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四季の彩り~杜の都の風便り!

竹の香りが移る様に竹筒に入れて炊いたご飯!
憧れの一品です。

なんだり、かんだり。

2008-01-18 18:57:54 | 方言
チラチラ!

「いっちゃね!仙台弁の日」本を読むだけでは

チンプンカンプンなんですが、

この本にはCDが付いていて、同じ文章を

朗読してくれて、アクセントや訛りが分かり、

聞きながら読んで行くと、だいぶ理解することが

出来ます。



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ずどげ かぁねぃが

くわごや

とうみぎ かぁねぃが

うりや

んだらば

ばぁだんきょうや

かぁねぃて?

なんだって こんなに うめいもの

かぁねぃだべやぁ

そんな食べ物あったのかしら?

ここは ババちゃんの住む町「仙台」


仙台弁

2007-07-07 12:38:47 | 方言
ときどき暑い!

『かッこはえで、どごさえぐのッしゃ』
『ながみせさ、えッてくんだお』
『だれにちェでえッておらうのッしャ』
『となりの んばちャん ぬだお』
『なぬかッてくんのッしャ』
『ほんこかッてけられんの』
『ほんこすかー、えんだねェ』
『んばちャんも、えッしョぬちェであばえね』
『んん、ちェでんから」
『んばちャんさわ、なぬかッてけんの』
『なんだが、ししャねーがら、となりのんばちャんさ、
 きえでみさえ』
『んで、きいでみッかんね』

書いている本人もサッパリ、分からない、今日では
聞かれなくなった仙台弁です。
こりゃ、外国語だ!


お国コトバ

2007-05-31 20:00:49 | 方言
北海道の魚、なまらうめぇんだー、
カニっしょ、アキアジっしょ、ガンゼっしょ……。
畑も内地よりうだて広いからカイベツ、ゴショイモ、
トーキビものっこり穫れるべや、
北海道に来たら、くってげ!

Q1
北海道の親戚の家に下宿しているOさん。
いとこから自転車を借りて外出したのですが、
帰宅早々、いとこから声をかけられました。
『鍵かったかー?チャリぎられっけ、ちゃんとかれよー』
さて、何と言われたのでしょうか?

1自転車の鍵を買って来る。

2自転車の周りの草を刈る。

3盗まれない様に自転車に鍵をかける。

北海道では交換することを『バクル』といいます。

   方言名作劇場
お妃『めごい娘さん、
   りんごばひとっつどんでぇ?』
白雪姫『ぅまあ、めったらだっぎゃ!』
お妃『さあさあ、けー』
白雪姫『うっ……苦しい』
お妃『くくく、えーあんべじゃ』

以上、津軽弁の白雪姫でした。

菖蒲湯っこ2

2007-05-21 11:56:23 | 方言
『ウーンウーン』て唸るど
『お前、蛇だな忘れで人間さ悪戯して来たべ』て
言う母親の声も聞ごえるど。
『人間さ悪戯へば、そういう風に体さ針刺されるなだ。
その針なば取れねがら死んでしまうは』
て言ったば、若者なば唸りながら
『ええなだええなだ、俺らなの人間の娘さ千匹分の子種
おろして来たがら、
死んだたて悔やむ事なのねえ』て言うけど。
したば母親なば『お前、なんぼ人間世界さ千匹の子種
残して来たたて人間は賢しいがらな、
五月の節句に菖蒲湯っこさへれば、お前の子種なば
一晩で下ってしまうべしゃ』

この話聞だアバ『これなば大変だじゃ。娘っこ悪戯
されだよだ』て、急いで
麻糸をたぐって家さ戻ったけど。娘っこさ何も聞がへね
五月になるな待じて居だったど。

五月来て、家の周りさ菖蒲下げで、菖蒲湯っこ湧がへで
大盥さあげで娘っこどご入だば、
蛇の子種みんな出はってしまったけど。五月の節句の
菖蒲湯っこ、身体がら魔物どご
抜ぐために入るだど。

トッピンパラリノプウ。

『みちのく わはは草子』より。

菖蒲湯っこ

2007-05-20 19:06:27 | 方言
むがしこあったぞん、ある所さオドどアバど娘っこど
三人居だっけど。
アバど娘っこど麻糸こしゃえで、毎日のよに機織り
してらっけど。そこの家さ、
よっぽど前がら?冠りした、ええ若者が毎晩のように
来て、仕事してる傍さゴロッと横なって
機織り終われば娘ど一晩げ泊まって朝ま早ぐに
帰って行ぐなだけど。
『あえんたええ男なば見た事もねえ。どっから来るなだべ』
不思議に思ったアバが娘っこさ聞いだば
『俺ら、朝ままでの事なば何えも分がらねっす』て言うけど。

『魔物でねえべが』て考えだアバ、家中さ白い灰こ撒えで
知らぬふりしてで、朝まに見だば
人の足跡なば何処さもねがったけど。『毎晩来るええ男なば
多分、魔物だど。今夜なば男のまなぐ
見ねで来たらすぐ、長い麻糸つけだ針で男の着物の裾のどご
三針縫え』。娘っこさアバ言ったけど。

朝まになって若者戻ってがら麻糸たぐっったば、板の節穴抜けで
山の方さ続いでらけど。どごまでもどごまでも
麻糸たぐって行ったば岩の割れ目さ入ってだけど。
したば、割れ目の奥の方がら『ウーンウーン』て唸り声聞ごえて
来るずもの。『あの声なば聞いだ事ある』。
アバ、岩の割れ目さ耳当でで聞いでらば、唸ってらな毎晩げのよに
遊びに来てだ若者のだけど。

つづく。

北海道語

2007-05-02 20:39:51 | 方言
北海道は日本列島の最北端に有ります。
内地(本州)北部の青森とは津軽海峡をはさんで
対岸にありますから
津軽や南部の方言をふくむ東北方言とは密接な
関係がありますが
実情は関東方言または江戸方言にちかい性格を
持っています。
北海道方言は『海岸部方言」と『内陸部方言』に
分けられます。
海岸部方言は北海道南部や沿岸部の地域(小樽地方)に
分布しています。
発音では『イシ(石)』と『イス(椅子)』の『ス』と『シ』、
『クチ(口)』と『クツ(靴)』の
『チ』と『ツ』の区別が有りません。
イガ(烏賊)、ハダ(旗)など語中・語末のカ・タ行音が
濁音化っすること、
文法では助詞『サ』共通語の『へ』になります。
『スケ・ハンデ』共通語の『から」にあたります。
『シズカダ晩』(静かな晩)、
『タゲガッダ』(高かった)など東北弁に似ています。
内陸部方言は
北海道中央の農村、都市などに分布しています。
『ハシ(箸)』と『ハシ(橋)』と『ハシ(端)」の
区別が無いのも特徴です。

内地の人が初めて
北海道に渡ったのは鎌倉時代初期、開発が始まったのは
室町時代末期と言われています。
青森・秋田の漁民たちは、北海道の西海岸(余市町以南)、
東海岸(鵡川・むかわ・町以西)へ進出し
先住民族のアイヌと雑居をする様になりました。

明治以降は開拓のために全国から移住者が集まりました。
東北出身者が最も多く、
次いで北陸出身者、四国出身者も少なく有りません。
こうして、東北弁をベースに
全国の色々な方言が混じり合い、
分かりやすい言葉になったのが『北海道語』です。

わっ

2007-04-30 14:12:44 | 方言

今日は殊の外暖かく、いいえ、私には暑過ぎです。
慌てて、Tシャツを
引っぱり出してきて、風に当て、干しました。

兵『こらこら 加助さん』
加『ああ。」
兵「かっちゃ しんでまってがら おがしけだごど
 なんぼでも あるんだじゃ。』
加『ン どしだごど。」
兵『だれだが わがねばって おらさ 栗だの
 まづだげ(松茸)だのて まいにぢ 
 もってきてけるんだって』
加『ン だれだべ』
兵『それが だれだが わがねんだじゃ」
加『ン ほんとにが』
兵『うそでね あどで その 栗とまづだげ ごと
 みせるはんで』
加『おがしけだごとも あるもんだなや』

加『さきたのはなじ 神様の しわざだも わがねや』
兵『んだべがな』
加『んだびょん。ひとりさなったのごと 気のどぐだど
 おもって 神様めぐんでけだびょん。』
兵『んだべがな」
加『んだで。したはんで まいにぢ 神様さ 
 ありがどごすて 手あわせだほういいんでねが」
兵「そすごとさすじゃ。わんづかだばって これ
 神様がら もらったものの おすそわげだはんで』
加『わい めやぐだじゃ。 ありがどごす』
兵『ごんぎつねのやづ 人のえ(家)のながまで
  はっ(入)てきて』
兵『わい これ 栗どまづだげ だでばな」
 『おめであったのが。いっつも栗どまづだげ ごど
 もってきてけだの』

童話『ごんぎつね』津軽地方の方言版でした。

今日は夏日と言うことなのでお昼は今年初めての
ざるそば、それも最近流行の
ダッタンそばでした。つゆにはキムチを刻んで入れ
冷たくても辛いつゆになりました。
ダッタンそばはルチンや
ポリフェノールを多く含んでいるそうです。

これからの季節はキムチ味”山形のだしっ”が無いと
美味しいそばを食べられません。

訛り

2007-04-25 21:08:01 | 方言

訛り懐かし停車場の・・・と
詠んだのは石川啄木ですが、ドラマ等を見ていて
「それは おかしい、
 そんな言い方はしないよ!」と思うことが有ります。
私は北海道の内陸出身ですが
「あずましい」と言う方言は聞いたことがありません。
気持ちがよい、居心地がよい
と言う意味だそうですが、たぶん北海道南部で
使われているものではないでしょうか
明治の初めに
北海道に渡った人は日本全国から やって来ました。
また、昔は
山を一つ超えただけで、ものの言い回し方が
違っていたそうです。
そのため、初めて入植した人達は隣の集落の人と
言葉が通じなかったらしいです。
函館など南部の漁師さんは津軽出身の人が多く
今でも殆ど
津軽弁です。私は聞き取ることが出来ません。
先の「あずましい」も
津軽や秋田北部、岩手の山あい地方で使われていた
方言ではないでしょうか?

「なげる」
ゴミなどを捨てる事を北海道では、投げると言います
初めて聞いた人は
大概、感違いをします、物をその辺に置いといて!と
言う時にも使うことがあります。
「なまら」
「なまらはんか」が縮まって言う様になり、意味も
「とても」「たいそう」に
変わって来ました、世代によって使い方も違います。
「なんも」あるいは「なんもなんも」
「どういたしまして」と気軽に言う言葉です。
「したっけ」
そうしたらと言う意味ですが、私は「したら」と
言っていました。
「はんかくさい」
はずかしい、みっともないの意味です。
「そんな事、はんかくさくて出来ないべさ」

北海道でも東西南北でずいぶんと言葉が違っています
海沿い、山あいでも。

最後に津軽弁の短い会話を、
「どさ」「ゆさ」。

「あら~、何処へ行くんですか?」
「ええ、これから銭湯にいくところです。」