乃琶の独り言

ピアノを勉強している管理人(現在術後療養中)が、日々で想うこと、練習やレッスン、聴いた曲の感想などを徒然に書いています。

続・癒しのタルト。

2006年08月02日 19時45分35秒 | 料理・お菓子
昨日ですが、お昼からびびのお友達のお家に遊びに行きました。
その子のママは乃琶の独り言:癒しのタルト。に書きました、私の大事なお友達、
Y子さん♪
Y子さんのお家に行くのは久しぶりでしたので、お土産のお菓子を何にしようかな、と数日前からワクワクと考えを巡らし、
「くるみといちじくのタルト」、「杏のタルト」を作ることにしました。



「くるみといちじくのタルト」は、椎名眞知子著「5つの混ぜ方 焼き菓子36」に載っているもので、実はこの本を買ってすぐに作って
すぐにその美味しさの虜となった私の大好物なのです。
外側の生地は、ビスケットタイプのパートゥ・シュクレ、中はクレーム・ダマンド(アーモンドクリーム)を敷き詰めた上に、
ブドウジュースに漬け、ミントやバニラビーンズ、レモンの皮、キャソナードなどを使って煮詰めたドライいちじくと
くるみを混ぜて作ったフィリングを乗せ、焼き上げて、最後にまたその煮詰めたコンフィチュールを塗って仕上げる、
と言った、非常に手間もひまもかかるお菓子。
この季節にだれやすく扱いにくいシュクレ生地ということと、中身の手間を考えると、さすがに大変だとずっと二の足を踏んでいたのですが、
やはりこのタルトの様々な素材が絡み合った美味しさが忘れられず、Y子さんにも食べさせたい!という気持ちも募って、
ついに作ったのでした。



案の定、シュクレ生地の型への敷き込みは苦労しました。^^;朝早くや夜遅くの涼しい時間を選んでも、数回失敗し、
そのたびに冷蔵庫で生地を冷やし直して、本当に大変でした。
また、いちじくのコンフィチュールづくりですが、その煮詰め方の見極めが難しく、
こちらも一度,大失敗。コンフィチュールではなく、飴にしてしまい、泣く泣くやり直しました。(~_~;)
そう言った苦難?を乗り越え、Y子さんのため、と言うより半分は自分のため(爆)
半ば意地で?(^_^;)一昨日焼き上がったタルト、お先に味見しましたが、
それまでの苦労も全部報われるほどの美味しさ!(^^)v

このタルトはカットして3ピースだけ、彼女のお家に持って行ったのですが、
いちじくとくるみの心地よい歯ごたえ、クレーム・ダマンドの豊かな味わい、そしてシュクレ生地の優しい甘さの
絶妙な組み合わせに、Y子さんも大感激してくれました♪
その様子に、作った苦労は完璧に吹き飛んでしまいましたね。(*^^)v

ちなみにドライいちじくは、トルコ産ドライフィグを使っています。
スミルナ種と言う、大振りでジューシーないちじくで、これを使うのも美味しさの大事なポイントになっています。(^^♪

そして、「杏のタルト」です。



Y子さんが我が家に来たときも、杏のタルトを焼いたのですが、今回はそのときとは違って
信太康代のスタンダードレシピ パイとタルトに載っていたレシピでした。
実はこの本、近くの丸善でバーゲンブックとして半額以下で売られていたので思わず買ってしまった^^;のですが、
その中の、杏が一面に敷き詰められた四角いタルトに、私の目は釘付けに。
外側の生地は、こちらはさくさくとしたパートゥ・ブリゼ、中身はクレーム・ダマンドだけ、その上にくし形に切った杏を
目一杯敷き詰めて焼くだけ、と言うシンプルなタルトです。
言わば、前者の「くるみといちじく・・・」とは対極にあるようなレシピですね。

レシピでは、生の杏を使っていましたが、こちらでは生の杏が売られることは滅多にありません。
そこで、前回、使った缶詰の杏がだいぶ残っていたこともあり、それを敷き詰めることにしました。
材料を無駄なく使い切れて、そう言う意味でもとても好都合でした。(^^)



こちらは昨日の朝、焼き上げてそのままホールで持って行きました。
やはり、ホールと言うのは見た目の迫力が違いますし、感激のされ方も違いますね♪

「わあ~~~~!」\(^o^)/と歓声を上げたY子さんに、素敵にテーブルセッティングしてもらって、
優雅な気分でお茶とともに私もいただきました。
さくさくとした歯切れの良いブリゼ、濃厚なクレーム・ダマンド、そこに杏の甘酸っぱさが加わり、
これまた絶妙な味わいのハーモニー。
「う~ん、美味しいね、美味しいね~♪」を連発しながら、
二人ともパクパクと食べてしまいました。(^o^)
フルーツに手をかけない分、素材の善し悪しがダイレクトに響くお菓子ですので、
生の杏だったら、もっと違うものだったのかもしれませんが、生の果物は当たり外れも^^;ありますので、
缶詰を使ったのは案外正解だったかもしれません。

お土産には、この他、
個展で忙しい義姉のために焼いたガトー・イヴォワール(ホワイトチョコのガトーショコラ)の一切れ(笑)とオートミールクッキーもほんの少し、持って行きました。
二つのタルトとともに仕事から帰られたご主人にも、
そしてまた、今日の朝食などでも大いに喜んで食べてもらえたようです。(^^♪

昨日はこんな調子で
子供たちは楽しく遊んで
私たちはお菓子とお茶と、おしゃべりで
ついつい長居してしまったのですが、
お仕事で忙しいY子さんも、ここのところ、法事その他で少々疲れていた私も
大いに癒されるひとときを過ごせました。

これでまた、いろいろ頑張れるかな?と思います☆(^^)/


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2 コメント

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おいしそう~ (ぶるべり)
2006-08-04 23:38:50
乃琶ちゃんのところにくると、いつもおいしそうなケーキが・・・

もう毎日お茶しに行きたいよ♪

あ、ご挨拶が遅れました。

しばらくです。 こちらも暑いけど

例年のように熱帯夜という感じではなく

札幌のように朝すずしくなります。 今日はせみも一生懸命鳴いていましたよ
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お茶しに来て~♪ (乃琶)
2006-08-06 11:35:49
ぶるべりちゃん、こんにちは。

時々様子を伺いに行っていますよ。相変わらず、いろいろ頑張っているようで、偉いね。

お菓子ね、作るときは材料を無駄にしたくないと言うのもあって、立て続けに作ること多いのですが、作らないとなるとぱたっと作らないことも。今、我が家にはルバーブのタルトがあるのでぜひお茶しに来てください。(笑)

札幌も、連日真夏日です。夜は熱帯夜ではないけどね。

私はそのせいかな?ちょっとバテ気味ですわ。気をつけます。(^^ゞ
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