goo blog サービス終了のお知らせ 

Take It Easy ~パパールの雑記帳 別館~

身近な自然を感性で切り撮ります

モスキートノイズ

2007年08月05日 | RAW現像・レタッチ
私のブログの写真を見て、輪郭線付近にノイズが発生しているのを気付いた方はおられるでしょう。
(えっ、皆さん気が付いている!(汗))

私も気付いていたのですが、ついそのままアップしていました。
ブログのネタが尽きたので、今回はこのノイズについて考えましょう。

下は、昨日アップした写真の花の部分を切り出したものです。


花びらやつぼみの先端付近に、もやもやっとしたノイズがありますね。
このノイズは、蚊の大群に似ているのでモスキートノイズと呼ばれるそうです。
ご存知のようにJPEGは元画像を圧縮していますが、圧縮率が高いとこのようなノイズが発生します。

私がブログ用写真をリサイズするのに使っているのは、フリーソフトの「Resize 1.0.1.1」。
リサイズ専用のソフトで、複数の写真を簡単に処理できます。
シャープネス、クオリティ(圧縮率)の設定も出来ますが、これまでは初期設定値のシャープネス 3、クオリティ 70%で使っていました。

このクオリティでは、圧縮率が高すぎるのかもしれません。
そこで、クオリティを5%ずつ高くして画質を検討しました。
下は、Resizeの詳細設定画面。
矢印のクオリティの数値を大きくします。
(なお、写真ではシャープネス 2ですが、実際にはシャープネスを3に設定しました。)


結論を書くとクオリティ85%でもわずかにノイズが発生。
90%まで上げると、満足できる程度までノイズが消えました。
写真は、シャープネス 3、クオリティ 90%。


しかし、クオリティを上げる(圧縮率を低くする)とファイルの容量は大きくなります。
この写真の例(640×427ピクセル)では、
70%は18 KB、90%は37 KB。
容量が約2倍ですね。
容量の大きい画像では、ファイルサイズとクオリティの兼ね合いが難しいところです。

なお、Resizeでは、変換後のファイルサイズが表示されるので、容量を考えながらクオリティを設定することが可能です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夏水仙開花 | トップ | うらじゃ祭り »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

RAW現像・レタッチ」カテゴリの最新記事