今回のラウンドでのスコアの打ち分けは
バーディー 1
パー 9
ボギー 4
ダボ 4
となった。
72で回るための絶対条件はダホ以上を出さないということなので
その問題の4ホールについて考えてみよう。
はじめは前半の16番 315の左ドッグレッグの短いミドル。
ティーショットは左の角にある3本の木を避けて右に打って100y前後を残したかったが
左に飛び出し木をすり抜けてフェアウェイに飛んだのだ。
ラッキーではあったが、そこに落とし穴があった。
ボールがディボット跡の目土した砂の上にあったのだ。
あまり気にしなかったがやはりらいが悪かったようでダフって跳ねてトップして
グリーン奥のOBゾーンに・・・
攻略データに「奥のOBが近いので注意」と書いてあったが見ていなかった。
次を乗せて2パットのダボだったので、問題はそのショットに尽きる。
原因は悪いライからSWで打つことの難しさが良くわかっていないことだ。
場合によってはPWや8Iなどで転がしていくことも必要だろう。
練習場と違ってボールのライや傾斜がいろいろなので
その時々の最適なボール位置を探すことがこれからの課題となりそうだ。
次は後半の3番 321yのミドルホール
真っ直ぐ200yほど打ち下ろして、そこから直角に右にドッグレッグして上っていくホール。
ティーショットは6Iで完璧な場所に運んだ。
良いライからかなりの打ち上げで、少しでもショートしたら下まで落ちてきそうな斜面だ。
上げようと思わないようにAWのロフトを信じて打ち込んだら逆にダフって斜面に止まった。
次のショットもグリーン面までかなりあったし、かなりの上りの斜面からでロフトが更に寝てショートしたくなかったので
手持ちの一番ロフトのあるPWで被せ気味に打ったら奥のベアグランドまでいった。
手前のピンまで20y以上あったので乗せて2パットは仕方がないか。
午後もバーディー、パーときて、3ホール目で簡単と思われる短いミドルだったので
確実にボギー以内は取りたかったが、この日は全体的に短いアイアンが鋭角的に入りすぎて
薄いこの次期の芝ではミートが難しかった。
ボールの位置を右寄りに置いて、軸をボールの位置に持ってこようという意識が強かったので
軸が突っ込みすぎると鋭角的にヘッドが入るようだ。
それ以外のショットでも左足寄りに置き過ぎてヘッドが届かずトップしたショットもあったので
そのあたりの微調整が今後の課題かもしれない。
このホールのミスはセカンドショットなのだが、通常のホールなら次に乗せて2パットのボギーで
堪えられるところを急斜面からの距離のある難しいショットが残ってしまったことで
次も奥にこぼしてしまったのだ。
このホールはミスを次に引きずってはいないところは成長が見える
以前ならトリプル以上の可能性が高かっただろう
冷静に監督が采配を振るって最小失点で抑えたと言えるだろ。
3回目のダボは5番356yの打ち下ろしの短いミドル
ティーショットの落としどころが両サイドの林やバンカーでプレッシャーをかけているホールだが
冷静に4Iで残り120y地点に運んだ。
お立ち台のような絶好の位置からの9Iのショットがかなりダフったが下りで
グリーンまで10y地点に転がり落ちた。
ここで寄せて入れればパーもあるが少しダフリ気味で3mほどショート。
ここで無理して狙いに言って1mちょっとオーバーし、返しも入れられず
3パットのダボとなった。
ここでの問題点は一見セカンドのダフリに見えるが
結果としてはグリーンにアプローチできるところに行ったのであまり問題ない。
問題は3mを狙いに言ったファーストパットだろう。
「パーオンしないホールの3パット」を避けることが重要だったのだ。
3番のセカンドと、この5番のセカンドのミスは感覚としては同じようなショットだった。
下りと超上りで結果は大きく違うのでなんとも言えないが、ミスの後をどう処理するか・・・・
ということになにか答えがあるのではないかと思える。
最後のダボのホールは7番で実測ピンまで55yほどの変則ショート
自分はフルショットでグリーンを攻めるのが得意なので
いきなり55yというのは超苦手なパターンだ。
それでも、最近はある程度のコントロールショットも出来るようになったと喜んでいたのに
やはり落とし穴は隠れていた。
テークバックした後に、「少し小さめのトップから加速しよう」というちょっとした思い付きが頭をよぎり
リズムが悪くなり頭を叩いて気にもしていなかった手前の池に一直線。
グリーン脇の特設ティーから寄せきれず2パットのダボ。
やはり不得意な部分が露呈した。
寄せて2パットはまあ冷静だった方だろう。
今回の4回のダボは連続してはいないのでそこが良かったと思う。
結果論かも知れないが、ダボの後に気持ちが切れなかったと思う。
これは、最悪でも95を叩かないということを心のどこかに持っていられたので
一打をおろそかにせずにいられたのだと思う。
ただ、ショットでミスをしたホールで、パーを狙いにパッティングで無理をしたホールは
心の問題があったと思う。
冷静に2パットでいつも通りボギーを狙えば逆にパーもあったかもしれない。
そこに心の波風があったといえるだろう。
全体としては心のコントロールが上手くなってきたように感じる。