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【映画】ハッピー・デス・デイ 2U…BTTF2ではなく、かまいたちの夜の追加分岐っぽい続編

2024-06-09 22:08:11 | 映画・DVD
本日は、2024年6月9日(日曜日)です。
朝まで孫が泊まっていて、娘と合流させるため孫と娘婿を連れて、娘が夜勤明けに行っていて、一緒に行動するという友人の家まで
その後「ロピア」に買い物に行って、帰宅後昼寝。
「Prime Video」「マッドマックス/サンダードーム」を観た日です。



以下は、映画鑑賞記録です



「ハッピー・デス・デイ 2U」🎂
監督 :クリストファー・B・ランドン
出演 :ジェシカ・ローテ、イズラエル・ブルサード、フィー・ヴ
制作年:2019年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Happy Death Day 2U

2024年5月30日(木曜日)の夜「Prime Video」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
2017年の映画「ハッピー・デス・デイ」の続編。
9月19日の火曜日、車の中で目覚めた大学生ライアン・ファン(フィー・ヴ)が、朝、寮の自分の部屋に戻ると、ルームメイトのカーター・デイヴィス(イズラエル・ブルサード)と、その恋人ツリーことテレサ・ゲルブマン(ジェシカ・ローテ)がいちゃついているところに出くわす。部屋を追い出されたライアンは、研究室に向かい、同じ研究室のサマール・ゴーシュ(スラージ・シャルマ)とアンドレ・モーガン(サラ・ヤーキン)と合流し、量子反応炉“シシー”の研究を再開するが、前日までに数回学校中を停電させてしまった研究に怒った学部長ディーン・ロジャー・ブロンソン(スティーヴ・ジシス)によりプロジェクトが中止されてしまう。その後、ライアンは物音で使われていない研究室におびき寄せられ、ベイビーフェイスのマスクを被った何者かに殺されてしまうが、目覚めるとそこは9月19日火曜日の朝だった。このことを“デジャヴ”と、カーターとツリーに伝えると、昨日までの経験から事態を察知したツリーは、この事態をライアンに説明する。ライアンは、シシーがタイムループを作るきっかけであると気づく。その後同じ9月19日を過ごすライアンだったは、ベイビーフェイスに追われることに成功、マスクを剥がすとそれはもう一人のライアンだった。



感想
前作が割と面白かったので、引き続き観たかったのですが、その時にはサブスク入っていれば無料の範囲内に無かったので、今回無料に来ていたので鑑賞

前作はホラーテイストが強めだったけど、今回はSF風味が強い続編
いずれにせよコメディ。

前作の最後、主人公女性の彼氏になるカーターのルームメイトで、前作では脇役だった、アジア系ルームメイト=ライアンがタイムループに入ってしまうことから始まります。
彼も命を狙われており一度死亡。
彼の2度目のループで事態にいち早く気づいた前作からの主人公の女の子の知恵で、殺人犯を取り押さえると、それもライアンで、自分を殺さないと大変なことになると発言。
このつかみはOKなのですが…あれこの部分は全く回収されない展開でしたね。

タイムループの原因となっている装置がアジア系ルームメイトが作ったものであることが判明し、ここで前回のただの不思議話が、SF(風)設定に昇華…
なはずですが、ここで「じゃあ、なんで前回はタイムループが閉じたんだよって頭に浮かびます…ですが、この部分も説明もしてくれません

なおかつ、タイムループは一歩進んでパラレルワールド、かつ前作と同じ前日に飛ばされてしまう主人公女性…
マシンの暴走なので、このパラレルワールドに移ってしまう理屈の細かなことは省略なのでしょうが…
そもそもループでやり直しているのでパラレルワールドがあるのは分かっていましたが、今回は、本来はたどり着けないはずのもっと昔の分岐以降の世界に移ってしまったということです…かね
この設定に、ちょっと前に観た「ザ・フラッシュ」が頭に浮かびましたが…要は深い設定ではなくデタラメ設定の延長なのだと、ここで気づきます。

で、このパラレルワールドの9月18日では、
彼氏は他の女性と付き合っており、
母親が生きていることが判明。
前作で自分を狙っていた女子大生も(動機がないため)犯人ではなく被害者側
連続殺人鬼を倒そうとした主人公は結局死亡しタイムループが再会
前作で死んで生き返るのが体力的に限界だったはずの主人公ですが、今回も、またどんどん繰り返します。

タイムループを繰り返す中で、量子反応炉を正しく動かす方法を記憶していき解決に至らせますが、ここに学部長の邪魔と(早めに邪魔しにくる理屈とか全くわかりません…好き勝手です💦)、倒さないと危険を放置することになる殺人鬼が残っている次第。
今回の黒幕は、なんか雑に、不倫医者と奥様でした。
この大学の関係者は、何か気に入らないことがあると、あの仮面を被った殺人鬼になるようです。

前作は、ループを繰り返すことで「恋はデジャ・ブ」のように人間として成長していく主人公の話でしたが、
今回は、母親と彼氏のどちらを選ぶか…みたいなことがお話のメインです。

おおまかにこの映画のイメージを伝えると、
スーパーファミコンソフトの「かまいたちの夜」を1回クリアした後、もっと突飛な追加分岐が生まれて、そこで冒険することになるようなイメージの続編。

冒頭付近、劇中で語られていたような「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」のような展開を最初は期待しましたが、残念ながらそうはなりません
また、これは夢だと考えたアジア人学生の口から(監督だか脚本家だかが好きなのか)「インセプション」の名前も出てきますが、それっぽくも無いし、伏線でもありません。

総じて、愉快な映画ではありましたが、脚本は安っぽくて雑
雰囲気とコメディを楽しんだ方が良いようです。
いらない説明の無かった前作の方が良くできた映画に思えます。
まぁ、前作観たのなら、観ても良いんじゃ無いかな…イメージを崩されるとかではありません。

最後に、なんぼでも続編が作られそうな感じで終わりますが…
その後無いので、そこまで評判は良く無かったのかな。
(仮に作りうとしても、俳優さん達に大学生役がキツくなっているほど時間が経過しちゃってますね。)


ということで、点数は3点強(5点満点中)です。



(当ブログ内の関連記事)
2023年11月22日 【映画】ハッピー・デス・デイ…嫌なアバズレ女が、だんだん可愛くなっていく妙



では、このあたりで



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2 コメント

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Unknown (over-the-magic)
2024-06-10 15:23:29
ホラー風味のSFコメディでしたね。
主人公のツリーがかなり魅力的なキャラで、設定や脚本よりもキャラクターの押しで乗り切った感じw

本来は続編の予定があったらしいですが、前作より興収が半減したとのことで打ち切りに。
この出来ならそれも止むなしといったとこですかね(^^;
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Unknown (piro-ek0324)
2024-06-16 21:28:55
@over-the-magic SFでしたね。
細かな部分が雑だったり、投げっぱなしな設定もありますが、続編さえあれば、いろいろ説明がついて、面白いシリーズになったのかもしれないですね。
その点は残念です。
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