あれもこれも

あれもこれもやらなくちゃ...なのに遅々として進まない日々。一体どうなっているのだろう?小さな日記です。

最近の読書から

2006-10-06 17:04:02 | 読書

今日は悪天候。強い雨、風。こんな日のお出かけは嫌ですね。
私は在宅の1日でした。最近読んだ本のことを書きます。


大岡昇平 野火
新聞を読んでいた時、
「靖国問題を語っているのに【野火】を読んでいない人が多いのが遺憾である」
というような(誰かの?)論説が目に入り、【野火】を読む気になりました。
日本の負兵がフィリッピンの山中で、飢えと恐怖と孤独の極限状態に陥り、
最後は発狂したのですが、彼の心の救いは、
人は殺したけれど、人を食べなかったということだったのでしょうか?

読み方が今ひとついい加減だったので、理解もいまひとつです。
でも、【野火】のことをお友達に話したら、早速読んで下さり、
今度、読書会をしたいですね。
靖国問題と併せて戦争体験のない私たちには
このような本や体験者からの話などを聞くことから考えていかないといけないですね。
問題提起してくださってありがたいなと思います。
というメールを下さいました。
大変! 何気なく話したのに!
本当に読書会をするのなら、もう1度読まないと。

ウェブ進化論-本当の大変化はこれから始まる 梅田望夫
主人が「これは結構おもしろいよ」と貸してくれました。
グーグルとか、ロングテールとか、ブログと総表現社会とか、
今のインターネットで起きていることがわかりやすく書かれています。
たとえば、ブログについて、
昔は作家など、世の中で認められた人だけが、
自分の書いた文章を広く世の中に届けることが出来たのに、
今は誰もがブログ等で自分の文章を世界に発信することが出来る
それがいかにすごいことか、世の中に与える影響はいかばかりかと、
書かれています。違っていたらごめんなさい。
読んでよかった~と思いますが、やや消化不良気味ではあります。

寝たふりしてる男たち 内館牧子
図書館でこの本を手にとって適当にページを開いたら
40代の独身女性に対して、女友達が、
必死こいて、トイレや部屋を同色でまとめちゃって、いじましいと思わない?
と言う箇所が目に入り、びっくりして思わず借りてしまいました。
内容は私にとって???でしたが、
結婚も、仕事も、独身時代のおつきあいも全部ほしがる女って品がない
というようなセリフには、これは小説ではあるけれど、
内館牧子さんって、もしかしたらそう思っているのかなあ..と。
この本は図書館に返却してしまったので、青字は引用ではなく、
確かそう書いてあった..という私の記憶です、念のため~

実に滅裂、メチャクチャな私の読書です。