goo blog サービス終了のお知らせ 

*苺ちゃんねる*

★自由のんびりブログです
新しい家族の文鳥の杏ちゃん。と、その飼い主の日記。

私の男。

2014年07月04日 | Weblog
7月2日(水)
レディースデーだったので、「私の男」を観てきた。

上映している映画館が限られていたので、私は少し離れたところまで車を運転して行った。
モスクワ映画祭受賞の記事が出ていたのもあるけれど、
その受賞前より公式サイトの劇場予告が、私はとてもひかれたのである。
でも、なかなか行くきっかけがなく、今回の受賞と、ネット上の賛否と、レディースデーという
色々なきっかけが合わさって、映画館へ行く口実が出来たようなものだ。

原作は読まず、しかし実はネットでネタバレをほぼ読んでいた私w
でもそのおかげで、話のつじつまがどうのこうのではなく
純粋に、出演者にのめりこんで鑑賞することが出来た。

とにかく浅野忠信と、二階堂ふみの演技が素晴らしい。
私は「映画館」にいるということを忘れてしまうくらい、この世界にどっぷりとハマっていた。
ときにはまるで淳伍の視線で、また花の視線で、
相手が何を考えているのか、何をしてあげたらいいのか、自分は何をしたいのか、
あっという間に時間が過ぎて行ってしまい、上映時間が終了になってしまった。

わからなかった箇所もあり、帰りに文語本も購入。
原作とは違った感じなんだなぁ。



2時間ではなく、もう少し時間をかけて、もっと物語をみたかった気もする。
ストーリーは荒削りな感じだが、演技力がとにかくそれを気が付かせない。
映画が終わった後に、色々な人が「あーだ、こーだ」言っていたけれどw

とっても残念だったのが、映画館でのおしゃべり。
子供でも、学生でもなく、中年の夫婦かな。

予告でながれる花のシーン。重要なシーンで「あ~、これ、予告で出るとこだよね!」とか。
もちろん、そのシーンの時、音声は無声になっているので、この女性の声だけが聞こえるの。

最後でも「あそこのシーンはどういう意味?」と男性が平気で話していて、離れた席にいた私が不快だったのだから
近くの人はとても嫌だったと思う。
映画の世界観なんて無視。そういう人って、DVDで見てほしい。

予告編の音楽が好き。

『私の男』予告編