てくてくダイアリー

GISとか使ってました

数値地図からネットワークデータセット

2007-09-18 | ArcGIS
数値地図からネットワークデータセットを作ってみた.その備忘録.

1.数値地図を変換ツールでShapeに変換

2.道路のシェープファイルにLength計算,道路名を結合.

Lengthの計算式はArcGISのヘルプの「フィールド演算の実行」の中の「シェープファイルの長さを計算する」に書いてある.(シェープファイルの長さって(笑))

道路名は4.の道案内が必要なければ,結合しなくてもよいかも.結合フィールドはシェープ側も,roadname.dbf側もID.

3.ArcCatalogでカタログツリーから2.のシェープを右クリック>新規ネットワークデータセット

4.ウィザードの最初のうちはデフォルトのまま.
属性を指定というところで,「追加」ボタンをクリック.
名前:Length
次がCost
その次はMeters(数値地図2500だから)

その次のページのディレクションがなんたらかんたらのところで「はい」
シングルフィールドで,2.の道路名のフィールドを指定
(あるいはマルチフィールドでALINAMEなどもあわせて指定)
後々,最短経路探索などをした時に,国道○号を右折,といった道案内を表示させたときの,道路名の元データとなる.

あとは,はいはいと進んでいく.

5.ネットワークデータセットをビルドする.

さて,本当にやりたかったことは,作成済みのネットワークデータセットに他のシェープファイル(例えば隣り合う図郭のデータ)が追加できるかを確かめたかったんだけど,なんとなくできなそうな感じ.残念.

とすると,最初にシェープファイルを全て結合しておいてから,ネットワークデータセットを新しく作り直すという感じだろうか.

確か数値地図2500には道路の接続情報も入っていたはずだが,あれはつかえないものだろうか.

そういえば,数値地図自体の道路の接続情報は隣り合う図郭ではどうなってるんだろう...

やっぱり,データのフォーマット説明書を読むですか.そうですね.