前回,初めてマニュアルのバイクというものに乗って,とにかく前に進んで,曲がって,停まる(停めるではなく)ことができたのです
奇跡的なことです.
今日は2時間目 夜です.もう日差しはなくなり,車校の煌々とした明かりが路面を照らしています.
いつもどおり2輪コースへ.
いつもどおり準備運動
指導員ひとりと生徒もう一人の3人組も同じ.
指導員「では.000さん このx番のバイクつかってください」
...違うのです.指導員が示したのは赤い車体の400cc(ホンダCB400F)です.
私は小型なのです.
「すいません.わたしは小型です」
指導員{あれ?) 教習原簿を確認に戻ります.
「しつれいしました.こちらのZ番」のバイクを使ってください.
白い125のホンダ車です.これからもずっとお世話になるのです.何時間も
もうひとりの教習生は400のほうです.
つまり,
「二輪車の限定解除」の教習で「小型MTに限定解除する」人なんていない
のです.
このあとの教習でも,同じ間違いを複数回されています.
2輪コース内を2人(もうひとりの教習生)とともにぐるぐる回ります.
次はスラローム.繰り返しですがわたしは「小型」なのでスラロームの必要はないのです.しかし400の方の教習に合わせた内容になっていきます
スラローム:できるんです.車体をややまげるだけで進んで行くことにおどろきを感じます.自分が意識しなくても,バイクの車体が勝手に曲がっていくようです.
おそらくこれが,バイクの特性なのでしょう.その方向を向いてハンドルをきってアクセルを維持(Youtubeではすこしまわす:という意見が多いようです)すれば
バイクはその向きに進んで行くのです.
平均台:これも信じられないくらい簡単に進めます.後輪が乗れば.
前輪からそのまま落ちて後輪が全く乗らないこともあります.
とにかくその繰り返し
授業の後半は「発進」と「停止」です.
125ATでもさんざんやって,ずっとできなかった「短い距離のコーンのところまで走って,とまる」を繰り返すのです.
*まずエンストして発進できない
*スタートしたあと暴走する
*当然停まれない
*急なブレーキでエンストしてとまる
の繰り返しです.
もうひとりのかたも,最初はそうでしたが,2クール目でうまくいくようになっています
私は3クールすぎてもダメです
コーン(パイロン)が5-6本ならんでいるところを,左右にふりわけて走っていきます 2速
もちろんできません.パイロンを1本飛ばしで.指導員の軌跡とちょうど2倍周期の逆位相で走っていきます.
これをくりかえした後で,直線を1から2速,3速へとあげて,また下げていくことを繰りかえします.
ふたたびスラロームと平均台で今日は終了
指導員「000さん まだ発進と停止に問題がありますね.もう一時間同じ教習を受けてください」
もちろんです 事故は怖い.ほかの教習生や車校にもご迷惑をおかけします
つかれて,汗だくになって本日は終了.
かんがえてみると,乗る車両(ATかMTか)が違うだけで同じ教習内容なのです.
前回のAT同様,時間をかければダイジョブです.
...ココロが折れないように.