日々のカケラ

日常のアレコレ

このタイトルがな(ーー;)

2014-06-29 23:43:05 | Weblog
先週は仕事が忙しく、土曜日まで仕事でようやくの休日。疲れが溜まってたので、昼近くまで寝てしまったせっかく天気も良かったのに勿体ない

「とらわれて夏」を観に映画館へこのメロドラマみたいなタイトル、窓口で云うのが恥ずかしかった春に雑誌で見て、いつ上映されるのか待ってたんだ。
アメリカの静かな田舎町に住む母親と12歳の息子の生活に入り込んできた脱獄囚の男とのひと夏の5日間の物語。脱獄囚と云っても銃やナイフを持っているわけでもなく、乱暴なことをするでもなく、むしろ穏やかで人柄が良さそうなので、サスペンスにはならない。うつ状態の母親を気遣って暮らす少年に野球を教えたり、車のタイヤ交換を教えたりと父親のような役目を果たす。精神の不安定な母親には、家の修理をしたり、料理をしたり、最初は怯えていたのに、あっと云う間に心を許すようになっていく。そういうシーンがあるわけでもないのに、二人の関係がとても色っぽくて、思春期の息子の視点から見ていると余計に。警察は勿論検問をして、彼を必死に捜索していて、ひっきりなしにニュースが流れている。どんどん家族のように馴染んでいく彼らを観ていて、本当の家族になれればいいのに、と思うようになり、それを実行に移そうとすることになるけれど、幸せな時間にも終わりがやってくる。でも、時を経てこういう結末になるとは思わなかった彼らにとってあの5日間はとても密度の濃い、人生を変えるほどの日々だったんだ、とよく分かる。

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