『阿波よしこの』の名手をしのぶ会を開催

本場徳島の阿波おどりが閉幕して、早2週間。時の足の速さ、
そしてまったく休まない持久力には、舌を巻きます。

とはいえ、いつも前向きなピジョンズ・パークとしては＾＾；）、
この間、どんな実りがあったのかと振り返るよりも、
何かしら新しい情報を読者の皆さんにお伝えしなければと思っています。

さっそくです。阿波おどりと言えば『踊る阿呆』に『見る阿呆』が
合い言葉になっていますが、それを唄ったのが、
阿波おどりのお囃子『阿波よしこの』です。

「♪はぁら、えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、よいよいよいよい。
踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら、踊らにゃ損々」と唄われる名歌です。

そんな『阿波よしこの』の名手、徳島の至宝といわれた人がいました。
県内はもとより全国にその名を知られた『お鯉さん』（多田小餘綾さん）です。
誰もに惜しまれつつ亡くなられたのは今年4月のことでした。享年100才。

そこで旧交のあった知友会（代表・篠原勝彦さん／美馬市穴吹町）の
メンバーらが、在りし日の『阿波よしこの』の名手をしのび、
また、かつての厚情に報いようと、明日30日夕方から
『お鯉さんをしのぶ会』を企画・開催します。

当日は、阿波おどりの名手『四宮生重郎さん』（ござる連連長）も
登場されるそうです。徳島が生んだ偉人の足跡を振り返る一夜。
皆さんで足を運んでみてください。

【お鯉さんをしのぶ会】
日時　平成20年8月30日（土）19時～
会場　美馬市穴吹町辻　赤のれん駐車場「特設ステージ」
席料　無料
第1部　『お鯉さんを語る』四宮生重郎さんトークショー
第2部　『千の風になって』オカリナ演奏
ほか
主催　『知友会』
問い合わせ先　090-4789-0368（知友会代表・篠原勝彦さん）

※上の写真は、知友会代表の篠原勝彦さん。
昨年、知友会が主催した『穴吹阿波おどり大会』会場で撮影。


▲お鯉さんをしのぶ会前日。知友会メンバー総出で用意した会場