ピアノ調律師(滋賀県、京都市)の独り言

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小学校のピアノ調律

2013-09-01 02:23:30 | Weblog


先日、甲南町にあるとある小学校からお声が掛かり、それではダメか、、、正確には小学校の体育館を修繕してる業者からお声が掛かり、ピアノの移動したので調律して貰いたいとの事。で、行ってまいりました。

ヤマハのグランドピアノのCー3型、昭和の63年製でした。学校にしてはそれでも新しいピアノに入ると思います。

まず弾いてみた所、少しタッチに違和感がありました。

内部をみた所、ハンマーの弦との最接近の距離がいささか大きい、場所に寄っては、基準の倍の5ミリぐらいありました。そしてドロップ戻りがそれより狭い箇所も、鍵盤の深さはほぼジャストで比較的揃っていたのですが、打弦距離もやや狭い箇所が多くあり、それが違和感の原因でした。

学校の調律なので次回はまた入札で違う技術者が来る事になるんだろうけど
ピアノに呼ばれたと思い、修正して来ました。

ピッチも前回が3月の調整にも関わらず、1ヘルツ以上440ヘルツより全体に下がってました。おそらく下がったままの基音で調律したのでしょう

救いは鍵盤深さが比較的揃っていた事
それで、所用時間が膨大な事にならずに済みました。

ついでに、ペダルをピカピカに磨いて
帰って来ました。

いつか努力が報われるといいな~

余談ですが、
第二名阪高速道路が出来て甲南町も草津から早く行けるようになりましたが、瀬田から乗るのと草津田上インターかた乗るのでは、100円も違うようです。瀬田西インターからちょっと行けば草津のインターに行けますので、皆さん注意しましょう。

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