「えんげきワークショップ・ファシリテーター養成講座」
月に1回のワークショップも5回目。
講師の先生曰く、地味に折り返しています。
今回は防災コミニケーションのワークショップを体験しました。
先生が理事をしている
NPO法人PAVLICは、
東北震災以降2012年から、福島県いわき市で
防災コミュニケーションのワークショップを行っています。
多くは子どもたちが受けているというワークショップを大人が体験!
ゲームのステージは4つ。クリアしないと次に進めません。
ゲーム1仲間探しゲーム。
範囲内で歩き回りながら、ファシリテーターの言葉ですばやくグループを作って座る。
「3人」「4人」「同じ血液型の人」「A型の人を入れて5人」「同じ誕生月の人」
ゲーム2椅子取りゲーム。
普通の椅子取りゲームのように円陣ではなく、バラバラな向きで椅子を配置。
ファシリテーターの合図ですばやく座る。人数と椅子の数は同じくする。
「センタッキ」と言われたら、普通に座る。
「タベルナ」と言われたら、椅子を机代わりに食べるジェスチャーを。
「(言葉忘れた・・・)」と言われたら、椅子の下に頭を入れる。
慣れるごとに、言葉を増やしていきます。
ゲーム3仲間探しゲーム+椅子取りゲーム。
今度は円形に椅子を配置、円の中を自由に歩き、
ファシリテーターの言葉ですばやくグループを作って座る。
人数と椅子の数は同じく準備する。
「3人」「4人」「5人」そこにイレギュラーを追加。
イレギュラー1、椅子が1個足りない。
イレギュラー2、椅子が2個足りない。
イレギュラー3、けが人を発見。
ゲーム4椅子のベストシェア探し。
二人で椅子をシェアするとき、不快ではないか痛いところはないか、
30分座っていられるかを考慮して、いい座り方を検討。
例題をもとに、一つの椅子をグループでシェアするにはどうしたらいいかやってみる。
グループは8人。椅子は正位置のまま。
とまあ、こんな感じです。
書いてて思ったんですが、これネタバレになるね。
ワークショップというのは、そのときのファシリテーターと、参加者とで変わるし、
参加者が体験してどう思うのかが重要なので、まあ・・・許して。
お互いにコミニケーションを取らないと、グループが作れなかったり、
自分を気にしつつ、まわりを気にすることを体験したり、
みんなの考えが様々あること(自分と同じ考えであると決めつけられない)を学んだり、
すごくおもしろかった。
このワークショップはファシリテーター養成のためのものなので、
普段はやらないのだけど、同じゲームを使って、
「目的」が違うとファシリテーションの仕方も違うことを体験。
すごくおもしろかった。
ゲーム=アイスブレイクは、世の中にはたくさんあって、
それをどういう「目的」でどう使って、どう意識させるのかは、
ファシリテーションによって変わる。ファシリテーターの力って重要なんだね。
やっぱり経験と練習が大事なんだそうだけど、
なにもできないときには「とにかく笑顔」なんだそうです。
雰囲気づくりが大事なんだって。
次回から、ファシリテーターとしての練習が始まります。
これを学んだからって、すぐにファシリテーションできるわけじゃないけど、
ファシリテーションの基礎は、着実に勉強できてるような気がする。
しかーし、卓上の会議的ワークショップの体験が多い私なので、
そちらに使うにはまた違うんだと思われます。苦笑。
終了後のランチは「なないろキッチン」ピザ美味しかったです。
ハンバーグと、パンがイマイチだったなあ。
せめて温めて出してくれたら、ちょっとはよかったかもしれないけど、
主食にこだわりがなさすぎる・・・。