あれもこれも

あれもこれもやらなくちゃ...なのに遅々として進まない日々。一体どうなっているのだろう?小さな日記です。

私はパッチワークに向いていない!?

2006-10-13 20:54:29 | デッサン

今日はデッサンの日で観葉植物を描きました。

お教室に入ると、部屋の3コーナーに、
小さくて寂しい感じのセローム、棒で支えられた立派なポトス、
名前のわからない大きくて鬱蒼とした鉢が置かれていました。
私は迷わず、名前のわからない大きくて鬱蒼とした鉢を描くことに決めました。
この鉢を選んだ人が1番多かったです。

枝葉は大きく茂っています。
指で額縁をつくって、どの部分を描くか決めました。
私には迷いがありませんでした。
「この部分を描きたい」「うっそうとした感じを表現したい」
早速、さっさかさっさか描き始めました。

ところが、お隣の「以前、人物デッサンで、目から突然描き始めた方」は、
5分、10分、15分と対象をただ眺めています。
そして、やっと描き始めたのは、
ひょろひょろとした枝1本、観葉植物の最先端の部分でした。
葉っぱの重なりなど全くなく、実にシンプルな部分です。
見事に私とは違った部分に惹かれているのです。
本当に人それぞれ、だからおもしろいのだなあ..と改めて思いました。

私のデッサンは本当につたないです。でも、先生は
「いきいきとして、広がり、奥行きが感じられる。よく描けている」って。
前の葉っぱを濃く、奥の葉っぱを薄い線で描くと自然に奥行きが出ます。
下手ですが、私はこう描きたいという気持ちが現れていたと思います。

ふっと思いました。突然ですが、
私はパッチワークに向いていないのでは..と。
何故なら、私は絵を描いている時には迷いがありません。
文章を書いている時も(ブログでも、お手紙でも)
これを書きたい、この言葉を使いたいと、
私なりの意志があって、迷いをもっていません。

でも、パッチワークではいつも迷っているのです。
いつも最終的には作品にまとめていますが、
常にこの色あわせで良いのだろうかと自信が持てません。
パッチワークを嫌いとも思いませんし、細々と楽しく続けてきました。
でも、自信がもてないし、迷いから抜け切れないのです。
いつか迷いがなくなるものなのか、迷って当然なのか...?
私にとって絵と文章は意外に似ていますが(?)、
パッチワークは別のことなのです。
何故だろう? この心の問題、もっと見つめてみたいです。


今日のランチもパスタでした!