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焼酎大好き箏弾き『ぴっくん』の面白い毎日♪

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今日は無題。タイトルが付けられないです。

2012年06月21日 | ライフ・LIFE・ライフ
台風一過で誰もが目を奪われるほど綺麗な空の昨日、雲はふわふわで手でつかめそうな夕方でした。
とうとうこんな日記を書かねばならないことを迷い逡巡し、決断するのに一日かかりました。
こんなに悲しく辛い日は、いったいいつ振りだろう?と思い返しても全く思いつきません。

先日、富士山に行きました。
5合目の小御嶽神社にお守りをいただきに行ったのです。
私は富士山が大好き。
富士山信仰といっても良いくらい、ここぞ!というときの神頼みは富士山なのです。
昨年も大切な友達が手術の時に富士山にお守りをいただきに行きました。
それで大成功だったので、私の富士山信仰は完璧なものになったのです。

神様に手を合わせ、どうか良くなりますように!
とそれだけを心から祈った友人が、昨日天に召されてしまいました。
高い所で祈り過ぎたせいかなぁ。。。と、それも今だから思えるほど昨日は何も出来ませんでした。

昨日は、そのお守りを持ってお見舞いに行く約束の日だったのです。
そしてその悲しい事実は病院で知りました。

私たちは彼をあびちゃんと呼んでいました。
あびちゃんとはもう10年以上も前に、愛犬(ラブラドール)を通じて知り合った友達でした。
私らオバちゃんオジちゃんに囲まれた飲み会でも、20歳になったばかり位の彼はちょこんと座ってみんなに「可愛いね!可愛いね!!」と本当~に可愛がられていたのです。
私のコンサートにも何度も足を運んでくれました。
マンちゃんも私も本当の甥っ子の様に愛おしく思っていました。

だから、昨年の夏に思いもかけない病気になった時にはもうどうしたらいいか判らないくらいにショックを受け、でも絶対に治して見せる!と、医者でも無いのに思いました。
先月お見舞いに行った時は食欲がないあびちゃんに駅弁を買って行ったのですが、年明けには感じなかった嫌な感じを少しザワザワと感じて、この数日は一日に何度も何度もあびちゃんのツイッターを確認したりお返事したり、みんなで一緒に戦っている気持ちでいました。

(だめだ、変な感傷を入れずに書きたいと思ったのに。。。)

頭が良くて心が優しくて(それはもうバッチリ顔に出てるんだよ)みんなに愛されている子です。
(毎週のように土日でお見舞いが6件も!それはお互い笑ってしまいましたよ)
31歳、これからのことが本当に本当に楽しみでいました。

ただ、あびちゃんの壮絶な闘病からはまた同時に計り知れないほどたくさんのものをもらいました。
生きる事も死ぬこともこんなにも大変なんだと、思い知らされました。
もちろん、それをあびちゃんに教えてもらいたくは無かった。
どんな悩みも苦しみも、彼のつぶやきの前では塵のようなものでした。

だから、なんにも上手にはまとめられませんが、今日のブログに書きました。
人前でわーわー泣きたくない、と思いながら涙の止まる日はしばらく来ません。