POPPO NEWS 2

徳島県内の旬をピジョンズ・パークが発信中。
イベントや祭り、自然、観光名所など、ふるさとの魅力満載!

梅の花が散り始めた『観梅苑』

2009年02月28日 | 徳島の花景
早春はゆっくりとやって来る割には、
足早に去って行くものなのかもしれません。

県内各地の梅どころで、花のほころびが言われていたのもつかの間、
早くも盛りを過ぎた木が目立ち始めています。

徳島県鳴門市板東にある梅どころ『観梅苑』でも、
散ってしまった花びらが地面に目立ち、
枝のつぼみは残り少なくなっています。

花びらを散らし、そして青葉を茂らせ、
梅を実らせる季節へと移っていくのですね。

とはいえ広大な敷地に植えられた約1000本の梅は、
今はまだ見頃の木もあり、
この週末は、最後の梅の花見を
十分に楽しむことができるのではないでしょうか。


▲今週末あたりはまだ見頃。奥の大麻山では緑が濃くなってきた


▲散りゆく花びらのそばで、開花を待つつぼみは残り少ない


▲満開の見頃を迎えた枝も、まだたくさんある


▲しだれ梅は、まさに今が見頃だ

『観梅苑』の関連記事もご覧ください。→『観梅苑の梅花は今、二分咲き

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さようなら『BANDOロケ村・歓喜の郷』

2009年02月27日 | 徳島の暮らし・人
日本ではじめて、
ベートーヴェン作曲『交響曲第九番・歓喜の歌』
通称、第九が演奏された地といえば、
鳴門市板東にあった旧ドイツ兵俘虜収容所。

今から約90年ほど前の第一次世界大戦の最中、
板東俘虜収容所で暮らした旧ドイツ兵と
地元の皆さんの間であたたかな交流が生まれ、
そこに人種や国境を越えた熱い友情がはぐくまれたそうです。

この史実をモチーフとする物語、映画『バルトの楽園』は、
2006年6月に全国公開され、人気を博しました。

そして映画の撮影にあたって、
当地に築かれたロケセットがそのまま残された
『BANDOロケ村・歓喜の郷』はその後、
鳴門市の観光名所の一つとして、多くの観光客を集めてきました。

ところが、この名所が惜しまれながらも
明日(2月28日)をもって閉村となるそうです。

これに合わせ、昨日から明日の閉村までの3日間、
当施設が無料開放されています。

バラッケ(兵舎)が立ち並ぶロケ村『歓喜の郷』を訪ね、
大正時代の空気を感じられる、これが最後の機会です。

ピジョンズ・パーク読者の皆さんも、
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

過去の記事はこちら→映画バルトの楽園「BANDOロケ村・歓喜の郷」


▲ここで映画『バルトの楽園』が撮影された


▲忠実に再現されたバラッケ(兵舎)が並ぶ


▲第一次世界大戦中、旧ドイツ兵俘虜たちが、ここで暮らした


▲大正時代、当時の様子そのままに再現されている


▲俘虜たちは、収容所内でパンを作り、印刷物を発行し、喫茶店も開いていた


▲2009年2月末をもって、惜しまれつつも閉村する

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雷雲去って春がくる

2009年02月26日 | 徳島の空景
▲吉野川中流に架かる『岩津橋』に、背後から襲いかからんとする雲

今朝の徳島は、朝から薄曇り。
空気は昨日の雨を含んでしっとり重く感じられ、
外出を考えている皆さんには、傘を持っていこうか、
手ぶらで出かけようかと、悩ましいお天気かもしれません。

さて、お天気といえば、昨日明け方の雷雨。
あれが今年初の春雷だったのでしょうか。
そんなことを思いながら、春雷が去った午後の空を見上げ、
ピジョンズ・パークは驚き、完全にノックアウトされてしまいました。
空を覆ってうねる厚い雲は、灰色ではなく深味のある白色。

明け方、レンズを空に向けたものの、惜しくも捉えきれなかった
カミナリの軌(輝)跡の代わりには余りある天からの贈り物。
今回は逃すことなくいただきました。

そしてこの天からの贈り物『雲』が去れば、
すっきりと晴れ渡る本格的な花の季節、春がやって来ます。
そうなれば県内、花の名所を巡り、
読者の皆さんにご紹介したいと思います。
どうぞお楽しみに。

閑話休題。

お出かけに傘が必要か否かを迷っているピジョンズ・パーク読者の皆さん、
何はなくともカメラだけはお忘れ無く。


▲潜水橋(美馬市脇町)の向こうに立つ赤い鉄塔の先に、雲がかじりついた!


▲まるで雲のフタだ。吉野川(つるぎ町)は巨大な暗きょということになろうか

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県南の梅どころ『明谷梅林』満開か!?

2009年02月25日 | 徳島の花景
徳島県内有数の梅どころと言えば、
吉野川市の『美郷』、神山町の『阿川梅の里』、鳴門市の『観梅苑』
そして阿南市長生町の『明谷梅林』などが挙げられましょうか。

写真は昨年3月上旬に撮影した、赤谷梅林の様子。
広大な敷地に、鶯宿や淋州など約4000本の梅の木が植えられ、
甘酸っぱい香りが風に運ばれて鼻腔をくすぐっていきます。

ここは毎年、2月上旬から3月下旬にかけて、
一般に梅園が開放され(駐車場は有料)、
梅の花見の名所として広く親しまれています。
※今シーズンは3月20日・春分の日まで開放されているようです。

今日の徳島は朝からカミナリが閃き、雨が落ちています。
梅の花が散る前に、県南の梅の名所を訪ねたいものです。


▲梅にウグイスではなく、メジロのほうが似合っている気がする


▲毎年、多くの梅見客を楽しませている


▲明谷梅林の奥に建つ明谷寺。この岩屋で弘法大師が修行したそうだ


▲甘酸っぱい香りが、園内に満ちていることだろう


▲満開の見頃を迎えた『明谷梅林』

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今年は3万体!『ビッグひな祭り』

2009年02月24日 | 徳島の祭景
今年も春恒例の節句イベント『ビッグひな祭り』が、
徳島県勝浦町で始まりました。

回を数えること21回(年)。
全国からかわいらしいひな人形が勝浦町に寄せられ、
メーン会場の人形文化交流館には、
約3万体ものひな人形たちが一堂に展示されています。

ところで、日本でひな祭りが始まったのはいつ頃のことなのでしょう。
起源は1000年以上前の平安時代といわれ、
3月3日が桃の節句として定まってきたのは
600年ほど前の室町時代とも語られています。

また、正式なひな人形の並び方について、ご存じでしょうか。
現在よく見かけるのは向かって左側に男雛を置き、
男雛の左手に女雛が飾られています。

ただ、古くは逆だったそうで、京都などの地域によっては、
かつての並び順になっているところもあるのだそうです。

全国からあまた寄せられる勝浦町の『ビッグひな祭り』では、
そんなひな飾りの様子も合わせて観賞されると
いっそう楽しいのではないでしょうか。

※今回掲載した写真は、すべて昨年撮影したものです。

第21回ビッグひな祭り
期間:開催中~3月22日(日)
時間:9時~16時
会場:人形文化交流館(勝浦町生名)

過去のポッポニュースも、どうぞ参考にご覧ください。
(1)2008年2月27日『里山の風景とともに楽しむひな祭り
(2)2008年2月26日『なんだか、うれしいひな祭り
(3)2008年1月30日『清流・勝浦川沿いの町や地域に興味津々
(4)2007年2月27日『街道でもおひな様が迎えてくれる勝浦町ビッグひな祭り
(5)2006年11月2日『勝浦川のほとりで人形と花のフェスティバル
(6)2006年3月3日『徳島県勝浦町のビッグひな祭り!


▲メーン会場『人形文化交流館』には、約3万体のひな人形が展示されている


▲一体一体の表情や着物が違い、見応えがある


▲メーン会場から西方向へ約6kmほど離れた坂本地区では『おひな様の奥座敷』を開催


▲坂本地区の旧家の屋敷を利用したおひな様展示『おひな様の奥の院』


▲『おひな様の奥の院』では、屋内だけでなく庭園でもひな人形たちが遊んでいる

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みんなが一つになった『海部川風流マラソン』

2009年02月23日 | 徳島の祭景
▲一斉にスタートした市民ランナーたち。まるで海部川の流れのようだ

「2」が三つもそろった2月22日(日)、
『第1回徳島・海陽 究極の清流 海部川風流マラソン』が
県南の町・海陽町の海部川沿いをコースに開催されました。
風流と書いて「フル」と読ませるそうで、ひねりが利いています。

知られざる清流と言われる海部川沿いを走るランナーたちを、
ピジョンズ・パークもさっそく応援に行きました。

ところでこの大会は、昨年春に開催された『とくしまマラソン』に続き、
本格的な市民マラソンとして2つめとなるフルマラソン。
平成18年3月31日の合併で生まれた
新しい町・海陽町の3周年記念行事の一環でもあり、
旧海南町、旧海部町、旧宍喰町の住民みなさんが
あらためて団結し、成功を願ったに違いありません。

そんなたくさんの思いが通じたのでしょう。
海外や全国から1382人の市民ランナーが集まり、
彼らが駆け抜ける沿道では、老若男女大勢の応援団が、
旗を振り、声をかけ、そして給水所等でもてなす姿が見られ、
コース各所で笑顔と大声援があふれていました。

かく言うピジョンズ・パークも、沿道で応援しつつ、
すばらしい走りと笑顔、もてなしの様子を
バッチリ撮影・記録したわけですが、
実のところ今回の記事では詳細写真を紹介していません。
読者の皆さん、ごめんなさい。

ひょっとしてひょっとすると、某有名グラフ誌の片隅で、
ピジョンズ・パーク撮影の写真を使っていただけるかもしれない、
というわずかな期待を抱いていたりするからなのです。

というわけで、今回の写真は大会の周辺をご紹介します。
第1回大会の盛り上がりを、感じ取っていただければと思います。


▲大会事務所などが置かれた『まぜのおか』から早朝の浅川港。あと2時間ほどで号砲が鳴る


▲スタート・ゴール地点となる『蛇王運動公園』を見下ろす高台で、若い葉が朝日に輝いていた


▲海部川沿いを駆け抜けて行くランナーたちを、満開の梅花も応援!


▲知られざる清流・海部川の流れに沿ってひた走る


▲11時31分48秒、最初のランナーが帰ってきた


▲正午前、雲が空を覆った。もう少し先まで、雨が降らないことを願った


▲午後1時頃から『まぜのおか』で、上位入賞者の表彰式が行われた


▲どうやら今回の大会には、野良ウサギも応援に駆けつけていたようだ

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幻の珍味『岩茸』。味わいやいかに?

2009年02月20日 | 徳島の山景
ピジョンズ・パーク読者の皆さんは、
『岩茸(イワタケ)』をご存じでしょうか。

『茸』という字が当てられていますが、
キノコなどの菌類ではなく、地衣類(地衣植物)の仲間。

高山や温帯の気候のもと、岩山や樹上に着床して広がるように育ちます。
その育つスピードが極めて遅く、言われるところによると
直径1cmの円に育つのに3年ほどかかるのだとか。

手のひら(約10cm)くらいのものだと、
30年前後経っているということになります。

ところで、この『岩茸』が、何になるのかといえば、珍味。
つまり食用にできるのです。

人のあまりいない山中の岩山(崖)に、
張り付くようにして育った、幻の食材というわけです。

さて、ご覧の写真が、かくいう幻の食材であります。
どこで手に入れたか(いただきもの)詳しくは言えませんが、
那賀町を流れる清流・釜ヶ谷渓谷沿いの奥地。
澄んだ空気と緑深い山中の岩山に自生していたものです。

珍味と伝え聞く、その味わいやいかに!
気にかかるところですが、
下処理にかなり手間が掛かるようで、まだいただいていません。

この珍味を、ひょっとすると比較的手軽に、
味わうことができるかもしれないという朗報が本日のニュース。

那賀町で湯けむりを上げる、ほどよく遠い隠れ家的温泉
四季美谷温泉』の名物○秘料理として、
近く登場する可能性が出てきたのです。

「見つけるのが難しく、採取するのも危険な岩場にはえる貴重な食材。
量に限りがありますが、できるだけ多くの皆さんに味わってほしい」と、
地下足袋王子こと四季美谷温泉支配人の平井さん。

新メニューに加わった際には、さっそくいただいてみたいと思います。
もちろん、ピジョンズ・パーク読者の皆さんには、
いち早くお知らせします。どうぞ、お楽しみに!



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サボテンの花の季節

2009年02月19日 | 徳島の暮らし・人
ピジョンズ・パークポッポギャラリーでおなじみ、
色鉛筆画作家・川上和彦さんの新作が登場しました。

2009年初となる作品のタイトルは『サボテンの花』。

花の光沢、膨らんだ茎に生えたトゲの質感、
質量を感じさせる鉢と砂利の奥行きある色乗りなど、
さすがの大作です。

ちなみに、作品に添えられた
「だいじょうぶ だいじょうぶ ありのままの
 あなたで だいじょうぶ」という詩は、
画伯に画を依頼したクライアントの考案だそうです。

と、ここまで書いて、はたと気づくことが! 
サボテンの花は、やっぱり春、咲くのですね。

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追い詰めたのか、巻かれたのか

2009年02月18日 | 徳島の川景
2月上旬で、気温が20度を超えた那賀川上流で、
ピジョンズ・パークはついに『霧』を追い詰めることに成功しました!

……。

ごめんなさい。本当は『霧』に巻かれてしまったといのが事実です。

なぜなのか、ピジョンズ・パークは『霧』に出会うと興奮します。
カメラの具合が少々悪くなっても、水滴に晒してしまいます。

見えにくくなった視界の向こうに、
何か「いる」「ある」「起きている」と思うからかもしれません。

野鳥の声が止み、静けさに包まれるためかもしれません。

肥大した想像力が、鎖を引きちぎらんばかりに突進を始め、
『霧』の向こうへ心を引きずって行くのです。

足の裏も手のひらもしびれてチカラが入らない感覚。
突然始まった自己紹介の順番が迫ってきたときのうろたえ。
急ぐほどに赤信号に邪魔される焦燥感──。

写真ですが、読者の皆さんと少しでも共有できればと思います。
※お詫び。今回のポッポニュースは、
『霧』のため、ちょっとテンション高め、浮き足だっています。

【お知らせ】
(1)ピジョンズ・パークポッポギャラリーで、
色鉛筆画作家・川上和彦氏の最新作『サボテンの花』をご紹介しています。
どうぞご覧ください。
(2)徳島県内に咲く花々を紹介する『花の島』を久々に更新いたしました。
今回は『ユキワリイチゲ』です。こちらもどうぞご覧ください。


▲小雨が降る那賀川上流の柳瀬峡近くで、霧が出始めた


▲旧木頭村の景勝『歩危峡』も霧に包まれ、怪しげな表情を見せてくれた


▲あの枝の下に、巨体を持った何かが潜んでいる(に、違いない)

続きはこちら→『ハトの写真館

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名瀑・大釜の滝から雲早山へ

2009年02月17日 | 徳島の山景
▲写真左手前が雲早山の頂(標高約1495.9m)

ピジョンズ・パーク読者の皆さん、おはようございます。
今朝の徳島の空は、抜けの良い青空と白い雲が浮かび、
はっきりとしたコントラストが気分を爽やかにしてくれます。

気持ちを晴れ晴れとさせてくれるといえば、早春の山歩きもその一つ。
2月15日(日)に開催された
木沢の山と花と温泉ツアー』(主催:四季美谷温泉)では、
徳島県の三大名瀑に数えられる『大釜の滝』から
『雲早山』(くもそうやま・標高約1495.9m)の頂を目指しました。

歩行距離約8km、高低差約1000mの山行です。
木沢の山と花と温泉ツアー』においては上級者コースにもかかわらず、
尾根伝いの景観、遠望の良さから人気は高く、
当日サポーターさんを含めて総勢23名のパーティとなりました。

山行開始すぐ、大きく育った杉の林がコースに立ちはだかりましたが、
一行は難なくこれを抜けていきます。

あとはブナやカンバ、ミズメ、ヤマザクラなどの雑木林が続き、
豊かな自然を満喫できる山行に、参加された皆さんの表情は、
終始笑顔であふれていました。

「木々の枝に新芽が膨らんでいます。新緑の頃、
このコースを辿るとさらに面白い山行になりますよ」と、
ツアーリーダーの地下足袋王子(四季美谷温泉支配人の平井さん)。

今回のコース、山を知るサポーター無しにはまず辿れない行程。
ピジョンズ・パーク読者の皆さんも、緑が鮮やかに伸びる頃を狙って、
木沢の山と花と温泉ツアー』が開催された際には、
ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。

緑の景観と清々しい空気、野鳥の声、そして山の仲間たちの笑顔──
たくさんの宝ものを手に入れることができますよ。


▲今回のツアーが楽しいものであることを予感させる上々のお天気


▲山並みを望み、稜線を越えて行く喜びを感じる


▲ブナの巨木に出会う。山にはとてつもない歴史が生きている


▲尾根で休憩を取る。疲労が心地よく、メンバーの表情も明るい


▲雲早山頂上に近づいてきた。わずかに残る雪が教えてくれる


▲雲早山の頂に立つ。大きな満足感に満たされ、笑顔があふれてくる


▲陽光が西に傾き始めた。さぁ帰ろう!そしてまた、来よう


▲参加者の安全を、最後尾で見守る地下足袋王子

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深い歴史をキャンバスに描く新時代の美『うだつをいける』

2009年02月16日 | 徳島の祭景
美馬市脇町の『うだつの町並み』を代表する旧家
『藍商佐直・吉田家住宅』を会場に、
華道展『假屋崎省吾~飛翔~うだつをいける』が開催され、
連日多くの人出で賑わっています。

14日(土)には、当初の予想入場者数を大きく上回り、
午後2時頃には、累積7777人目の来館者に
記念品がプレゼントされたそうです。

江戸時代に建てられたと言われる豪奢(ごうしゃ)な造りの屋敷内で、
床の間や小玄関、板の間、中庭や廊下などに
假屋崎さんの手による大型の生け花作品の数々が展示されています。

作品づくりでの、メーンの素材には
シンビジウムなどの洋ランがあしらわれ、
竹や古木、花器なども地元の材料が使われています。

日本の伝統華道に、アバンギャルドな雰囲気が加味された
作品展は今月25日まで開催されているそうです。

ピジョンズ・パーク読者の皆さんも、
一度足を運んでみてはいかがでしょう。

重厚な日本家屋が醸し出す深い歴史をキャンバスに、
時代を積み重ね新たな美として描き出された
假屋崎さんの空間芸術に出会うことができます。







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標高をもって侮る事なかれ『大麻山』

2009年02月14日 | 徳島の山景
香川県との県境に連なる阿讃山脈のピークの一つに
『大麻山』(おおあさやま・標高約538m)があります。

鳴門市大麻町板東の大麻比古神社境内近くに登山口があり、
そこには立派な鳥居が設けられています。

大麻山山頂に大麻比古神社の奥の院が建立されているためで、
登山道はそのまま参道でもあるのです。

標高はさして言うほどのこともないのですが、
長い石段が登山道の何カ所にも配され、
歩きやすい割には、徹底した上り坂続きで、
太もも、ふくらはぎ、おしりの筋肉への負荷をたっぷり楽しめます。

本格的な山登りや長距離のマラソンなどに備えたり、
健康・体力づくりを兼ねたりと、
日頃ここで鍛えている人も少なくないようで、
コースを駆け上がり、駆け下りる皆さんと結構な頻度で出会います。

また中腹には、霊水『真名井の水』が湧いている場所があり、
体調と相談しつつ、お賽銭を納めて甘露を求め、喉を潤すことができます。

登山道のほとんどは雑木に覆われていますが、
ところどころ展望開けた場所があり、鳴門市街を望みつつ休めます。

ピジョンズ・パーク読者の皆さんも、
春、山の木々に緑が宿るころに、
山頂を訪ねてみてはいかがでしょう。

凛々しい山桜に、出会えるかもしれませんよ。


▲大麻比古神社の奥の院が大麻山頂に建立されている


▲登山道は参道を兼ね、整備されて歩きやすい


▲標高はさほどではないが、延々と続く上り坂は手強い


▲大麻山頂(標高約538m)は、鬱蒼と茂る木々に覆われている


▲山頂に建つ奥の院。野鳥の声が楽しげに響いていた

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吉野川の名物橋『岩津橋』

2009年02月13日 | 徳島の川景
徳島県いや四国を代表する大河、四国三郎・吉野川には、
多くの橋が架けられています。

中でも特徴的な姿をしているのが、
阿波市阿波町岩津(北岸)と吉野川市山川町舟戸(南岸)を結ぶ
吊り橋『岩津橋(いわづばし)』です。

一般的な斜張橋では、橋の両側に橋柱があるものですが、
岩津橋の場合、北岸の岩津に巨大な橋柱があり、
そこを支点に張られたワイヤーが見事に橋を支えています。

遠くからも、すぐにそれと分かるシルエットは、
吉野川の名物橋といえるのではないでしょうか。

岩津橋の全体写真、関連情報はこちら→【台風と吉野川と岩津橋


▲橋が架かる北岸の岩津側から見た吉野川上流の眺望


▲大勢の人や多くのモノが吉野川を渡り、行き交う、重要な橋だ


▲岩津橋から見る夕日と吉野川の表情は格別だ


▲橋柱のたもとにある小さな公園に、椿も花を添えている

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『観梅苑』の梅花は今、二分咲き

2009年02月12日 | 徳島の花景
今日の徳島は、霞が薄くかかり、やわらかな日差しが春らしく、
ともすれば、間延びしたようなあたたかさを作りだしています。

春の楽しみといえば、お花見。
その先駆けとなるのが『梅』の花です。

県内各地の梅の名所も、今月中旬には見頃を迎え、
甘い香りで花見客を迎えてくれることでしょう。

写真は、鳴門市大麻町板東の民宿『観梅苑』の梅の様子です。
大麻比古神社の参道脇に建つ、宿のまわりには
約1000本の紅白梅が植えられており、シーズンともなれば、
花見客で大いに賑わう梅花の名所となっています。

今はまだ、ちらほらといった開花の状況ですが、
今月20日頃から急速に見頃がやってくるそうです。

ピジョンズ・パーク読者の皆さんも、
一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
観覧料(入園料)は100円。入り口の木箱に入れてください。

※観梅苑の梅の花を『ハトの写真館』でもお楽しみください。


▲およそ1000本の梅の木が迎えてくれる観梅苑。奥の山は大麻山


▲しだれ梅の開花は、まだこれからといった状況。20日過ぎ頃が楽しみだ


▲しっかりと咲いているものもある。花の下では、甘い香りが楽しめる

関連情報はこちら→『ハトの写真館

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山のアイドル誕生!

2009年02月10日 | 徳島の暮らし・人
▲山のアイドル、naっちゃん(撮影は地下足袋王子)

徳島県那賀町横谷(旧木沢村)で湯けむりを上げる、
ほどよく遠い隠れ家的温泉『四季美谷温泉』が主催する
木沢の山と花と温泉ツアー』に、
かわいらしいアイドルが登場しました。

名前は、naっちゃん!

地下足袋王子こと四季美谷温泉支配人・平井さんのお孫さんか、
あるいは山登りのインストラクターさんか。

とにかく、楽しい山登りがいっそううれしくなるアイドルの参加で、
これからの『木沢の山と花と温泉ツアー』は、
ますます面白くなりそうです。

地下足袋王子の笑顔とおもしろトークだけでは物足りない
(地下足袋王子、ごめんなさい)という
ピジョンズ・パーク読者の皆さんも、きっと大満足。

山のアイドル、naっちゃんに逢いに行きませんか^^)?

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