パート様

箱根仙石原のすすき 雨模様→

思い出キラキラ

2012-06-09 22:53:00 | Weblog
思い出キラキラ

書けない時だってあるさ

2009-08-18 21:49:17 | Weblog
人間いろいろあると、ありすぎると、なにも書けなくなる。
それでも、食べて寝て笑っていたりする。
ま、そんな毎日。
心配しないで。

大型特殊?

2008-11-27 19:31:44 | Weblog
先日友人とミュージカルを観に行った。
行きがけの電車の中では、普段のストレスを発散しようと、マシンガントークが炸裂する。
私は勤務先の人間関係のまずさを吐き出す。
もっとも友人はどちらかというと…突っ込み役。
ふんふんと聞いていては、的確に切り返す。

イタタ。。。


ぴ~さんってさ、仕事はできると思うけど、使いこなすのに免許が要るよね。
上司になる人は大変だね~。

やっぱ、転職する時は面接の時
「時給はパートでも普通の人の3倍は働きます。でもこの会社には、私を使いこなせる人はいますか?」って聞かなきゃね~。



パート様を使いこなすには「大型特殊」の免許が必要です。ハイ。




後日夫にその話をしたら、「オレってすごくない?」と。
すごいのか?ほんとうか?

サブプライムごっこ

2008-10-14 19:40:32 | Weblog
ねぇ、ママこのゲーム機買って。限定版で初回20個だけ売るんだってサ。きっとプレミアムがついて、高く売れそうな気がするよ。

お小遣いの範囲内でなら買っていいわよ。

そんなもん、とっくにないよぉ。お金貸してよ。

いやよ。あなたはそう言って借りて、一度も返したことないじゃない。
今までの分を耳をそろえて返してから言ってね。

パパァ~、ママに何とか言ってよ。遊んだ後、絶対高く転売できるからさ。得した分も全部パパにあげるから、今お金貸してよ。

買ってあげたいけど、パパのお財布にはそのゲーム機を買うだけのお金が入ってないんだよ…。ママ、この子にお金貸してあげて。今度のお給料でその分はちゃんと払ってあげるから。

パパが保障するのね?いいわ。貸してあげる。
その代わり、兄弟仲良くケンカせずに壊さずに大事に使うのよ!(高く売れるように)





その後、プレミアムがついたゲーム機はネットオークションで高値で落札され、パパは子どもに貸したお金の倍近いお金を受け取った。

横目で見ていたママは面白くない。
こっそりネットオークションを覗いてみたら、件のゲーム機がなんとさらに値上がりしている。これはこれは。即行さらに倍近い値で買い戻す。
(希少価値よ!まだまだ値上がりするわ、世界に20個しかないんだもの。お得情報はすぐに友人達に知らせなきゃ。)

おもちゃ屋に子どもを連れて行き、
次にあなたが欲しいもの(限定版、値上がり保障)はどれかしら。にっこり。
貸してあげるわいくらでも。その代わり転売して儲けた分はママのもの。あなたが返せなくても、パパがいるから大丈夫。

え?わかんないよぉ。だって、この間のゲーム機だってもう誰も遊んでないよ。友達もこの間知らない人にネットですごく高く売ったんだってさ。買った人は馬鹿だよね。




ガラガラ。。。。





ちょっと、違うか。ま、そんなもんか。

オート(自動)

2008-09-25 22:17:21 | Weblog
私の可愛いデミオちゃんを運転しだして10ヶ月。
キーを持っていればドアのボタンで開錠し、スターターをまわすだけでエンジン始動。
暗くなれば勝手にライトがつき、雨が降ればその強さに合わせて勝手にワイパーが動く。
エアコンもautoの位置に合わせておけば、暑ければ冷房、寒ければ暖房が自動で切り替わる。
1300ccの車でここまで親切。
3000ccクラスなら、もっと?


人間だめになる。



人間としてだめになりそうな気がする。




同じ部の隣の課長は、ひどく細かく、融通が利かなく、わがままだ。上司としてはできたら避けたい存在だ。
私は課が違っても、部全体の庶務関係を一手に引き受けている。いわゆる便利屋さん。
書類関係の処理は私が負うことが多い。
この上司、仕事を留める。
嫌なことを最後まで残して、お尻に火がつかないと片付けない。
子どもの頃夏休みの宿題は、31日にお母さんに手伝ってもらったに違いない!

結局「さっさと処理してね!」と、時間がないときに限って、押し付けてくる。
15分ほどで気を使う細かい仕事を片付けろということもままある。
ちょっとでも間違うと、烈火のごとく怒り出す。

最近その課では、残業をなくそうとばかりに業務日報なるものをはじめたらしい。
毎朝一時間ほどを昨日の業務の報告と本日の予定と段取りなどの報告にあてる。
正直、みんな忙しくてそのために残業が増えているような気がしてならない。
残業時間は毎月45時間と決まっているから、サービス残業をしている人もいる。
見かけ上超えなければいいらしい。
あなたのお守りが課員の一番負担の大きな仕事だ。
自分さえ良ければ良いと思う人ほど出世する。そんな会社だ。





私はauto(自動)です。
押し付ければ、なんでもやります。
残念ながら人間ですので、たまに間違います。
あなたのせいじゃありません。






まぁ、そんな上司はこの世界には履いて捨てるほどいるのだろう。きっと。
そんな人間しかいないのかな?この地球(ほし)の上には。

夏休み

2008-08-22 22:25:04 | Weblog
毎年思うが、主婦に夏休みなんてない。
専業主婦で子どもがいないとしても、亭主殿がのんびり夏休みを謳歌する間、普段よりも倍以上の家事量となる。
まして、兼業主婦となると・・・・・・・。


◆ ぴ~とんさんの夏休み ◆

8/9日(土) 夫の実家へ「嫁」をしに行く
        ついでに娘と子ども達と落ち合い我が家へ
8/10日(日) 6人分の食事の支度やら、洗濯やら、普段しない片付けやら家事に追われるババとなる。
8/11日(月) 一人お泊りになった小1とデートの日
       「カンフーパンダ」を見に行く。大笑い。
       食事をして、買い物をして、帰ってから二人で「マリオ・カート」で盛り上がる。
       お昼寝をパスして、本屋に出かけ夏休みの宿題「貯金箱」キットを購入。
       ついでに楽しそうな本やらドリルやら購入。
       ミスドでドーナッツを10個購入。
       二人で夕食のハンバーグを作る。
       満足な一日。
8/12日(火) この日から夫も夏休み。
       一通り家事を終えてから、帰省用のおみやげを買いに出かける。
       夕方出発に合わせて、マッサージ。
       18:00 夫と小1と3人 秋田に向けて出発!
       長男は2日しか夏休みが取れず、次男はテニスの練習と重なってお留守番。
       首都高の渋滞がひどかったので一般道で娘の所へ。
       20:30分娘一家と合流して食事をし、22:30分出発。
8/13日(水) 午前3:30分実家着
       8:00起床 お盆の用意の前に夫は恒例の窓洗いと金魚の水槽洗い。
      足の悪い母はなかなかこれが思うようにいかないらしく、夫が毎年綺麗にする。
      午後は母の実家へ盆礼に。枝豆やら野菜をたくさんいただく。
      近所のスーパーで花火を買う。これは迎え火代わり。
      お盆の飾りつけを弟がする間、娘と子ども達は仏様を迎えるためのお団子作り。
      用意がすんだら着替えてみんなでお墓に行く。
      娘婿は初めてだ。お寺の本堂の位牌所へ寄り、ご挨拶。
      毎年のことお墓は大賑わい。
8/14日(木) 朝お坊さんがお経をあげに来て、盆礼のお客様がとっかえひっかえ。
      私たち一家も親戚の家に盆礼に出かける。
      伯父も伯母も年取ったな~。自分はさておく。
      帰ってから配るお土産も買う。
8/15日(金) あっという間に帰る日が来た。
      母はちょっぴりほっとしたような顔をしながら、それでも持たせるお土産の用意は万全。
      ありがたいこと。米味噌野菜果物。
      いつもの神水を汲めなかったので、力水を汲んでおく。これも日本100名水の一つ。
      夕方18:00出発。途中食事やら休憩を取りながら
8/17日(土) 午前1:30娘の所着。
       午前3:00無事帰宅。
       心底疲れたけど、とりあえず荷物を降ろし、お風呂に入って寝た。
       が、そんなに寝られない。

       と、とにかく暑い!!

       午後買い物がてらマッサージに行く。
8/18日(日) 雨、雨、雨 一日ズルズル。


こうして私の忙しい夏休みは終わり、もっと忙しい毎日へとシフトして行く。




子どもの頃のような何にも予定のない自由時間いっぱいな夏休みを過ごしたい。

一度でいいから、、、うそ、毎日でいいから。


宝くじ当たらないかな。。。。。。

ねんきん特別便

2008-08-07 11:17:12 | Weblog
勤務先から「ねんきん特別便」の封書が配布された。
ほぉ~これか!ってなもんだけど、とりあえず封を切って見てみた。
さっと見ただけじゃ、何がなにやらさっぱりわかりませんが、記録が途中抜けているように思え、家に持って帰って確認することにした。

持ち帰ってみたものの、夜は疲れていて確認する気になれず、翌朝よく見てみると5年ほどの記録がない。
ぴ「おとうさぁ~ん、なんか変だよ。どう思うこれ!」と玄関にいた主人に声をかけると、
夫「おまえなぁ…。オレは今出勤するところだよ。帰ってからにしてくれ!」


ごもっとも。


その日は出勤し、周りの人に聞いてはみたが埒が明かない。
皆の意見はそろって「やっぱり社会保険事務所だよね。」とのこと。
悪名高き社会保険事務所。こんなことに有給を使いたくないけど、今はそんなこと言っていられない。
帰宅してからまずは「年金手帳」を探す。昨年の引越しで、いつも入れていた場所を移動してしまったらしく、簡単にみあたらない。
やっと保険証書類の缶の中から引っ張り出し、確認作業。
この時初めて、父親の「保険の手続きや書類を大事にするんだぞ!」の教えに感謝した。
私のことだから整理はされていないが、必要な書類はすべて一つの袋に収まっていって、なんとなく自分の経歴を確認することができた。
ありがとう父さん。

ついでに弟(会計事務所勤務)に電話して聞いてみた。
正直年金保険は難しいらしい。とりあえず書類を事務所にfaxしておいた。
弟にも感謝。


朝はいつもの出勤時間に出る、、つもりだったが、この天気に負けて、布団を干したり、洗濯をもう一度。。。
それでも8時には我が家を飛び出した。
待ち時間2~3時間と聞いているので、その対策もばっちり。
駐車場の心配がないように、次男の通学用チャリをぶんどり(本人は熟睡中)日焼け止めを塗り、万が一に備えて日傘も持参。

自転車を颯爽とこぎだしてから気がついた。






社会保険事務所って・・・・・・・・・・・どこ?






引っ越した友人が前に社会保険事務所へ出向いた話をブログにアップしていたように思い、さっそく携帯へかけてみた。
すぐに出てくれて道順を細かく教えてくれた。ありがとう友人!!

さて、事務所へ到着すると。。。あれ?
駐車場もガラガラ。
中へ入ると受付の人がポツン。待合のイスには1~2人。あれれ??

ねんきん特別便関係は2階ですと案内を受けて2階へあがると、、、
8時半到着の私が2番目だった。
受付書類を記入して待つこと0分。すぐに係りの人が対応してくれた。
係「すごい汗ですね!」
ぴ「チャリ飛ばしてきましたから。それにしても人がいなくてびっくりです。」
係「今はねんきん特別便の人がほとんどで、会社関係の人はお休み取ってまでは来ませんからね。」
ぴ「あはは。私は取りましたよ。込んでると思ったから。」


私の切れていると思った記録は「カラ期間」と呼ばれるもので5年分ほどが記録には載ってこなかった。
これがあると、とりあえず年金の受給資格は満たしていることになる。
受給資格は300ヶ月以上。
それでも国民年金が満額いただけるのは、40年以上国民年金に加入していることが条件なのだから、満額には到底及ばない。
満額でいただける額は、年額792,100円。



年額。。。。792,100円?!




私の場合は、さらに少なく年額390,000円ほど。月額30,000円だ。
ぜ~ったい生活できませんって!


あらためて、ある意味すげ~な「国民年金」って感じ。





私が社会保険事務所の位置を知らないのは、おそらくすべて誰か任せでやってきたせいだ。それがこの金額に繋がっている。
この金額 誰かのせいにはすまい。反省をこめて。






受付から確認して、完了するまでおよそ30分ほど。
午前9時過ぎには街へ出たのだけれど、残念ながら店の開店時間は10:00~のところが多い。
ピーカンに晴れ渡った青空と太陽を見上げ、動ける間は働かなきゃ!と誓った。

まじっすか?

2008-08-04 00:47:31 | Weblog
土曜日は市が主催するお祭りのメインイベント花火大会だった。
私の住むマンションは川沿いで、花火がとてもよく見える。
花火大会はこの周辺では一番大きく、一万発を打ち上げる。見物人が多いので街は歩行者天国にになり、車は規制され、駐車場は満杯。週辺道路は渋滞。人出も多く、歩くのもままならない。
そんな中ゆっくりとマンション前の歩道にテーブルとイスを出し、ビールを片手に近所の主婦友と談笑する。一年に一度ちょっぴりだけ優越感に浸れる日だ。
お祭りやら屋台の辺りはそれこそ見物人でごった返し、おちおち花火も見ることができないので街に繰り出したことはここに住んで以来2度しかない。
それでも子ども達が小さかった頃は結構気合を入れてこの日を迎えたりしたものだが、最近は夫婦二人で見ることも多く、寂しいかぎり。


ところが今年は長男が珍しく大学時代の友人を二人招待した。
面倒だなぁ~と思うところ半分、でもせっかく来るのだからしっかりおもてなししなきゃ。
二人とも長男と同じような感じ。やっぱ類友だな。




この友達の一人から聞いた衝撃的な話。

和気藹々と取り留めのない話から、何気にいただいている給料の話になった。
彼は関東圏ではそれなりに有名な書店に勤めていたのだが、身体を壊し最近退職したらしい。身体を壊す原因になったのはもちろん仕事だ。
聞けば、一生懸命すぎるほど働いて、働いて、その果てに病んでしまったらしい。
しかし、ボーナスの額を聞いて愕然。

正社員なのに、パートの私がいただくボーナスの額に少々上乗せしたような金額。

まじっすか?んじゃ、普段のお給料は?
え…。





日本の将来を担う若者をまして正社員という肩書きでこれほどこき使ってはいけません!
こんなことがまかり通って、この先日本はどうなるの?






日曜の午後は長男の友人を見送ったあとに美容室へ出かけた。いつも行く友人の美容室は、友人が体調不良で予約ができなかった。新しく美容室を探すのは、本当に大変。
だって、何も言わずに座ればやってくれるってわけにはいかない。
面倒でもこちらの希望を伝える。
「5歳ぐらい若目に見えるようにお願いします。」なんちゃって。


そこで聞いた話。
帰省の話から、先日の東北方面の地震の話になった。
栗駒付近で流された温泉宿にいた人を救助するために派遣された自衛隊のヘリコプターは周辺で給油できずに一日待たされた。
ヘリコプターが給油できなかった原因は、惨状を伝えるために押しかけたヘリコプターが備蓄の少ない油を奪ったためだという。


まじっすか!


本末転倒も甚だしい!
取材陣は報道の自由の旗の下、何をしても許されるのですか?
救助の手が一刻も早く現場に入れれば、もしかしたら救えた命があったかも知れない。



これが日本の現状だ。
「私」と「あなた」さえいれば、あとは知ったこっちゃない。
その他大勢は物と一緒。
私さえ良ければ他はどうなってもかまわない。


そういう日本です。
もうすぐこの国は滅びるような気がしてなりません。

私のあたま

2008-06-29 22:25:33 | Weblog
先々週の土曜日は次男の高校の保護者会があった。
めずらしくお知らせが出てきたので夫と二人で出かけてみた。
修学旅行の説明があるし、2年生ともなれば当然大学受験や今後の進路についても説明がある。
ため息、ため息。


次男の高校は中ぐらいの進学校。
2年にあがる時もコース選択があり、国語と社会が苦手な次男は選択の余地もなく理数系に進んだ。
でも、残念ながら数学や理科の点数がそれほど振るっているわけではない。
つまり、低空飛行のまま彼はなんの心の準備もなく受験という激流に飲み込まれることになる。
学歴は船だ。進路は羅針盤。。

受験するにしても、進路が決まらないと大学なんて選べない。
自分が生きていく糧を得るための道だ。
私なんてこの年になっても生きていく道を知らない。
たかだか17年しか生きていない子どもに、「これがあなたの生きる道!」なんて軽々しく決めさせる自信はない。
つまずいて転んでも、迷子になって立ち止まっても、何度でもやり直せる世の中ならいいのに。
最近はそうではないらしい。



母親は自分の背を大きく超えた木に問いかける。
「コノキナンノキ?」
可愛い双葉のころはとにかく元気に育てと慈しんだ。
すくすくと元気にだけ育て上げたら、「お宅のお子さん、松の木ですか杉の木ですか、檜?はたまた桜?それとも実のなる木?それにあった育て方を効率良くしてあげます。で、何の木?」ときた。


そんなの知るか!
木は時間をかけて大きくなるのよ!(って、カレンダーに書いてあった)
曲がってくねってもそれなりの味が出るでしょ!
盆栽だって、時間をかけて作るんだから、人間だって時間の掛かる子もいるよ。
効率で勉強を教えられたら(育てられたら)溜まったもんじゃない。
促成栽培にあった人間しか格差社会を生き抜けない。
そんな日本に誰がした!


とポンポコお腹を叩いて怒っても、所詮負け組み。








でもね、現在の高校生は日本一の学力を誇る。
おそらくだ。
高校卒業程度を侮るなかれ。

センター試験の問題で、全科目満点取れる高校の先生はいるだろうか?
大学生はどうだ?大人はどうだ?

私はおそらく5%程度。
じゃ、高校受験の試験問題はどうだろうか。
う~ん、、悲しいけど20%ぐらい。かな?

だから、高校生って純粋にすごい!次男君最高っ!



私の頭の中は、中学校の学力すらもないのかもしれない。
一番ショックなのは、小学校で習う漢字を100%書けないだろうと思われること。


う…。みんな笑ってる。でしょっっ!

地震

2008-06-15 11:15:12 | Weblog
私の実家は秋田県でも宮城県や岩手県に近い方にある。
乾麺で有名な所だ。

土曜日朝、ちょっと早めに目が覚めたので、ゆっくり新聞に目を通し、珍しく手の込んだ朝食を作り、夫とテニスの朝錬に出かける次男とそれを食べ、その辺を片付けながら洗濯物をたたんでいる時だった。
ピンポン、ピンポン、とNHKの緊急地震速報が流れた。
初めての出来事に「なになに??これ~!あらっ!緊急地震速報だわっ!おとうさんちょっと、ちょっとぉぉ~~~!!」とパソコンに向かっていた夫を呼んだ。
気がついてから夫が私の元にすっ飛んでくるまで、すでに20秒以上経過している。
2~3分後に今度は宮城岩手で震度6の地震が発生したと速報が流れた。

実家の傍だと気がついて、すぐに安否確認の電話をしたら、母が出てそれはそれはあわてた様子で「すごい地震だった。ガラスが割れた。戸棚の上の物がみんな落ちて、家中めちゃくちゃ。逃げなきゃいけないから電話はもう切るから。」と。
私もあわてて「怪我してない??皆無事?」母は「私は怪我をしていない。あとは分からない。切るね!」と。
そりゃそうだ。

弟にはメールで安否を確認したら、一時間後に「家中物が落ちてめちゃくちゃだけど、怪我した人はいない。大丈夫だから」と返事が来た。
その後は、電話もメールも繋がらない。


テレビで入るニュースは一番被害が集中した地域を伝えているが、震源地に近いが被害のなかった地域のことは伝えない。
今朝になって実家にもう一度電話をして、避難することもなく家で過ごしていることも、家の中もあらかた片付いていることも確認できた。
携帯の弟はまだ寝ていた。


土曜日はボランティアに出かける日だったから、友人の車に同乗して出かけた。
皆平日は勤めているから、話題は緊急地震速報の有効性について。
震源地では緊急地震速報と同時に揺れが来た。
5秒以上間があったのは震度4程度のあたりらしい。
これでは間に合わない。
まして、我が家では20秒以上かかってから緊急性に気がついている。
長男は夢の中。次男は学校。


5秒といえば、聞いてすぐテーブルの下にもぐりこむのがやっと。
でも、震度4じゃね。


仕事中なら、どうか。
一番無事そうなのは高校に通っている次男。
その次は、、運次第。
夫は都内。長男は川崎方面。私は市内でも工業団地の中。
どう考えても私の勤めている工場には緊急地震速報を受けて、構内の機器類を自動停止させる機能が備えられているとは思えない。
事務所は3階にあるが、直下型の地震が来ないことを祈りたい。




一ヶ月ほど前にラジオで、私の住む地域のマイナスイオン濃度が異常値を示していることを伝えていた。
四川省地震の後だったからそのせいかもしれないと考えられるが、もしかすると。

近くには断層もある。

先週私はどうしても寝室にある和ダンスを動かしたくなった。
夫と長男と次男も総動員して、借りているコンテナ倉庫へ移動してもらった。
背の高い家具類と重いテレビや冷蔵庫を止める地震対策グッズを購入した。
さて、今日はそれをつけるか。



人生が思い通りになる日は来ない。
幸せは白昼夢に過ぎず、私は薄氷の上で微笑んでいるに過ぎない。


とは思いながら、昨日は夫とホタルを見に出かけた。