【映画】Ultraman: Rising…一番気になったのは後ろにあったオモチャのロボットが隠大将軍かどうかって事（多分違う）

本日は、2024年6月23日（日曜日）です。
本日は、朝から娘夫婦のiPhone📱更新に付き合って昼過ぎまで過ごしました。
（娘の携帯電話は、機種更新時期の都合上、私の名義のままなのです…残価型で新型買うと名義切り替えが若干難しいのです。）



以下は、映画鑑賞記録です



「Ultraman: Rising」⚾️
監督　：シャノン・ティンドル
出演（声）：クリストファー・ショーン、ゲデ・ワタナベ、ジュリア・ハリマン
（私は、山田裕貴、小日向文世、早見あかりで鑑賞）
制作年：2024年
制作国：日本🇯🇵／アメリカ合衆国🇺🇸
原題　：Ultraman: Rising
アニメーション作品

2024年6月15日（土曜日）の午前中までに数回に分けて「Netflix」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
日本の特撮シリーズ「ウルトラマン」を元にしたアニメーション作品。
アメリカ大リーグで活躍したスター野球選手、ケンジ・サトウ（声：クリストファー・ショーン）が、読売ジャイアンツに移籍する形で日本に戻ってくる。しかし、ケンジが日本に戻ってきた本当の理由は、父親であるサトウ教授（声：ゲデ・ワタナベ）が担っていた巨大ヒーロー“ウルトラマン”を引き継ぐことだったが、父のようにウルトラマンを上手くこなすこともできず、保護すべき怪獣達も、人間の防衛組織により過剰な攻撃をされてしまう。



感想
アメリカのカートゥーン系アニメーションの体で作られたウルトラマン。
デザイン的には、初代のウルトラマンのまま、カートゥーンなデフォルメがされたもの。
私たちが慣れ親しんだウルトラマン…そのコメディ系でもシリアス系でも無い…今までに無い雰囲気のウルトラマンです。
とはいえ、違和感は特になく、普通に楽しめます
面白かったし、嫌いじゃ無いです

テーマは親子ってことのようです。
まずは、怪獣の子供を育てるウルトラマンという主軸
ウルトラマンとなっているケンジにも父親や母親との関係があって、
ケンジを取材するジャーナリストの女性…描かれていなかったけど多分シングルマザー…にも子供（この子供は、ウルトラマンが好きでヤンチャだけど女の子というポリコレ配慮キャラ）…ついでにこの方には母親の存在も描かれています。
敵ボス…防衛組織のトップにも、失った娘がいて。
怪獣にも本当の親がいます。
…くどいぐらいでしたが、お利口なテーマですし、マイナスポイントではありません。

他にこの映画の特徴はプロ野球の描写⚾️
主人公は、大谷翔平ばりの大リーガーという設定で、そんな彼が、ウルトラマンを後継しないといけない事情があって日本に帰国…しかし前述のように、大物選手なのでウルトラマンの活動と、怪獣の赤ちゃんを育てていることが、プロ野球選手の活動に影響し、成績は低迷…みたいな話。
ここで重要なのは…
読売ジャイアンツ、阪神タイガース、ヤクルトスワローズ…といった実在のチーム名が出てくる部分、架空のチーム名だと安っぽく感じるので、こういうのをクリアするのは重要です
また、松井秀喜、イチロー、大谷翔平といった実名も登場します…今回は名前だけだったので、次回作があれば本人が出てきたりしてほしいところです
（とまで言いながら、私はあんまり野球には興味ないんだけどね💦）
過去のウルトラマン作品では、こういう現実とのリンクってあんまりないと思うので新鮮でもあります
彼らの名前が出てくるってことは現代が舞台なのでしょうが、ケンジの家も防衛組織もかなり進んだ科学力です💦

あとは、

怪獣の赤ちゃんが可愛く見えてくる映画

お父さんのウルトラマンは、カッコ悪くてかわいそうです。
…変身したらカッコ良くなるでも差し支えなかったのだけど。
あの足を痛めているお父さんの杖🧑‍🦯って「ウルトラマンレオ」のモロボシ・ダン隊長の杖へのリスペクトよね

このアニメの中では、防衛組織がすごく強くて、巨大ロボとか持っています。
今回のウルトラマンは「ウルトラマンコスモス」ばりの怪獣保護路線なので、この防衛隊は敵なのですが、殲滅目的ならウルトラマンは必要ないレベルです。

ウルトラマンになった経緯とか、どういう仕組みのウルトラマンなのかとか…
（憑依型なのか、人間への変身型なのか、主人公に受け継がれた能力なのか等）
全く説明がありませんでしたが、これは“あえて”らしいということを何かの記事で見ました。
途中から観始めた感を演出しているらしいです。

観ていて一番気になったのは、ケンジの部屋にある戦隊ロボって…あれ何ってこと。
隠大将軍っぽかったけど、だったらうちの息子と同世代
（止めてみたりしたので、多分隠大将軍ではないです…似たような他の戦隊ロボがあるのかも知れませんし、全くのオリジナルなのかも知れません…東映の許可が出るとも思えませんし）

なんども言いますが、お利口な展開の順当なお話です。
そんなことに関わらず、嫌いじゃない良いアニメです


お母さんが行方不明なままなので、続編はありそうと思って観ていたら、ポスクレでお母さんはM78星雲にいるらしい情報が…なので続編は宇宙なのか、別のウルトラマンが登場なのか…少し期待です


声優は、原語版はピンとこない方々（知らない方々）なラインナップでしたが、
日本語吹替は、主人公に山田裕貴…若干、下手さが気になります。
小日向文世も、声が小日向文世過ぎるので気になります。
早見あかりは悪くないです…彼女は「シン・ウルトラマン」にも出ているので、その流れでのキャスティングかも知れません


ということで点数は４点（５点満点中）です。
元祖の「ウルトラマン」に対し「シン・ウルトラマン」とは全く違う切り口でリスペクトした映画でした。



（当ブログ内の関連記事：ウルトラマン関連）
2010年05月10日　【映画】ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ＆ウルトラマンガイア 超時空の大決戦…田代万引注意の巻
2007年06月30日　ウルトラマンメビウス＆ウルトラ兄弟…宇宙の防衛力はこの20年神戸に集中？
2009年06月21日　【映画】大決戦！超ウルトラ８兄弟…豪華になったけどメビウス（TV版）ほどのテンションは…
2010年07月09日　【映画】大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE…の記事と大阪出張とか色々
2011年07月10日　【映画】ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国
2022年12月03日　【映画】シン・ウルトラマン…斎藤工が似ているのか、斎藤工に寄せたのか



では、このあたりで



★当ブログ内映画ＤＶＤレビューの検索はこちらで★