ピアノ調律師(滋賀県、京都市)の独り言

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W杯後の報道のされ方

2010-06-30 21:43:47 | Weblog
ひとつは中村俊輔のW杯が終わっての記事

「自らのサッカー人生の集大成」として臨んだ今大会だったが、出場はこの26分間だけ。「(試合にあまり出られなかったのは)受け止めなきゃしょうがない。力がなかった。無駄な時間はない。これもサッカー人生だから」。声にはどこか割り切った響きがあった。今後の日本代表について聞かれると「もういいよ」と言って、その場を去った。話題を打ち切ったのか、それとも代表引退の示唆したのか。いずれにせよ、輝けなかった10番のW杯は終わった。(スポニチアネックス)


この記事は
スポニチは一方的な結論ありきで記事を書いているように思える
アジア予選の中心選手であり、かつての中心選手の栄枯盛衰をネタにしたい思惑を感じる

コレを読んで中村は自分が活躍できなかった、代表なんてもう良い引退してやると思ってるに違いない
って具合に捉えてはいけないと思う

中村自身としては残念だっただろう、しかし自分に関してのコメントしか要求して来ないマスコミとサブとして支える事に懸命に戦った中村に対して、その質問の聞かれ方、また負けて悔しい、寂しい気持ちでコメントを要求されるのに疲れてたのもあるかも知れない
彼の真意は今後を見て行けば分かるはずだ


もうひとつの記事はW杯日本戦の韓国の様子の記事

ソウル市内の飲食店ではテレビでパラグアイを応援する人の姿が目立ち、PKでパラグアイが勝利を決めると、若者たちからは歓声が上がった。
飲食店店員(30)は「韓国が負けてしまったので、日本を応援する理由はない」と冷めた表情。タクシー運転手の男性(55)は「独島(日本名・竹島)問題もあって、韓国が敗退した後に日本を応援するのは難しい」と話した。(共同)


この記事を普通に読むと、「なんだ韓国は!また竹島のことを言う。自分らは韓国戦で韓国を応援したものを・・・もうこの国は最低!」
と思ってあたりまえ
でも、考えないといけない
その飲食店がそういう雰囲気だったにせよ、日本を応援してた韓国の人もいただろう
ましてや、一部のタクシー運転手の発言を「よくぞ言ってくれた!」と使っているのは
共同の方では無いだろうか?

隣国同士の問題は少なからず起こるもの
ひとつしかない地球で、領海権や資源はお互いに欲しいものだ
我々の単位のコミュニティにしても隣人とのトラブルは起こる
隣同士などは難しいのは同じだ
こういうのは国際レベルで政治がきちんと協議してゆくものだ

大規模かつ公平な誘導の無いアンケートを取って
韓国人がパラグアイを応援した率が多ければ、そう報道したら良いと思う
しかし、ある意図を隠しながら、一部の言葉を大衆に投げるのは良くない

日本にだって「韓国負けろ、竹島万歳」の人はいる
自分もそう思わないでも無い
だからと言ってそこだけ、韓国のマスコミが国内に報道したら
我々はどう思うだろう?

だからこの記事はそういう類の記事であると自分達は注意しなければならないと思う


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