ピアノ・ソフト音源事情

近年、パソコン内で音を再現
昔のようなキーボードのついたシンセサイザーとか
ラックユニットになったシンセでなく
パソコンのＤＶＤからインストールして
パソコン内で音を作ってしまうソフトシンセというものがある

ピアノ音源のヴィエナやピアノテック、ザ・グランドという商品あたりが
まずは先頭を切って出現したが
それらもヴァージョンを上げて
更には新しい商品が出てきている

http://www.minet.jp/synthogy/ivory#2

ここのに紹介するのはシンソジー、Ｉｖｏｒｙ1.7gｒandという商品

別にこれが一番良いという感想では無いけど
ベーゼンとスタインウェイのサンプルとヤマハＣ７をサンプルしている

ベーゼンは低音、高音は良いね特に高音のリアル感は凄い
中音部は前に出ないというかハンマーの奥の力強さの無い感じがある
これは倍音の量の具合から来るものなのかな
しかし、生と言われれば、
生録音したのかな～と思ってしまう
調律が綺麗過ぎるので？つくけど
だいたい１音、１音同じというのは理想だけど
超微妙にちがいがあるので、ここまで音が同じだとなんか違う気持ちになる

スタインウエイは中音、中高音が使えそうな音ですね
ポップスの音にはどうかと思うけど
ピアノオンリーの歌伴奏に使えるかも
これはもう、音的に音源なのか生なのか自分は判断付きません
ＣＤとかはこういう音だもんね
倍音もそこそこ感じられるので生感に近いです
あとワザと演奏ノイズ入れたら騙されますよ

Ｃ７はイッツラブというデモ演奏を聴きました
エレクトーンもこれぐらいリアルに行けんか？笑
聴きなれたというか自然なピアノ音が好感もてる
オケに入れると気持ち良い音ですね～
重箱の隅を突付けば、
スタインウェイもヤマハのサンプルも
饗板の音がしてないと思うけど
叩く音ってやつもね、でも
スタジオマイク録音ならこんな感じかな～

結論として、どこまで行くんだろうというくらい
ソフト音源って凄くなっています
ただ、ピアノの楽しみというのはタッチに重要な要素があるので
いくら音だけ良くなっても
また違うものなので、本物の皮や木の感じは、なかなか出せないでしょう
しかしサイレントピアノにこれぐらいの音源を入れてくれるといいね