高知平野を眺望する五台山(標高約146m)の山頂近くに設けられている
高知県立牧野植物園を散策しました。
約6haという結構広い園内を歩きながら、
高知県出身の植物学者・牧野富太郎氏ゆかりの野生植物を
間近に楽しむことができる公営施設です。
ピジョンズ・パークが足を運んだ時期が良く、
ちょうど「菊花展」と「寒蘭(かんらん)展」が開催されていて、
牧野博士夫妻をモチーフにした菊人形の出来映えに感心し、
香り高い寒蘭に癒されたのです。
道草程度のちょこっと寄り道散策でしたが、
お天気の良い日に一日ゆっくりと時間をかけて楽しめれば、
入園料700円は決して高くはないと感じました。
▲見応えある温室も備えられている
▲園内の高台に設けられた展望台。自然風景と清々しい風を楽しめる
▲寒蘭。香りが濃く、質量を感じるほどだった
▲2012年は、故・牧野富太郎氏の生誕150周年の節目の年なのだとか
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高知道の大豊ICからさほど遠くない
国道32号の休憩ポイント「道の駅・大杉」。
ここから歩いて5分ほどの場所に、
樹齢3000年とも目されるスギの巨木が生きています。
「日本一の大杉」として名高いそうで、「杉の大スギ」と呼ばれ、
大豊町の観光名所ともなっています。
で、何が日本一なのかと、疑問を覚えたピジョンズ・パークが
Wikipediaにあたったところ(町のホームページの記述に見つけられなかったため)、
どうやら、八坂神社の境内にはえていることから、
全国の神社に見られるご神木をはじめとした木々の中で、
最大のものとされているそうです。
そばに立てば、幹回りや樹高といった大きさに圧倒され、
見上げれば3000年という気が遠くなるような年月が与えた威厳に気圧(けお)され、
ついには、ひれ伏したくさえなってくるのです。
一度は、足を運んでおきたかった場所は、
また拝観に訪れたいと感じさせてくれる名所でもありました。
▲日本一の大杉と名高い「杉の大スギ」
▲八坂神社の境内に、大スギ拝観のための散策路が設けられています
▲二本の木が根元とくっついているそうで、別名「夫婦杉」とも呼ばれるそうです
▲畏怖を覚えながらも、登りたくなってしまうのだなぁ
▲もう一度、足を運びたくなる名所のひとつでした
撮影に使用したのは:OLYMPUS PEN E-P2/m.ZUIKO 17mm F2.8
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2年ぶりに小豆島を訪ねました。
ブランクはたったの2年なのですが…、
前回は小分けにして2週間ほども滞在したため、
変わらない島内の様子に、
なんとはなしに懐かしさを感じたのです。
島は、紅葉の真っ盛り。
望む山々は色とりどりの木々の葉に染められています。
山肌や稜線が朝日に照らされたのもつかの間に、
夕日に晒され暮れていく一期一会の得がたい光景が、
あたかも映画を見るように移り変わって、
港に佇むピジョンズ・パークの目を楽しませてくれたのです。
[小豆島の関連記事(過去記事)はコチラ]
▲土庄町の港が近づいてきた
▲土庄町役場前の土渕海峡。世界で一番狭い海峡なのだそうです
▲かつて海賊の襲撃に備えて複雑な町並みが造られたそうです。今は、観光の名所に
▲冷たい潮風を、朝日がやわらかに暖めてくれるのです
▲はっ! ここは…
▲高松港近くの街並み。街路樹がいい感じで紅葉していました
▲一日、たっぷりと遊ぶことができました
撮影に使用したのは:OLYMPUS PEN E-P2/m.ZUIKO 17mm F2.8
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ちょうど1年前。2011年11月25日(昨年の記事参照)に
上板町瀬部地区の乳保神社で出会ったイチョウの大木のスガタを
ふいに、そう突然、思い出しました。
朝6時にセットした、目覚まし時計がシゴトをする前、
5時55分に、勝手に目が覚めてしまった感じです。
平日にはなかなか布団から出られない現実が嘘のように、
楽しみなことには、全力で反応してしまのです。
というわけで今年も先週末の11月24日(土)、
いそいそと、ご機嫌伺いに出かけました。
当神社のイチョウは、別名「乳イチョウ」と呼ばれていますが、
乳保神社の社名から名付けられたのではなく、
一般に、イチョウの大木の枝から垂れ下がるコブ(気根)が、
女性の乳房に似ていることに由来するそうです。
ひょっとするとですが、反対に乳保神社の社名のほうが、
この木にあやかってつけられたものかもしれません。
それだけ、この木が長く生きているということだったりするのですが。
さて、ピジョンズ・パークが足を運び、見上げた乳イチョウは、
写真の通り、良い感じで葉を色づかせ始めていました。
確かなことはいえませんが、今週中にもしっかりと色づいて、
来週にはドサッと、葉を散らすのかもしれませんね。
▲実は落ちていなかった。ひょっとすると雄株なのかもしれない
▲緑の葉が、黄に染まり始めていた
▲日陰は青々としていた。色づきには日当たりも関係するのか
▲ハデに落葉する瞬間に、居合わせたいものだ
撮影に使用したのは:OLYMPUS PEN E-P2/m.ZUIKO 17mm F2.8
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先日のこと。高知市を眺望する五台山(標高約146m)に登ったついでに、
四国88カ所霊場の第31番札所「五台山 竹林寺」に参詣しました。
きまぐれに足を運んだ五台山の居心地の良さに浸り
半ば酔ったような心持ちで散策を楽しんでいたピジョンズ・パークは、
いつしか山の中腹に貼られた長い石段の入り口に至りました。
そうして見上げたその頂は静寂に包まれ、
見えないその先に荘厳な気配が感じられたのです。
だから、冒頭で「ついで」と書きましたが、
「何者かに誘われて、迷うことなく青石の階段を踏んでいた」
というのが正しい状況かもしれません。
▲石段を登って行くと、総檜造りという五重塔が見えてきた
▲ひととき、肩の荷を下ろさせてくれる──そんな場所だ
▲腰を下ろして、ゆっくり見上げたくなった
▲HPには載っていないが、五智如来(ごちにょらい)という。さとりの立体曼荼羅だ
▲意味があってもなくても、数えたくなるのだから仕方ない
▲昭和55年に再建されたという五重塔。もとは三重塔だったそうだ
▲本堂。知恵の仏、文殊菩薩様がまつられている
▲誘われるままにおろした肩の荷を、担ぎ直す時間が来たようだ
▲いろいろあることが、苦しくもあり、愉しくもあり。ふへへへ
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吉野川が三好市で見せる景勝「大歩危・小歩危」。
ここを知らない人が、文字を見ず、
「おおぼけ・こぼけ」という読みだけを耳にすると、
ひょっとすると大小の妖怪か何かと勘違いするかもしれません。
本当は昔の街道名(地名)で、歩幅を大きく取って歩くと危ない、
用心して小幅で歩いても危ないということから名付けられたそうです。
同じように、徳島県南部を流れる大河・那賀川が、
ナカ奧(徳島県那賀町木頭地区)に削った景観
「歩危峡」(ほききょう)を耳にすると、
春を告げる鳥の名を思ってしまうかもしれません。
実際、大歩危・小歩危のように「危」を「け」と呼んでしまえば
「ほけきょ(う)」だったりするわけで^^;)。
何はともあれ、ピジョンズ・パークお気に入りの景観のひとつが、
この歩危峡です。
毎年、移る季節の中で幾度となく足を運んでは、
ぼんやり眺めてしまう「小さな幸せ」ポイントなのです。
そんな歩危峡が紅葉に彩られていました。
本日のポッポニュース写真。壮大な風景というわけではありませんが、
ホキキョウ~( ̄。 ̄)と観賞していただければ幸いです。
▲良い色合いだった
▲砂に埋まっているが、ほんの少し前まで、もっと深い渓谷だったのでは?と思う
▲トップの写真は、ここから不要な色を抜いたもの
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高知市の南東部に、
五台山(ごだいさん・標高約146m)という山があります。
先日、ピジョンズ・パークは、お仕事帰りに
ちょこっと道草できる場所はないかと、ナビをいじっていて、
偶然、地図上に名前を見つけたのです。
桂浜もそう遠くはなかったのですが、
今回は一度も訪ねたことのない場所ということで、
立ち寄り先に決めました。
ふらふらっと足を運んでみると、
よく整備されて山全体が公園のような雰囲気で
誠に居心地が良いのです。
山麓には四国88カ所霊場の第31番札所「竹林寺」が建立され、
山頂近くには県立牧野(富太郎)植物園も設けられていることから、
観光客も少なくないようでした。
五台山を行く道路は細いのですが、一方通行になっていて、
大型バスや自家用車に出会う心配がないのも、うれしいのです。
今回の写真は五台山の展望台から望んだ高知市の風景です。
「ああ、美しいマチだなぁ」と、あらためて感じました。
この後、牧野植物園と竹林寺も散策しました。
機会があれば、いずれまた紹介したいと考えています。
まずは、五台山から望んだ高知市風景を楽しんでください。
▲五台山の標高は約146m。展望台は約139mの高さにあります
▲西方は浦戸湾。小さな島は玉島というのだそうです。カワイイ大きさです
▲北方向。川の奧に高知ICがあります。県立美術館では、絵金展が開催されていました
▲西北西を望む。アーチが美しいのは鏡川橋。ずっと奧に県庁があります
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例年以上に見応えある紅葉だと伝えられた「高の瀬峡」。
写真は、ピジョンズ・パークが足を運んだ10日ほど前の様子です。
展望台に立つと情報通り、赤く染まった葉の割合が多く感じられ、
黄色に塗られた葉も一段と鮮やかであるように見えました。
いわゆる大紅葉に押し包まれたV字型の渓谷を望み、
耳を澄ますと、深い谷の底を少しずつ削って流れる、
まだ若い那賀川の水音のこだまが聞こえました。
それでは、今秋最後の紅葉風景をお楽しみください。
ちなみに、高の瀬峡の「紅葉祭り」は今週末の25日(日)まで開催され、
レストラン「平の里」も期間営業されているようです。
※去る14日に、ナカ(徳島県那賀町)在住の
ピジョンズ・パーク情報員・地下足袋王子こと平井滋さんから、
ファガスの森の初雪情報が寄せられ、ご紹介しました。
本日あらためて、当日の様子を撮影した写真が送られてきましたので、
みなさんにご紹介します。
地下足袋王子さま、貴重な情報をありがとうございました。
▲どんなふうに生えているのだろう。足場は切り立つ岩場だ
▲深い渓谷に、紅葉した木々が流れ込んでいるように見えた
▲今シーズン、赤い葉がことのほか美しかったように思う
▲絵の具を使い尽くす、絶好のチャンスだったに違いない
▲レストハウス平の里は、25日(日)まで期間営業中
[情報コーナー]
以下、地下足袋王子さんからお寄せいただいた
剣山スーパー林道の休憩施設「ファガスの森・高城」周辺の
初雪風景です。どうぞお楽しみください。
▲紅葉と雪。なかなか出会えない風景だ
▲剣山スーパー林道。今シーズンもたっぷり楽しませてくれた
▲白黒の季節がやってきた
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こよみの上では、四季は平等に4分割されていますが、
実際の季節そうではないのは誰もが知るところ。
ピジョンズ・パークが思うのに、春は4月から5月末まで。
6月と7月は梅雨を割り込ませて、夏は8月と9月。
秋は10月から11月半ばまで。
というわけで、残り5ヶ月半は、冬ということになります。
そして最も短いのは秋。
一昨日、剣山スーパー林道の休憩・宿泊施設
「ファガスの森・高城」付近は雪になったそうです。
短い秋の風景を、ポッポニュースではもう少し
名残惜しみたいと思います。
※三好市東祖谷在住のピジョンズ・パーク情報員・小椋義勝さんから、
降雪情報が届きました。
号末にご紹介していますので、最後までぜひご覧ください。
▲剣山スーパー林道に散り積もった葉が厚みを増していく
▲龍(赤いモミジ)と、トラ(黄)が激突してるように見えたのだが
▲秋色をもう少し楽しんでおこうと思う
▲踊るモミジ
[情報員コーナー]
ピジョンズ・パーク情報員・小椋義勝さんから、またまた東祖谷情報が届きました。
雪が降ったそうです。ついに冬がスガタを現したようですね。
以下、小椋さんからのお便り(原文ママ)と写真です。
小椋さん、いつも貴重な情報をありがとうございます。
「昨日、今日と雪の降る東祖谷でした。11月15日の朝の気温は0℃寒い朝となりました。
また、日中の気温も3℃前後、冬そのものとなっています。
そんな中ですが、昨日、奥祖谷かずら橋周辺の紅葉に着いた雪の様子が伺えたのと
剣山・見ノ越まで足を、延ばすと積雪5cm以上と雪が積もっていました。
今日はなしを聞いて見ると、奥祖谷かずら橋から2Km程、
剣山よりの場所から道路一面の積雪となっているとか!!
だんだんと、雪も麓へと降りてきています。」(東祖谷・小椋)
▲見ノ越のトンネル付近
以上、小椋さん情報でした。
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「ススキと月」あるいは「紅葉と滝」といったような組み合わせに、
美しさの幻想を見たり、得も言われぬキモチの高揚を覚えたりするのは、
やはり(やっぱりとは書きません)日本人だからでしょうか。
それとも地球人なら、だれもが感じるものなのでしょうか。
というわけで、本日も紅葉の話題です。
しかも、ナカの名瀑「大轟(おおとどろ)の滝」とのセットです。
ピジョンズ・パークが足を運んだのは、4日前の11月10日のこと。
なんだかんだで見慣れた場所になり、このときはちょっと記録しておこうと、
軽いのりでスナップしていたのですが、
他県からやってこられた方たちが三脚を据えて、
じっくりと撮影されているスガタを拝見し、
ピジョンズ・パークも日本人としての初心に返ることができました。
心を落ち着けて(ぼんやり眺めていただけですが…´ρ`)
向き合った大轟の滝の秋景、どうぞご覧ください。
※追記:今朝、ナカ(徳島県那賀町)在住のピジョンズ・パーク情報員・
平井滋さんより季節の情報をいただきました。
「今、ファガスの森・高城周辺で雪が降り始めました。
あらためてブログで紹介します」(地下足袋王子)とのこと。
地下足袋王子ブログも、どうぞお楽しみに。
▲滝と紅葉をスナップ。いい色合いになっていた
▲岩肌をなめて落ちる滝。紅葉とあいまって贅沢な景観だ
▲一番大きな落水をピックアップ。ひょっとすると今日、ここにも降雪があるかも
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さかのぼること3日前。11月10日の沢谷川・釜ヶ谷川の渓谷は、
葉を色づかせた木々によって、それは見事な紅葉色に彩られていました。
この日、ナカ(徳島県那賀町)から
神山町に抜けようとしていたピジョンズ・パークでしたが、
大轟の滝とその周辺、剣神社の境内あたり、
小釜の滝を押し包む岩と斜面、そして大釜の滝といったように
見どころが次々と現れて、なかなか前に進めないのでした。
大紅葉本番の道草は、まったく「蜜の味」。
雲早入り口からファガスの森・高城へ様子をうかがい、
土須峠近くの雲早トンネルをくぐって、前号で紹介した神通の滝にまで、
甘い香りにあらがえない春先のミツバチのように、
胃袋の膨張が止まらない冬眠前の熊のように、
道草の楽しみに味を占め、足を延ばしたののです。
というわけで、今回は、渓谷紅葉狩りの途中で立ち寄った
徳島県三大名瀑のひとつ「大釜の滝」周辺の紅葉景。
さっそく、お楽しみください。
▲葉は散ることなく密集した状態で、紅葉していた
▲大釜の滝を望む岩肌に口を開けた素掘りのトンネル周辺も鮮やかだった
▲雪景色もいいが、この滝に紅葉の彩りは格別だ
▲写真奧のカーブしたあたりに、渓谷へ下る石段がある
▲渓谷は見下ろしがちだけれど、見上げて驚くことも少なくない
▲滝つぼを彩った葉は、やがて流れに運ばれていくのだ
▲ここは間違いなく、日本です。というか徳島です
▲渓谷を挟んだ対岸の山肌。200mmでここまで近づけた
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ナカ(徳島県那賀町)の景勝・高の瀬峡の紅葉が見頃のピークを迎えた今日、
多くのみなさんが足を運ばれたことでしょう。
そんな中、ピジョンズ・パークはといえば、
神山町の神通谷川に落ちる名瀑「神通の滝」をたずねていました。
実は、昨日の夕刻に「高の瀬峡の紅葉狩り」は済ませていたため、
今日は別のポイントを探したわけです。
さて、「神通の滝」といえば厳冬の頃、
滝つぼまで凍り付く「たきつ坊主」(詳しくはコチラ)に
出会える場所として知られています。
そんなわけでこれまで足を運んだことのなかった季節に、
「あの名瀑がどんな表情をみせてくれるのか?」と、
それを楽しみに紅葉の山道を歩きました。
では、さっそくご覧ください。
▲二拝二拍手一礼。拝観の前の儀式を済ませる
▲なにしろ、ここは…
▲神様が通り抜ける滝なのだから
▲この季節、滝は明るい色に包まれているのだった
▲写真追加。滝頭からのぞき込んでみたいと思った
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「下関(しものせき)」と聞いて、
まず脳裏に浮かぶのは、平家が滅亡した壇ノ浦や、
二人の剣豪・宮本武蔵と佐々木小次郎が雌雄を決した巌流(がんりゅう)島、
江戸幕府に対抗した長州征討といった物語。
ピジョンズ・パークには、戦場(いくさば)のイメージが
大きかったりもするマチなのですが、
もちろん一般的には特産品の「ふく(トラフグ)」やクジラをはじめとした
関門海峡の海産物が水揚げされる港町として知られ、
うまいものを求める観光客らで賑わう町だったりもします。
先週末、あまり長くは滞在できませんでしたが、
そぞろ歩いた関門海峡沿いの町並みを少しご紹介しましょう。
▲本州最西端の港町。唐櫃市場などの名所も少しのぞくことができた
▲海峡ゆめタワー。下関のシンボルのひとつだ
撮影に使用したのは:OLYMPUS PEN E-P2/m.ZUIKO 17mm F2.8
[おまけのコーナー]
下関で名物「ふく」料理をいただいたわけですが、
ピジョンズ・パーク自家製の秋の味覚をついでに紹介します。
四国山岳植物園「岳人の森」の園主・山田勲さんから、
今年の5月にいただいていた原木からヒラタケが育ちました。
鍋の具にして、シコシコと歯ごたえ良く、噛みしめるほどに
何とも深いうま味があふれ出してきます。
おいしい秋の味覚をいただきありがとうございました。
この場を借りて、お礼を申し上げます^^)。
▲大きくなるまで気づかなかった。人の目を盗んで、あっという間に成長するようだ
▲収穫したヒラタケ
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先週、ありがたいことに毎日を忙しく過ごすことができました。
そしてどうやら今週も^^;)。
「大切な」雑事に追われ、キモチに余裕がなくなってくると、
どうしても目先のことばかりが気になってしまうようで、
7週間あまりにまで近づいてきた暮れの足音に、
やっと気づいたようなしだいだったりするのです。
とはいえ、まだ季節は秋っ!なわけで…。
秋、あき、アキ…秋つながりということで先週末、
ピジョンズ・パークは秋風が吹く高速道路を西方へひた走り、
日本を代表する観光名所のひとつカルスト台地「秋吉台」と、
その地下に広がる大鍾乳洞「秋芳洞(あきよしどう)」をたずねました。
場所は、あらためて書くまでもありませんが
「ちょっと気分転換」というにはかなり遠いような、
本州最西端に位置する山口県の美祢(みね)市。
いつものようにフラリと表現するには結構ハードなような、
往復1000kmを超えるクルマ旅となりました。
両観光名所の紹介については、
たとえば「カルストドットコム」さんなどの観光サイトが詳しいので
そちらをご覧ください。
※勝手にリンクさせていただきました。事後報告ですがご容赦ください。
秋吉台では、秋雨に見舞われたものの、
ほどよく葉を色づかせた高原周辺の木々が霧の中にぼんやりと溶けて、
でもしっかりと季節を感じさせてくれました。
もちろん秋芳洞では、傘なしで約1kmの洞窟探検を楽しみ、
心身ともにリフレッシュ。
明日からの出張にも元気いっぱいにでかけることができそうです。
▲そうないことだけれど、タテの画づくりがしたくなった
▲秋芳洞入り口へ続く小径。秋雨が雰囲気を高めてくれる
▲たずねたのは、これで2度目。およそ8年ぶりかぁ
▲近くにあったなら、きっと年に1度は訪れてしまう場所だったろう
▲展望台から。どこで出会っても霧は良いものだ。想像力をかき立ててくれる
▲秋雨に見舞われたが、しっとり落ち着いた雰囲気が気に入った
撮影に使用したのは:OLYMPUS PEN E-P2/m.ZUIKO 17mm F2.8
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アメゴ釣りのシーズンには、ピジョンズ・パークも
数回は竿を伸ばしに足を運ぶ半田川。
町の脇を流れて足場が良いため歩きやすいのですが、
それだけに「本格的に釣りを楽しむ!」というのには
じゃっかん物足りない川でもあります^^;)。
支流がほとんどないというのも、
手強さを感じずらくしているのかもしれません。
けなした後に弁護するようでなんなのですが、
半田川は生活圏に近いにもかかわらず「生きた川」で、
澄んだ流れには、放流されたものですが、
アメゴやアユが泳ぎ、ウナギも生息しています。
そんな半田川を健康にはぐくんでいるのは、
つるぎ町半田の大惣地区周辺につらなる
石堂山(標高約1636m)や白滝山(標高約1526m)、
矢筈山(標高約1848.5m)といった自然豊かな山々です。
こうした山々の頂上付近に生まれた秋も、
ついに半田川の中流域から河口付近にまで降りてきたようです。
この風景に出会ったのは、10月30日午後のことでした。
▲葉を赤く染め上げたヤマザクラの巨樹
▲渇水期に入った半田川。アメゴ釣り解禁シーズンには堂々とした流れになる
▲つるぎ町貞光の喫茶店前では、桜花を満開させた木に出会った@@)。
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