人が暗闇を恐れるのは本能
オカルトを信じるかどうかなんて問題では無いように思えちゃうんですけど


あとは、なんとか生還したラストは古臭い私の脳には更にナカナカの高評価ポイントだったかもしれません。


…如何せんホラーは嫌いなんで、映画全体としてはそこまで高評価でも無いんだけどね


点数は3点強程度(5点満点中)ですかね。
モヤモヤや不明点が残る訳でも無く、オカルトに対して主人公が勝利
せっかく勝利したのにラストシーンで更なる恐怖の連鎖を感じさせる…なんてありきたりの追加もなく、今まで観たホラー作品の中ではかなり上位です。


…え~ここからは蛇足っぽい話ですが(蛇足には別ネタ用意してるので)、
普段、私が邦画にあまり高評価をしていないってのは、このブログを定期的に読んでくれている方だとなんとなく知ってると思うのですが、

ことホラー映画のジャンルに関しては、もしかして邦画の方がハリウッド作品より全体的には上かも(?)なんて思っています。
このあたり、宗教感なんかも関係しちゃうんでしょうけど…日本人の私は「1408」の合計が「13」だなんて言われても不吉なんて連想はしない訳で

今まで観たホラー作品で普通に鑑賞出来つつ、最後に泣き叫ぶほど怖かったのは…月並みですが「リング」(邦画のオリジナル版の方ね)。あの最後のTVのシーンは逃げ出しそうでした
「リング」ひとつで評価するのもナンですけど、予告編でも邦画の方が怖く思えちゃいます

…そんな勝手なジャンル別、洋画VS邦画対比(と個人的結論)があるけど、やっぱり邦画のホラーもあんまり観ない私なんですけどね



補足・蛇足
この「1408号室」のオカルト的な現象を信用しないという主人公。
私も基本的にその手は信用しないので、共感できるキャラ設定だったんですよね(都市伝説とかは割と面白いと思うんですけど)。

信用しない人の前では、怪奇現象って起こらないようで、
もちろん私もそういった経験は皆無

そんな中、受け取る人によっては怪奇体験ってな私の体験エピソードをご紹介します。


【老タクシードライバーと狸】
数年前の事です。
季節は確か年末ごろだったと思うのですが…
その日、職場での飲み会だった私は深夜帰宅のためタクシーを拾いました。
私の家は北九州市内でも結構郊外にあるので、深夜になると公共の交通機関の利用は困難
飲むとタクシーってのは基本です。

タクシー運転手さんは結構、高齢で痩せた物腰の柔らかそうな方。
その運転手さんに行き先を告げ出発。ほどなく高速道路側道の田舎道に差し掛かりました。
「このあたりはタヌキとか出るでしょう」
と運転手さん。
「そうですね。何度か見かけた事はありますよ」
と私。
「昔、北九州空港の近くに私は住んでいたんですが、あのあたりも狸が多くてですねぇ」
と運転手さん。
「ああ、そうなんですか、北九州空港と言うと小倉南区の曽根とか沼(地名)とかそういったところですか?」
と私。当時の北九州空港というのは旧北九州空港で北九州市小倉南区にありました。現在の海上空港は建設中の頃です。
「いや、そういうところでは無いんですけど…」
と運転手さんが説明しだすも…私の知識では空港付近では無いような場所の説明に思えて、近隣の航空自衛隊基地か、昔の進駐軍の基地か(山田緑地とか)何かと勘違いなさっているのかなぁなんて思いつつ会話を続けると…。
「お客さん、北九州空港ですよ、どこの話をしてるんですか?」
と逆に問いただされる始末
まぁどうでもいいかなぁ…なんて思い始めたころ…
「お客さん、タヌキですよ」
とヘッドライトの先をみると二匹のタヌキが車の先を駆けておりました。
「あの二匹は夫婦じゃなくて親子ですよ」
ってな事を言い始める運転手さん。正確には「兄弟じゃなくて親子ですよ」だったか「夫婦じゃなくて兄弟ですよ」だったのか正確な言葉は憶えておりませんがそんな組み合わせで説明してくれました。
私は『何の根拠があってそのような断定を』なんて気持ちもありましたが、まぁ会話の楽しい運転手さんだなぁ…他の運転手さんと話すのは「不景気」だの「天気」だのですからねぇ精々(昔、バレない浮気方法を伝授してくれた他のタクシー運転手さんなんかも居ましたが)。

でもよくよく考えたら、タヌキの話してるところでたまたまタヌキ出現って凄くないですか
タヌキをたまに見かけるなんていっても、回数で言えばその道を頻繁に通り始めてから10年間の間でもほんの3~4回。それが偶々そのタイミングでって

自宅に着いた私は運転手さんにお札を渡して、会話も楽しかったので、
「おつりは要りませんから、お疲れ様でした」
と降りようとすると、
「いえ、それはいけませんよ」
とキチンとおつりを渡され(強行突破しようにもドア開けてくれません)。
数回のやりとりをするも結局おつりをもらいました。
こういう運転手さんって珍しいです。基本「ありがとうございます」って言われておつり分を受け取ってくれるモノ

浮世離れした感じの運転手さんだったなぁ…北九州空港については意思の疎通が上手くいかなかったか…場合によっては…失礼だけどボケ始めちゃってる部分かなぁ

…って話なんですが、私の中では

この話もオカルト好きな方だったら狸に化かされかけた話になっちゃうんでしょうねぇ
その時の私の態度が傍若無人だったりしたら、山奥に身ぐるみはがされてポツーン…みたいな


と、こんな話でした
抜け出せないホテルの一室と比べるような話では無いですね

…しかしホント不思議体験ってしないなぁ私は



では、映画の内容にもサミュエルにもほとんど触れない記事となってしまいましたが…今日はこのあたりで





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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
で、そのおつりは (sakurai)
2009-08-14 10:27:28
葉っぱになっていた・・・・
ということではなかったのですね。なはは。

映画ですが、あまり強い印象は残ってないです。
ジョン・キューザックはんまい!!と思いましたが。
役者のうまさが、この映画の要因だったと感じました。
返信する
こんにちは! (maki)
2009-08-14 11:06:29
トラックバックとコメント
ありがとうございました♪
どうやら 何度もエラーになってしまいますので
コメントで失礼します

ホラーというよりは、表現的に心理スリラーに近かったのかなと思います
目に見える形の表現としてはたいして「怖さ」はないんだけど、
…想像してみると背筋がゾッとする部分もありましたね。
キューザック氏の次第に追いつめられていく表情が
上手く、その焦燥感がみているこちらにも移っていくようなつくりは非常に良かったです
返信する
怪談 (サテヒデオ)
2009-08-26 23:49:35
MESCALINE DRIVEのサテヒデオです。
トラックバックをいただいたのに返せなくて申し訳ないです。gooブログとの相性がよくないようです。
タクシードライバーのエピソードは、ホラーの文脈で読むと怪談話に受け取れますが、人を驚かせることが好きなタクシー運転手にピロEK様が騙されたというお話かもしれず、また、そんなタクシーに乗ったという事実が一切なくて、私たちがピロEK様に騙されているのかも。
怪を語らば怪至るともいいます。お気をつけて。
返信する
★★コメントありがとうございます★★ (ピロEK(sakuraiさん、makiさん、サテヒデオさんへ))
2009-09-20 22:05:15
★sakuraiさんへ★

いつもコメントありがとうございます

>葉っぱになっていた・・・・
>ということではなかったのですね。なはは。

最近、道路の側溝に脱輪しちゃって車を壊しちゃいました。
これは…ちょびっと怖くて記事にしていない事実なのですが、その事故現場ってのがタヌキ親子の目撃現場
こんな記事書いちゃったからバチが当たったとか??…オカルト信じない私らしくも無くびびっております。

では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いします。




★makiさんへ★

いつもコメントありがとうございます

>ホラーというよりは、表現的に心理スリラーに近かったのかなと思います

オカルトを信じない主人公と原作者がそういった風に思える描写を導いたんでしょうか?
確かにそんな感じでありました。だからホラー嫌いな私でも普通に鑑賞出来たんでしょうかね。

では、また来させていただきます。今後とも宜しくお願い致します。




★サテヒデオさんへ★

はじめまして。コメントありがとうございます
コメントを頂いた後、長く放置してしまって申し訳ありません

>トラックバックをいただいたのに返せなくて申し訳ないです。gooブログとの相性がよくないようです。

gooブログってセキュリティがキツくて、すぐにスパム扱いされちゃうみたいです。
コメントにURL打ち込んではじかれてしまうようなら確実にソレです。
過去には自分自身が自分のブログにコメントできない事態にも2度ほど起こりました。
その場合はgooブログの事務局に問い合わせれば解除してもらえますよ。

>また、そんなタクシーに乗ったという事実が一切なくて、私たちがピロEK様に騙されているのかも。

なんか小学校の時に友達が居なかった子供の常套手段…ってヤツみたいですね

>怪を語らば怪至るともいいます。お気をつけて。

そのような事を言われてしまうと恐ろしくなります。
上記でsakuraiさん宛にも書いたんですけど、そのタヌキの目撃現場で自動車事故起こしちゃったんですよね先日。
偶然なんでしょうけど、こんなところに記事書いたせいで何かに招かれてる…なんて事で無いように祈っております。

では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願い致します。
返信する
TBありがとうございます (ONE OF THE BROKEN)
2010-03-14 17:23:53
アメリカ映画っていうのはキリスト教の影響が大きいですから、
日本人にはわかりにくい部分っていうのは少なからずありますよね。
特にホラーは宗教観がダイレクトに出ますから
日本人にはピンとこないのもしょうがないのかも知れません。
私の場合はカトリックの幼稚園に通ってたことがホラー好きになったことと関係あるのかも...(笑)
返信する
★★コメントありがとうございます(2)★★ (ピロEK(ONE OF THE BROKENさんへ))
2010-03-15 22:47:39
★ONE OF THE BROKENさんへ★

いつもコメントありがとうございます

>特にホラーは宗教観がダイレクトに出ますから

やっぱそうなのでしょうね。
洋画だとビックリはしても怖くないですからねぇ。

>私の場合はカトリックの幼稚園に通ってたことがホラー好きになったことと関係あるのかも...(笑)

キリスト教徒の方は日本人でも洋ものホラーが怖いってなるんでしょうか?マジで疑問。

では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
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