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※※8/5 MET2018「ノルマ」を見る

2018年08月14日 | オペラ
METライブビューイング

♪ METライブビューイング ♪ 2017-2018 
「アンコール 2018」 8月4日(土)~10月5日(金) 東劇にて上映!

2018/8/5
ノルマ 17-18 
ノルマは、そう見ることはないけれど大好きなオペラです。
特に好きなのは、女声の2重唱。 
切ない二人の心情が、流れるハーモニーで心を捉えてはなさない。
このオペラを初めてみたときから、一番好きな曲の一つ
今日はじっくり味わいます。♪

見どころ、聴きどころ:
聴きどころ
第1幕第1場
・前奏曲 - 劇中の旋律を含むメロディで構成。緊迫感溢れる一曲。
・『彼女を連れてヴィーナスの祭壇へ』(ャ潟Iーネ) - アダルジーザへの愛を友人フラーヴィオに告白するャ潟Iーネのアリア。繊細な表現と輝かしい高音を必要とする。
・ 『清らかな女神』~『ああ、あの愛がもどれば』(ノルマ) - 劇中の白眉。声楽的にも極めて難しく、歌い手の力量により左右される。マリア・カラスも「全てのアリアの中で最も難しい」と語った。
・『行くが良い、残酷な人よ』(ャ潟Iーネとアダルジーザ) - ャ潟Iーネとの仲を悩むアダルジーザに対して、ローマに行って結婚しようと誘う。アダルジーザの戸惑いとャ潟Iーネの情熱的な誘いかけが見事な対比となっている。

第1幕第2場
★『ああ、思い出す』(ノルマとアダルジーザ) - 愛の悩みを打ち明けに来たアダルジーザを見て、私もそうだったと思いをはせ、励ますノルマとの女声二重唱。同じ悩みを抱える女同士の共感とそこから生まれる友情を美しい旋律で描く。
・『不実な人よ』(ノルマ、アダルジーザ、ャ潟Iーネ) - アダルジーザの相手がャ潟Iーネであることを知って激怒するノルマ、困惑するアダルジーザ、そして開き直るャ潟Iーネの三者の感情が爆発する修羅場の三重唱。

第2幕第1場
★『お願い、子ども達を連れて行って』~『そう、残る命を』(ノルマとアダルジーザ) - 死を決意し、アダルジーザに子どもを託すノルマと、「子どものためにも生きて」と説得するアダルジーザの二重唱。女同士の美しい友情が生まれる。

第2幕第2場
・『あなたはついに私の手に』(ノルマとャ潟Iーネ) - 神殿からアダルジーザを連れ出そうとして失敗したャ潟Iーネと命を助ける代わりにアダルジーザを諦める事を求めるノルマの思いが交錯する二重唱。
・『この心を、あなたを裏切ったの』~『ああ、どうぞあの子たちを』(ノルマ、ャ潟Iーネ、オロヴェーゾ、合唱) - 儀式に参加する人々の前で、自分とャ潟Iーネのことを告白し、父に子ども達を託して火刑台に登る壮大なフィナーレ。

ノルマ (オペラ) - Wikipediahttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%83%9E_(%E3%82%AA%E3%83%9A%E3%83%A9)

ノルマ - オペラを楽しむ - 東京二期会
http://www.nikikai.net/enjoy/vol311_03.html

《ノルマ》を歌うということ - オペラの館へようこそ! - FC2
http://jupitermercury.blog.fc2.com/blog-entry-310.html

崇高なる芸術、マリエッラ・デヴィーアのノルマ オペラ・エクスプレス
http://opera.jp.net/archives/7007





「アンナ・ネトレプコ」のアイーダをTVで見る

2018年08月11日 | オペラ
プレミアムシアター - NHK - NHKオンライン

7月30日(月)【7月29日(日)深夜】午前0時00分~午前4時05分

TVをつけていると、すてきな番組が始まりました。
ウィーンフィルと共演するのは、METオペラでおなじみの、ソプラノ歌手
「アンナ・ネトレプコ」です。

おなじみの曲が次々と演奏され、会場でリラックスして楽しむ観客がうらやましい。

後半は、ヴェルディの「アイーダ」 さっそく録画して、後日ゆっくり堪能しました。

よくある華々しいパレードの場面がなく、代わりに登場人物の内面がみごとに描かれています。
アイーダがラダメスを説得する場面、祖国を愛する気高き武将ラダメスの心の変化が迫真に迫り面白い。
王女「アムネリス」も 毎回引き付けられる人物ですが、今回も素晴らしい演技でした。

アイーダがこんなに心に沁みるとは!
録画したので、繰り返し見て楽しみます。

    ♪ = ♪ = ♪ = ♪


◇本日の番組紹介
◇ウィーン・フィル
シェーンブルン 夏の夜のコンサート2018
【5.1サラウンド】
◇ザルツブルク音楽祭2017
歌劇「アイーダ」【再放送】
【5.1サラウンド】

◇本日の番組紹介(0:00:00~0:02:30)
ナレーション: 水落幸子(みずおち ゆきこ)

◇ウィーン・フィル
シェーンブルン 夏の夜のコンサート2018(0:02:30~1:20:00)
<曲 目>
歌劇「ウィリアム・テル」序曲 ロッシーニ 作曲
歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」から「私は神の卑しいしもべです」 チレーア 作曲
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」から 間奏曲 マスカーニ 作曲
歌劇「アイーダ」から 「凱旋(がいせん)行進曲」とバレエ音楽 ヴェルディ 作曲
「ロメオとジュリエット」組曲 第2番から「モンタギュー家とキャピュレット家」 プロコフィエフ 作曲
歌劇「トスカ」から「歌に生き 愛に生き」 プッチーニ 作曲
歌劇「マノン・レスコー」から 間奏曲 プッチーニ 作曲
歌劇「道化師」から 鳥の歌「大空をはれやかに」 レオンカヴァルロ 作曲
歌劇「ジャンニ・スキッキ」から 「私のお父さん」 プッチーニ 作曲 ほか

<出 演>
ソプラノ:アンナ・ネトレプコ

<管弦楽>ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
<指 揮>ワレリー・ゲルギエフ

収録:2018年5月31日 シェーンブルン宮殿の庭園(ウィーン)

◇ザルツブルク音楽祭2017
歌劇「アイーダ」【再放送】(1:21:00~4:05:00)
<演 目>
歌劇「アイーダ」(全4幕)
作曲:ヴェルディ

<出 演>
エジプト王:ロベルト・タリアヴィーニ
アムネリス:エカテリーナ・セメンチュク
アイーダ:アンナ・ネトレプコ
ラダメス:フランチェスコ・メーリ
ランフィス:ドミートリ・ベロセルスキー
アモナズロ:ルカ・サルシ
エジプト王の使者:ブロール・マグヌス・テーデネス
巫女(みこ)の長:ベネデッタ・トーレ

<合 唱>ウィーン国立歌劇場合唱団
<合唱指揮>エルンスト・ラフェルスベルガー
<管弦楽>ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
<指 揮>リッカルド・ムーティ
<演 出>シリン・ネシャット

収録:2017年8月9・12日 ザルツブルク祝祭大劇場(オーストリア)


MET2013「仮面舞踏会」を観る

2013年09月27日 | オペラ
METライブビューイング

ヴェルディ 「仮面舞踏会」

METライブビューイング 2012-2013

 9/27(金)、見ました。素晴らしかった ♪  上映時間:3時間34分
オペラ「仮面舞踏会」、てっきり浅田真央選手のプログラムのあの曲が聴けると思っていた大ボケです。(^^ゞ
そっちは、ハチャトゥリアンの仮面舞踏会 → Wikipedia

今回 鑑賞するのは、ヴェルディの仮面舞踏会です。 → Wikipedia

というわけで、ストーリーをあわてて調べて、見に行きました。
Nexus7のアプリ Pocketに、ストーリーやいろんな方のブログ記事を放り込んで会場へ。
行きの電車の中と会場で目を通します。

幕が開けば、気に入らないのが、羽をつけたオスカル。
あとは、舞台も音楽も素晴らしかった。
輝く真っ白な髪が魅力のホヴォロストフスキーは、去年「エルナーニ」にも登場。
今回は特にかっこいいです!
 ⇒ Myブログ:METオペラ「エルナーニ」を観る

MET2013「仮面舞踏会」の雰囲気をYou Tubeでどうぞ!

METライブビューイング《仮面舞踏会》先行映像1


METライブビューイング《仮面舞踏会》先行映像2


METライブビューイング《仮面舞踏会》先行映像3


METライブビューイング《仮面舞踏会》メイキング映像



17世紀(本演出では20世紀)のスウェーデン。グスタヴ3世は、部下で親友のアンカーストレム伯爵の妻、アメーリアをひそかに想っている。アメーリアもまた、グスタヴ3世に想いを寄せていた。罪の意識に苦しむアメーリアは、占い師のウルリカの指図で、恋を忘れる薬草を採りに行くが、先回りしていたグスタヴ3世に遭遇、互いの心を打ち明けてしまう。2人のことを知ってしまったアンカーストレムは、反対勢力に加わり、グスタヴ3世の暗殺を企てる。
許されないからこそ、燃え上がる恋がある。思いとどまってこそ、報われる心がある。切なくも高潔な「愛」を音楽劇に昇華した傑作、それが《仮面舞踏会》だ。一瞬の告白に情熱をほとばしらせる愛の二重唱は、自身も17年越しの愛を実らせたヴェルディの記念碑だ。
M・アルヴァレス、D・ホヴォロストフスキーの二大スターに絡むのは、アメリカの大型ソプラノ、S・ラドヴァノフスキー。
舞台を20世紀初頭に移した D・アルデンの演出にも注目したい。

指揮:ファビオ・ルイージ 演出:デイヴィッド・アルデン
出演:
グスタヴ3世  マルセロ・アルヴァレス(T)
アメーリア  ソンドラ・ラドヴァノフスキー(S)
アンカーストレム(レナート)  ディミトリ・ホヴォロストフスキー(BT)
ウルリカ  ステファニー・ブライズ(Ms)
オスカル  キャスリーン・キム(S)

解説: D.ヴォイト
インタビュー:S.ブライズ、M.アルヴァレス & D.ホヴォロストフスキー
       S.ラドヴァノフスキー、K.キム & K.ミラー 
マリア・ストォアルダ練習風景とインタビュー: J.ディドナー & D.マクヴィガー

対談: D.アルデン & P.ゲルプ

上映時間 :3時間34分 [ MET上演日 2012年12月8日 ]

参考 Google検索 → 「仮面舞踏会 MET

・ METライブビューイング 最新情報 「仮面舞踏会」
・ 【METライブビューイング】ヴェルディ:「仮面舞踏会」 Impression
・ METライブビューイング「仮面舞踏会」コンサート・ソムリエ東奔西走


読んだ本
 ⇒ 音楽:オペラ ~ あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート
 ⇒ Myブログ:音楽:オペラ ~ 自然・科学・アート他:koishi-2018の本棚
 
おまけ 浅田真央 - Wikipedia
 2008-2009 FS 2009-2010 プログラム 仮面舞踏会
作曲:アラム・ハチャトゥリアン  振付:タチアナ・タラソワ
 

MET2013「リゴレット」を観る

2013年09月24日 | オペラ
METライブビューイング

ヴェルディ 「リゴレット」

METライブビューイング 2012-2013

 
9/24(火)、見ました。素晴らしかった ♪ 上映時間:3時間18分

16世紀、北イタリアのマントヴァが、20世紀初期のラスベガスに置き換えられた演出です。
派手なスーツのかっこいいゴロツキどもの中に 何故か場違いのセーター姿のリゴレット。
だからと言って彼らと違う高潔な人物ではなく、同じ穴の狢です。
世間知らずの夢見がちな娘をそんな環境に連れてくれば、困ったことになるのは目に見えている。
そして事件が起こり リゴレットは復讐を企てますが。
刑事コロンボみたいなコート姿のリゴレットも イマイチ。(^^ゞ
パンフレットにあった黒い服の渋いリゴレットの舞台姿を期待したのに・・・。

でも、ホントはそんなことはどうでもいいのです。
私が好きなのは、アリアや2重唱、何よりも緊迫した4重唱です。
歌手たちがインタビューで話していたように、演出も時代設定も関係ない。
 甘く美しい声のデューク。
 存在感のあったスパラフチーレ。
 魅惑的なマッダレーナ。
 悲劇へまっ逆さまのリゴレット父娘。

素晴らしい歌と演奏の舞台、十分楽しめました ♪

MET2013 「リゴレット」の雰囲気を You Tubeでみましょう。

《リゴレット》先行映像1/METライブビューイング


《リゴレット》先行映像2/METライブビューイング


《リゴレット》先行映像3/METライブビューイング


METライブビューイング《リゴレット》メイキング映像


指揮:ミケーレ・マリオッティ 演出:マイケル・メイヤー

出演:
リゴレット  ジェリコ・ルチッチ(バリトン)
ジルダ  ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)
マントヴァ公爵(デューク)  ピョートル・ベチャワ(テノール)
スパラフチーレ  ステファン・コツァン(バス)
マッダレーナ  オクサナ・ヴォルコヴァ(メゾソプラノ)
モンテローネ  ロバート・ャ}コフ(バス)

解説: R.フレミング
インタビュー:ルチッチ、メイヤー、ベチャワ、ダムラウ
       A.ルイス & J.マッツィ & D.クロフォード
       美術 C.ジョーンズ & 衣装 S.ヒルファティー

上映時間 :3時間18分 [ MET上演日 2013年2月16日 ]

参考 
・ METライブビューイング 最新情報 「リゴレット」

・ 【METライブビューイング】ヴェルディ:「リゴレット」 Impression



MET2013「テンペスト」を観る

2013年09月19日 | オペラ
METライブビューイング

トーマス・アデス 「テンペスト」

METライブビューイング 2012-2013

METの演目からどれを選ぶかという時に やはりキーンリーサイドの刺青が決め手になった! (*^_^*)♪
そういえば、似たような筋のオペラをみたかも~、思い出しました。
去年の 「エンチャンテッド・アイランド 魔法の島」は、テンペストを元にしたバロックオペラでしたね。最高にステキだった!
 ⇒ Myブログ:

9/19(木)、MET2013 「テンペスト」見ました。

話題の演出・舞台がミラノスカラ座っていうのが、どうも意味不明。

妖精アリエルは、アクロバットも、歌と演技も素晴らしいんだけれど、
1幕目の高音は、全然魅力的じゃない。
最後のカーテンよじ登りも、何だがお猿さんみたいで、
空気のような妖精のイメージがゼロだった・・・。
あとは、可もなく不可もなく。
キーンリーサイドの刺青も、なんだか必要なのか~。
という訳で、これまでみた他のオペラからすると外れでした。

ジュリー・テイモア&ヘレン・ミレンの映画での 妖精アリエル、
幻想的な表現で すっかり魅了されました。
 ⇒ Myブログ:2011/6/29 「映画「テンペスト」を見る」

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

MET2013 「テンペスト」 の雰囲気を You Tubeでみてみましょう!

METライブビューイング《テンペスト》先行映像1


METライブビューイング《テンペスト》先行映像2


METライブビューイング《テンペスト》先行映像3


METライブビューイング《テンペスト》メイキング映像


ストーリー
ミラノ大公プロスペローは、弟アントーニオに地位を奪われて追放され、流れ着いた孤島で娘のミランダと暮らしていた。魔法の力を手に入れたプロスペローは、妖精アリエルに命じて嵐を起こし、アントーニオとナャ渇、のアロンゾが乗った船を難破させ、孤島に漂着させる。ナャ渇、子フェルディナンドはミランダと恋に落ち、プロスペローの試練を経て彼女と結ばれる。プロスペローはアリエルを操って公国を取り戻し、魔法の力を捨てる。

「ブリテンの再来」と名高い、イギリスが生んだ21世紀の天才T・アデスが32歳の若さで発表した傑作。シェイクスピア最後の戯曲に基づいたファンタジックな世界を、〈ニーベルングの指環〉で世界を席巻したR・ルパージュが演出する!
主役のプロスペローには、2004年の初演以来この役で大成功を収めるイギリスの名バリトン、S・キーンリーサイド。METの《テンペスト》を観ずして、これからのオペラは語れない!

指揮:トーマス・アデス 演出:ロベール・ルパージュ

出演:
プロスペロー  サイモン・キーンリーサイド(Bt)
妖精アリエル  オードリー・ルーナ(S)
カリバン  アラン・オーク(T)
ミランダ  イザベル・レナード(Ms)
フェルディナンド  アレック・シュレイダー(T)
ゴンザーロ  ジョン・デル・カルロ(バスバリトン)
ナャ渇、  ウィリアム・バーデン(T)
アントーニオ  トビー・スペンス(T)
セバスチャン  クリストファー・ファイガム(BT)
ステファノ  ケヴィン・バーデット(B)
トリンキュロー  イェスティン・デイヴィーズ(カウンターテナー)

解説: D.ヴォイト
インタビュー: レナード&シュレイダー、キーンリーサイド
対談: P.ゲルブ、M.オークス、T.アデス、R.ルパージュ

上映時間 :2時間56分(休憩1回) [ MET上演日 2012年11月10日 ]

参考 
・ 現地公演レポート: ドラマティックでマジカルな《テンペスト》
・ METライブビューイング 最新情報 「テンペスト」
・ [Met 2012-13] The Tempest メトロャ潟^ン・オペラ テンペスト 東海岸♂ケ楽、食、犬の娘など