昨日は競技志向になる原因を作ってくれた、喧嘩別れをしたTさんから電話があった。
ほとんど8割はそのTさんともう一人の3人でここ数年はゴルフをしていた間柄だったのだが
ちょっとしたことで喧嘩(?)をしてから一緒にゴルフには行かなくなった。
丁度良い機会だったので一人でゴルフが出来る競技に参加しようと思ったのだ。
数ヶ月して1度ゴルフの誘いがあったがすでにいろいろな予定が入っていたので
競技を目指すと言ってお断りをした。
その後1度飲み会の誘いがあって断る理由もないので3人で飲んだ。
ということでこちらから電話をしたことは一度も無いのだが今回が3度目の電話。
「練習は行ってますか?」とTさん
「行ってますよ。でもアプローチ中心でやってます。今日も行きますよ」と自分
「じゃあ見に行きます」とTさんが言う。
どうやらショットに悩んでいるらしく参考にしたいということらしい。
昔はよく一緒に練習に行っていたが、負けず嫌いのTさんは自分が見ていると力んでしまって
全く打てないということで、一緒には行かなくなったのだ。
自分もそのころは自分のいろいろな理論を相手に納得してもらいたかったので
打てないTさんに多少技術面で偉そうなことを言ったのも嫌だったのだろう。
今は自分の技術や理論のレベルの低さもわかっているし、スイングは人それぞれということも
わかっているので絶対に相手に理解してもらおうなどとは思わないので、あくまでも自分は
そう打っているし、そう思うという言い方しかしないのだが昔は違っていたのだろう。
Tさんはクラブは持って行かないと言って手ぶらで来た。
アイアン打ってくれますか?
というので8Iで数球打ったが相変わらず不調で参考になるようなスイングでは到底ないだろう(笑)
一般的なスイングではないので昔やっていた一般的なつもりのスイングをしてみると
「普通にも打てるんですね。その方が体で打っているように見えますけど・・・」
と言われた。
確かに普通っぽいスイングなのだろうが、それで何年も試行錯誤して
結局はモノにならなかったのだから、自分としては自分が自然と感じる打ち方の方を選んだ。
シニアツアーは50歳以上のプロが出場しているが、石川遼のようなスイングをしている人は誰一人
いないといっていいだろう。
そこいらへんの練習場で打っている変なスイングのオヤジみたいなのばかりだ。
なんのストレッチもせずにこれからどんどん老化が進む自分がスイングの再現性を高めるには
自分が動きやすい動きを出来るだけ取り入れるべきだと思う。
ドライバーに関しては相変わらず好調で
「すげーぇなぁ、曲がらないですね」
と良いところを少しは見せられて良かった。
LWのアプローチについてみてもらったら
「40yのスイングにしてはテークバックの大きさが以上にでかいですね」
とちょっとバカにされた感はあったが、自分の感覚なのでこれについてはこのまま練習しようと思う。
自分ひとりで練習しているのと、人に見られているのでは勝手が違って
ちょっと失敗するんじゃないか・・・という緊張感があったが、これがコースでの結果を求めたときの
緊張感に近いものなのかもしれない。
結果としては意外にそれなりに打てて、以前ならなんとなく失敗しそうと思った時点で失敗が確定していたが
球数を打つことによって体が勝手にそれなりにいい動きをするようになってきたのだろう。
60度で70yを打つのはやはりかなり無理があるので、力みとタイミングのずれで
大きくトップした。
練習を重ねてミスが多いようなら最大飛距離を若干落とす必要があるかもしれない。
今、Tさんに電話をして昨日のスイングの印象を聞いてみたら
「想像していたのとは全く違ったが、ラインは上手に出していると思った」
と言っていた。
今はフェースの芯に上手く当てられないが、練習により確率は上げていけると思う。
とりあえず真っ直ぐに飛ぶスイングがいいスイングと信じて迷わずに練習しよう。