チームしましま

我が家のカフェ猫たち、その名もチームしましま

りんことにっこり箱

2017-06-09 12:10:00 | りん

 

 

いいお姿勢でテレビを見ているように見えるきりちゃんですが 

 「サラサラの白砂」などには興味はないんです。

 このジャングルにっこり箱に詰まっている

 

りんちゃんを

 どう扱えばよいのやらと困っているのです。

 

楽しそうに遊んでいるでも無し

 ちょいちょいを仕掛けてくるでも無し

 

『でも何かして欲しそうにこっちを見つめてくるのですにゃん。

 りつこ、対応に当惑しておりますにゃ。

 

でも、何だか面倒くさそうな予感だから

 

 

 

逃げるが勝ちですにゃ~』

 そんなきりちゃんを恨めしそうなおかおで見つめるらってくん。

 

それでもね、

根がまじめな優等生のきりちゃんは

 

やっぱり気になるらしく

 ずーっと様子を見ています。

 

うっ

らってくんがものすごく困っていますね。

 お気の毒なので近くに転がっていた

 

こんなものを投入してみました。

 さあ、これをきっかけに現状を打破できるだろうか?

 

そしたら

 

『そのビヨンビヨン、好きですにゃ~』

 もかちゃんが走って来たので

らってくんはチャンスとばかりに逃げ出しました。

 

 でももかちゃんが来たのはあくまでもビヨンビヨンに惹かれて、ですから

 りんこの事など構ってはくれませんので

 

『りんこ、これは相当不本意ですにゃん

りんちゃん、かなり不満よ~。

 

それなのに

 

 もかちゃんたら本格的にビヨンビヨンに熱中しちゃって

りんちゃんを完全に放置しています。

 そしたらさっき敵前逃亡を図ったきりちゃんなのに

 ビヨンビヨンの誘惑に負けて戻ってきましたよ。

 

 『きりちゃん、さっきは面倒くさがって逃げたくせに

もしもりんこが頑固おやじだったら

 どの面さげて戻って来やがったんだー 

って怒鳴るところですにゃ~よ

りんちゃん、ますます怒り心頭です。

 

するとそこに

 

癒しのミスター茶トラが現れた

さあ、傷ついた乙女を優しく癒してくれるかしら?

 『…

 素通りして行きやがった、ですにゃ

 

ますますご機嫌が悪くなるりんちゃんの箱からは

とうとう誰もいなくなっちゃった。

 そもそもあなた、一体何がしたかったのよ?

初めからもっとみんにゃに理解されやすい遊び方をしたら

みんにゃで楽しく遊んで

その箱みたいににっこりになれたと思うけれどな~。

 

 

しばらく前から時々ウンチョスの状態が良くない誰かが居たんです。

 

 

ある日やっと現場を押さえました。

ウンチョスの主はらってくんでした。

 

車で5分少々のかかりつけは夜8時までなのでまだ1時間あります。

そそくさとらってくんをキャリーに入れ、

ついでに誰かのワクチンも一緒に済ませてきちゃおう‼

 

こんな時、簡単に捕獲できるのはやっぱりちーのくんなんですよね。

 

らってくんは確かに腸の動きは下痢っぽいのですが

ごはんもよく食べるし元気もあるし

便は緩いだけで特に何も出なかったので

整腸剤を飲んで様子を見ることになりました。

そしてちーのくんのワクチンはもうすぐ病院が閉まってしまうので

万が一副反応が出たときに診ることが出来ないので

出来れば違う日に改めた方が良いとのことで、

その日は何もせず、キャリーから出ることも無く帰ってきたのです。

 

帰ってからも、特になんとも無かったんです。

 

夜遅く、友達と飲みに行っていた長男幸夫が上機嫌で帰ってきました。

ちーのくんとらってくんは

ソファでいつものようにべったりくっついて寝ていたのですが

そこに聞こえてきたのが上機嫌な幸夫が歌うレミオロメンの粉雪だ‼

 

そうしたらちーのくんが幸夫の部屋を見上げてシャーシャーと

何時になく物凄く怒ったのです

幸夫の歌がとっても嫌なんだな~としか思わなかったんですけれど…。

 

しばらくしたらちーのくん、

らってくんにシャーシャー言い出しました。

「ねえちょっと、ヤメテよ」みたいなシャーじゃ無くて

本気で怒っているんです。

らってくんは身に覚えがありませんから寄っていきますが

蛇の様な顔で怒られてしまいます。

らってくんは悲しくて悲しくて…。

ちーのくんのことを離れた所で見つめながらしょんぼりしょんぼり

 

多分、ですけれど

 

ちーのくんは病院に行って怖かった。

でもキャリーから出なかったから自分には匂いは付かなかった。

ぽんぽんもしもししたらってくんには匂いが付いた。

帰って来た時は平気だったけれど

幸夫の歌が聞こえてきて、すごくびっくりした。

怖くなったので怖かった病院の事も思い出した。

らってくんの匂いが病院の匂いと一致した。

 

という事じゃないかと思うんですがどうでしょうね。

この日は喧嘩になるわけじゃ無いけれどとにかくちーのくんが怒っているので

朝4時過ぎまで気になって眠れませんでした。

わたしとらってくんの間の隙間にちーのくんが丸まって寝たので

こっそり離れてやっと寝たんですけれど

起きた後もずっと怒ってるちーのくん、

この日もぷんぷん怒ってて、

次の日の夕方、寝ているちーのくんにらってくんが

こっそりこっそりそおっと乗ったのです。

そしたらちーのくん、頭を上げてらってくんをべろんべろん。

乗られたことでらっちゃんを認識したとしか思えない

 

それからは少しずつ回復している感じで

一緒に寝ている時もべろんべろんしている時もあるのですが

傍に来ようとするらってくんに

にゃおにゃおと文句を言ったりもしています。

まだまだすっかり元通りとはいえない感じですね。

 

早くにゃかよしのおポンチボーイズに戻るといいなあ