菖蒲湯(しょうぶゆ)とは、5月5日の端午の節句の日に、ショウブの根や葉を入れて沸かす風呂のことである。入浴することで、邪気を払うとされる。ショウブは「勝負」や「尚武」につながるともいうが、元来は薬草である。「服薬」の語があるように薬草には呪術的意味があり、身におびるとよいとされた。アイ・アカネ・キハダなどの染色植物はほとんどが薬草である。したがって菖蒲湯は、薬草を入れた温水浴としての民間医療行為としての意味があり、これが年中行事と結びついた例といえる。同様の例として、冬至の日の柚子湯がある。なお、菖蒲湯は夏の季語となっている。
子供の頃、家庭で“菖蒲湯”に入っていたことを思い出しながら・・・その由来を調べてみました!!!
5月5日は、父の誕生日だったこともあって、(男子は居なくても)・・・柏餅や粽を食し、菖蒲湯の入浴をしていました。
今、若い夫婦にも菖蒲湯を説明しながら~こんな形でイロイロなことが受け継がれていくのかしら(?)と思いながら、ほのかに香る菖蒲湯に入り、“邪気”を払って今日も無事に終わったぁと、ほっとしています。