ピアノ調律師(滋賀県、京都市)の独り言

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チェリビダッケ

2010-05-31 23:05:52 | Weblog
Celibidache - Brahms IV.1


クラシックを少し聴くようになったきっかけは
高校の時にFMラジオでたまたまチェリビダッケさんの
来日公演のライヴ放送があり
きまぐれに録音した事でした

インタビューで「多くの人がエアチェックしてると思われますが?」
という記者の問いに
「泣きます」と答えたチェリさんは
かたくなまでにライブ派だった
放送や記録上録画や録音されたものが残ってる大半だと思う
レコードとしてのリリースはほとんど無いと思う

ここで記述に自信が無くなったのでウィキを見たら
80年にロンドン交響楽団と来日している
おそらく僕が録音したのはこの演奏会
ブラームスの1番を演奏録音したけど
新世界とラベルのマ・メール・ロワを録音したテープも持っていたので
ひょっとすると78年のがブラームスで
80年がドボルザークだったかな?

後でカラヤンの演奏を聴いて知ったのだけど
演奏のテンポが遅く、だけどその分迫力があって
なんかロックなものを感じて
終わった後に「聴いた!!!」という満足感が凄かった

ライヴだったからか、音楽の授業時間に聴かされる
短いクラシックでなくて
こんな叩きつけてくる音楽もクラシックなんだと
驚いて、それから色々聴く耳を持つようになった
音楽の時間に聴かせる曲って今は変わってきてるだろうけど
演奏者にも拘って欲しいようにも
でも、やはり音楽の先生の音楽の好きさ加減が影響するんかも
同じ学校の違う音楽の先生は授業でピンクフロイドを掛けたと聴いたし
とっても羨ましかったのを覚えている

後日の話、
テレビで「展覧会の絵」の演奏を見た
「なんだかグダグダな酷い演奏だな~誰だ指揮者は?」
エンドロールで流れた名前はチェリビダッケでした

色々あるもんで、僕の耳が節穴なのか
好みの問題というものなのか
先に録音した演奏がこの展覧会の絵だったら
クラシックは聴くようになって無かったかも

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