それでも生きるために

「生きづらい」人びとのためにいくらかでも役に立つ情報を提供したり、共に生きるための提案や呼びかけをしたいと考えています。

「事件」の報道と「生きづらい」人たち

2009-01-22 | いろいろ
 ある「事件」が起きて容疑者が逮捕された時、その容疑者がひきこもり気味であったり、精神科に通院していたり、知的障害があることが報道されることがしばしばあります。そうすると、同じような境遇にある「生きづらい」人たちの中には、「自分もそのような人間として見られるかもしれない」、「自分もこういうことをしてしまうかも」といった不安を感じる方もいるかもしれません。私の事務所にも、知的障害のある子どもの保護者の方から「一人で外出させて何か事件を起こしたらと思うと心配です」という相談が以前ありました。
 「生きづらい」当事者やご家族の方がどのような悩みや不安をかかえて生きておられるのか、容疑者となってしまった方の実名よりも私が知りたいことです。

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