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火之神降臨 その一部始終(後編)

2010年10月15日 | 徳島の祭景
先だっての3連休の中日、10月10日(日)午後8時。
赤松神社(美波町赤松地区)の境内に集まった
多くの見物客とともに固唾(かたず)を飲んで待つ
ピジョンズ・パークの目と鼻の先で、
秋祭りの吹筒煙火の奉納が始まりました。

一組目、二組目と、10mほども差し上げられた吹筒から
盛大に火の粉が降り注ぎ、その下を
「できたん、どしたん」と駆けめぐる若い氏子さんたち。

美しくも勇壮な赤松神社の秋祭りを楽しみながら、
ピジョンズ・パークは火之神降臨のときを待ちわびていました。

そして五組目の吹筒煙火の奉納の最中、
今年もついに炸裂音とともに火之神が降臨しました。

一昨年、突然現れた火之神は、燃えさかる炎の毛髪を逆立て、
周囲を睥睨(へいげい)する威厳に満ちた表情を見せてくれました。

今年は、猩々(しょうじょう)のような表情で、
火の鳥あるいは鳳凰のように火の翼を広げたスガタを現し、
盛大に火の粉を降らせて消えていきました。

今年の豊作を喜び、また来年の幸を、
みんなに約束してくれているように感じたピジョンズ・パークは、
頭上から降りかかる火の粉の熱さを、しばし忘れていました。


▲一瞬、強く燃えたかと思うと、すぐに轟音とともに炸裂した


▲猩々のような表情で、鳳凰のように羽ばたき、火之神が降臨した


▲豊作を祝い、未来の幸を約束する火の粉を盛大に降らせていた


▲滝となって降る火の粉の下で「できたん、どしたん」のかけ声はいよいよ勢いづいた


▲赤松神社の秋祭りで、この後も吹筒煙火は奉納され続けた

This program is presented by PIGEONS-PARK.