言葉を紡ぐ2011年の立秋

小学生になって作文の時間が大好きで。

そのころから妄想族だったんでしょうね。

姉のおさがりばかり着て、いつかきれいなお姫さまになる夢。

仕事で疲れていても、花丸いっぱいの作文帳をじっくり読んで母はいつも大喜びでした。

そんな記憶が蘇る深夜。

これまでもこれからも、何があっても言葉と一緒にいたいと思います。


今晩の川柳文学コロキュウム句会の入選句です。


「浸透させるアダムとイブのカルマ」　　印象吟

「緑からグレーになれるおまじない」　　印象吟

「裏声をモデルチェンジする深夜」 宿題 チェンジ

「ピンク色にするチェンジアップのボール」　　宿題　チェンジ

「アラームが鳴って羽衣に着替える」　　宿題　チェンジ

「陰干しをしているひと夏の秘密」　　席題　涼

「ざわざわを隠した立秋の日傘」　　自由吟

「夏雲になったマリアさまのえくぼ」　　自由吟