写真:Hallicrafters SX-100
先日入手したハリクラの受信機です。
これは、私が無線に興味を持ちはじめた中学生時代の製品なのです。
勿論“超・高嶺の花”でした。
当時でもアメリカ製の通信機が数社輸入されていましたが、ハリクラフターズのこのシリーズは通信機とは思えないほどの優美さに溢れていて、私の心を虜にしたのでした。
その後、無線機を購入できるようになった時には実用性を考えて“コリンズ”の通信機(KWM-2)を買ってしまったのですが、いま50年ちかい時を経てあの時の憧れが手元に来たのです。\(^o^)/
もちろん古い機械ですのでツマミも非純正が混ざり、調整もかなり必要なのですがこの休みの間の良いおもちゃになりそうです。
まあ真空管やパーツをコツコツ集めて行ってゆっくりと楽しむことにしましょう。
でも「9R-59」も完全には仕上がっていないのに、新たに入手しちゃうなんてねぇ~。(*^^)v
参考までにほぼ同時期の「ハマーランドHQ-180」と「コリンズ75S-1」を載せます。
結構無骨でしょぉ~!
75S-1は最新型で洗練されはいますが、それでもハリクラの優雅さは揺らがないとは思いませんか?
ただ超高価だったとはいえ、75S-1が1khz直読のダイヤル機構を持って衝撃的なデビューを果たしたのをきっかけに、旧来の扇形ダイヤルを持つ機種(ハリクラも含めて)はアマチュア無線の通信機の世界から消えていく事になったのです。
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