暖かい日差しを浴びる日々が多くなると、震災時のあの寒さをふと思い出してしまいます。
冬に向かう時期でなくて本当によかったと。
復興に向かうにも寒さに向かう時期だったら本当に大変でした。
でもあの時必要だった暖かい衣類も、今度は半そでが欲しい季節です。
食べ物も腐ってくる季節。
そんなことをいつも思いながら過ごす日々ですが、震災後の自分は大きく変わったと思います。
今までできなかった気配りや人のありがたさ、そして人間の強さというものを感じました。
お金があるとかないとか、そんなことではない「生きる」という意味を学んだような気がします。
テレビを見なかった私が震災後かなりテレビを見るようになりました。
ニュースもだけれど、ドラマも。
(ミヤネ屋の宮根さんを初めて知りましたw)
今「JIN」を欠かさず見ていますが、訴えたいことが切実にわかります。
安穏と生きてきた自分ですが、震災後の自分はやはり自分のできることを探しています。
そうしていつも意識している自分と、意識していない自分では全く違います。
道を歩いていても、買い物をしていても、常にいつも気を配っている自分がいます。
全体を見回せる力が、今必要な優先順位を決定させる。
それが今後を大きく左右することだと思っています。
みんなが青空を気持ちいいと感じ、嬉しく仰げる日が早くくるように私も自分のできる限りの努力をしたいと思います。