出窓の小さなプラスチックトレイにハマっていたりんちゃんだったのですが
…
…
新しいマイブーム到来の予感。
マイブームは結構な事だけれど
ねえ、それ、ちゃんと抜けるのかな?
ほらほら、ちーのくんが心配して見に来ましたよ。
『気になって見に来てみれば
思った以上のみちみちっぷり
りんちゃんのおしっぽが居所を失って
へんちくりんなところからあふれ出ていますにゃん』
でもこのコは細かいことなんて気にしないりんちゃんなので
『あ~もうもう、トカゲじゃあるまいし
おしっぽなんてちぎれて取れる訳でもにゃいんだから
どっかしらにありさえすればそれでいいんですにゃ~よ
それをいちいちちーのくんたら
ホントにおせっかいにゃんだから
む~』
あらあら、りんちゃんたら心配してもらっているのに怖いおかおですね。
そんなりんちゃんの様子をそっぽを向きつつも
実はものすごく伺っているらってくん。
あのさ、りんちゃん。
あなたいっつも隙だらけで今もやっぱり隙だらけだけれど
コレ、
多分用心した方がいいパターンだと思いますよ。
ほら、あんな風に伸びなんかしちゃって
敵意の無さを懸命にアピールしている時ほど危ないんだって
『はあ?おかあさん、
それじゃあまるでりんこがおまぬけさんのようじゃありませんかにゃん。
りんこは常に緊張感を持って行動していますから
御心配には及びませんにゃ。
このゴロゴロらっちゃんはゴロゴロしながら
今につま先じゅるじゅる加工でも
始めるところですにゃ~よ』
なんてこと言って油断しているので
…
…
やっぱりこうなる訳だ
それでも間一髪逃げ出したりんちゃんは
フェンスの前でずーとここにいましたよ、のフリ。
いや、そんな訳ないことは
あなたを含めて全員が知っていますとも
一方箱の横取りに成功したらってくん
『にゃにか問題でもありますかにゃ?』
とぼけたおかおしてもだめ。
問題山積だってば
ほら、ちーのくんが来た、
イクメンちーのパパさん、この悪い悪いらておくんに
ビシッと注意してやって下さいよ。
『う~ん、
注意…
そうですにゃ~、
…
…
この通りらっちゃんも反省しているみたいですにゃ~よ』
んもう、頼りないパパさんね、
こんな時は父親がビシッと言って聞かせないと
ダメじゃないの
…って
どっちも聞いてないし
まあ、父親がって言ったってねえ
実際父親じゃないから言いがかりも良いところだし…
という事で主の変わったこの箱では
りんちゃんと同じようにらってくんが
みっちみちに詰まっておりました。
そしてグレー同士
…
…
同じことするんだね。
でもおしっぽの扱いは
らってくんの方が上手みたいで
ムリなく自然に収まっていたのでありました。
ところでね、
このらってくんと初めに入っていたりんちゃんを比べると
やっぱりりんちゃんの方が溢れかえっていたような気がしますが
発表します
ドゥルドゥルドゥルドゥル…
実はらってくんたら
3.75㎏でりんちゃんよりも微妙に大きかったんですよ。
どうしてでしょうね?
やっぱりりんちゃんておっきく見えるんだな