Take It Easy ~パパールの雑記帳 別館~

身近な自然を感性で切り撮ります

今朝の梅林:岡山後楽園

2023年02月23日 | RAW現像・レタッチ
今朝は岡山後楽園へ
開花は相変わらずゆっくり進んでいます
(E-M5Ⅲ+M.ZD 40-150mm F2.8 PRO)


上の写真はウソっぽいですね^^;
今朝は曇っていたので実際は下の写真
(HDRで明暗差を補正しています)


Photoshopの「空を置き換え」という機能を使いました
あらかじめ用意されている20種類以上の画像から好みの空を選びます


合成はほとんどワンタッチ


おまけを1枚
今朝のウメジロー
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キラキラ夏水仙:Lightroom Classic現像法

2019年08月23日 | RAW現像・レタッチ
SNSでRAW現像について質問されることがあるので、初歩的な現像法の紹介

雨上がりに撮った夏水仙のJPEG撮って出し画像
(E-M5mk2+M.ZD 60mm F2.8 Macro)


マクロレンズで雌しべに近寄って撮りましたが、雌しべの存在感を出したいと考えてLightroom Classicで現像開始
背景を明るく淡くするために
1.露光量・シャドウ、白レベル・黒レベルをプラス補正
2.コントラスト・彩度をマイナス補正
(柔らかく淡く仕上げるにはコントラストを下げて、彩度を落とすのが効果的)


慣れないうちは「基本補正」内のスライダーを適当に左右に動かしてイメージに近づければ良いですよ
グチャグチャになったら右下の「初期化」ボタンを押すと元に戻るので何回でもやり直しが効きます

さて、背景は良い感じで明るく淡くなりましたが、主役の「雌しべ」も明るく薄くなって存在感が弱くなりましたね
そこで、部分補正ツールの一つ「円形フィルター」で雌しべ付近を選択
背景とは逆の操作(露光量・黒レベルのマイナス補正、コントラスト・明瞭度・彩度のプラス補正)


出来上がり


RAW現像の利点は、ある程度の明るさや色調・ホワイトバランスは後から調節できるので、必要最小限のことに集中して撮影できること
この時は、雌しべのピント合わせが最優先し、玉ボケの配置やフレーミングを変えながら10枚以上撮影しました
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Lightroom&Photoshopで夜桜を現像する

2019年03月13日 | RAW現像・レタッチ
Adobeのメルマガで夜桜の現像記事が載っていたので、他のサイトも参考にしながら現像の練習をしてみました
RAWファイルは昨年撮った京都 東寺の夜桜

ホワイトバランス・オートの撮って出し画像
(α7Ⅱ+MC-11+タムロンSP AF 28-75mm F/2.8)


まず、補正ブラシで桜の部分を選択します


白レベル・シャドーをプラス補正


色温度を下げ、色かぶり補正をマゼンタ側へ補正


その他、露光量・ハイライト・彩度などを画像を見ながら調節(ここまでは補正ブラシの補正)
最後に仕上げとして画面全体のHSL/カラーのマゼンタとパープルの色相と彩度を調節


最後はPhtoshop CCでぼかしをかけ、レベル補正をして完成


これまでは、色温度の変更程度しかしていませんが、やはり一手間かける必要がありますね(^^)
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冠雪大山の秋景色:「Lightroom Classic CC」で現像

2017年11月07日 | RAW現像・レタッチ
11月5日の朝は米子自動車道の蒜山高原サービスエリアに行ってきました
大山が冠雪して手前の山が紅葉して良い感じ
ただ、この日はあちこちで霧が出て、遠景の大山付近は、霞んでいますね
(α7Ⅱ+MC-11+EF70-200mm F4L)


上記の画像を新バージョンになったLightroom Classic CCで現像します。
現像の目的は
・遠景の大山をクッキリとさせる
・青空を鮮やかにする

まず最初の目的の遠景をクッキリさせるは、2年前にLightroomに装備された「かすみの除去」を使います
但し、画面全体に適用すると近景の山のコントラストが強くなりすぎるので、Lightroom Classicで採用された「範囲マスク」を使って遠景だけを選択しましょう

まず、段階フィルターを下から上にドラッグして近景から遠景の山をアバウトに選択
(赤い部分が選択された範囲)


段階フィルターツールボックス下部にある「範囲マスク」を「輝度」に設定
「輝度」にすると特定の明るさの部分だけをマスク出来ます
近景は暗く、遠景が明るいので、輝度の「範囲」で明るい部分だけ指定すれば良いですね


画面の赤い部分が遠景だけになるように、スライダーを動かすと、49/100の位置で遠景だけがマスクされました


かすみの除去を始め、露光量・コントラストのパラメータを調節して、遠景をクッキリさせます


クッキリ感が強すぎると不自然なので、こんな程度でしょうか


次の工程は、空の青さを鮮やかにする
2つ目の段階フィルターを適用します
今回は上から下に向けてドラッグ


範囲マスクを「カラー」に設定
スポイトで青色の強い部分をクリックすると、空の青色部分だけがマスクされます
色温度、露光量、彩度を調節して青色を鮮やかにします


完成
最初の写真と比べるとわかりますが、近景は明るさも色調も変わらず、遠景はクッキリと空は鮮やかになりました
ブラシで部分的な補正をする必要がなく、アバウトな選択でここまで現像できるのは凄いですね
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「Lightroom Classic CC」を試す:段階フィルターの範囲マスク機能

2017年10月19日 | RAW現像・レタッチ
Adobeが新しいLightroom CCを発表したそうです
ややこしいのですが、新しいLightroom CCはクラウドベースのアプリになっていて、従来のLightroom モバイルをイメージしたら良いようです
一方、従来のLightroomは、Lightroom Classic CCと名前が変わったそうです

このレビューがわかりやすい

円形フィルターや段階フィルターが機能強化されたので、早速使ってみました
作例として岡東浄化センターのコスモス写真を使います
(α7Ⅱ+MC-11+タムロンSP AF 28-75mm F/2.8)


雲が面白かったのですが、青い部分が薄くてインパクトが弱いですね
そこで、空と山の青い部分を強調します

1.空に段階フィルターをかける


2.ツールボックスの「範囲マスク」を「カラー」に設定


3.空の青色を強調したい部分をスポイトツールでクリック
マスク(選択)された部分をピンク色で表示すると、空と山の青い部分だけが選択されたことがわかりますね


4.色温度と露光量を下げ、彩度を上げて青色を強調します


5.出来上がり


空の青色だけを強調したいことは良くあるので、この機能の出番は多くなりそう(^^)
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RAW現像教室:桜メジロー編

2017年03月30日 | RAW現像・レタッチ
普段は鳥を撮らない人も、梅や桜の時期にメジロを撮ることがあるでしょう
でも、空を背景に撮って主役が真っ黒という失敗をしやすいですね

RAWで撮っておけば、復旧できる可能性が高まります
今回は、オリンパスのカメラに付属しているソフトウェア「OLYMPUS Viewer 3」で現像します

露出補正+0.7で撮った写真ですが、空が背景のためメジロが暗いですね
但し、プラスの露出補正をし過ぎると背景の桜や空が色飛びしてしまいます
(E-M5mk2+M.ZD 40-150mm F2.8 PRO+MC-14)


1.私はアートフィルターを積極的に利用します
補正の手間を省くのが目的で、アートフィルターもRAW現像の一つのステップと考えています
「RAW現像モード」で「ライトトーン」を適用


コントラストが下がるため主役と背景の輝度差が小さくなりました


2.青空や桜の明るさは変えずに、メジロなど暗い部分を明るくします
「編集モード」の自動トーン補正を「自動」に設定


主役のメジロをはじめ、背景の暗い部分が明るくなりました


3.最後に画面全体を明るくします
ヒストグラムを見ましょう
補正前のヒストグラム(上)は、右端の一番明るい部分が欠落していますね
一番明るい部分(ハイライト)が無いことを示しています

「明度」を上げて全体のピークを右方向に移動させます
上げすぎるとピークがグラフの右からはみだして、色飛びするので要注意


画像を見ながら、「明度」を上げるとプラス15程度が良いですね
変更後のヒストグラムも問題なし


これで完成


現像前後を比べるとこんなに違います


カメラ付属のソフトを使えば、複雑な操作をしなくても充分きれいに仕上げられます(^^)
なお、今回使った「ライトトーン」と「自動トーン補正」はコントラストが下がるので、柔らかく仕上げる時に役立ちます
女子カメラ的に仕上げるときには必須です(^^)
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フォトマット紙プリント比較:新旧デザインペーパーvsキヤノン

2017年02月25日 | RAW現像・レタッチ
写真展の展示で時々使用するフォトマット紙(非光沢用紙)
以前は、ピクトリコの「デザインペーパー」を愛用していましたが製造中止となり、現在はキヤノンの「マットフォトペーパー」を使っています
今年になって、ピクトリコがリニューアルしたマット紙「デザインペーパープラス」を発売!
早速A4サイズを購入して、新旧のデザインペーパーとキヤノンの「マットフォトペーパー」のプリント比較を行いました

なお、ビックカメラでのA4用紙の価格(税抜き)は、デザインペーパープラスが30枚1,100円、キヤノンの「マットフォトペーパー」が50枚922円
1枚あたりの価格で比較すると、ピクトリコはキヤノンの約2倍です

まず、用紙の比較
左から、キヤノン、デザインペーパープラス(新)、デザインペーパー(旧)


この写真では判別できませんが、実物をひと目見ただけで、リニューアルしたデザインペーパープラスの白色度が旧版より高いことがわかります
その一方で、キヤノンのマット紙とは、白色度の違いがわかりません

私がマット紙を使うのは、柔らかい色調の写真
今回は軟調な次の写真を比較しました


プリンターはキヤノンのPIXUS PRO-100
ソフトウェアは、SILKYPIX Developer Studio Pro 7
用紙選択は、写真用紙の「マットフォトペーパー」


マニュアル色調整は「ドライバー補正」を選択


プリント結果
手前からキヤノン、デザインペーパープラス(新)、デザインペーパー(旧)


一番の違いはキヤノンのマット紙の発色が鮮やかなこと
ディスプレイのイメージに一番近いのはキヤノンでした
プリンターがキヤノンなので相性が良いのかもしれません

一方、グラデーションの滑らかさや階調表現は3枚ともほとんど違いがありません
ピクトリコもキヤノンより彩度は落ちますが、許容範囲です

デザインペーパープラス(新)とデザインペーパー(旧)の違いはわずかですが、今回の写真ではデザインペーパー(旧)の方が少し彩度が高く見えます
デザインペーパー(旧)は白色度が少し低くわずかに黄白色寄りのため、今回の青~緑系の色調の作例では彩度が高く見えるのかもしれません

これまで、メーカー間の比較をしていなかったのですが、キヤノンの「マットフォトペーパー」が予想以上に善戦しました
コストパフォーマンスを考えても、キヤノンを選ぶほうが懸命ですね

なお、ピクトリコからは各用紙のICCプロファイルを提供されていますが、今回は使用していません
また後日、硬調の写真でもプリント比較を行う予定です
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Adobe Premiere Elements勉強中

2016年06月20日 | RAW現像・レタッチ
週末は子供が帰省していました

友人の結婚式二次会で流すDVDの作成をすることになり、動画制作ソフトについて相談されました
Adobe Premiere Elements (PRE:アドビプレミアエレメンツ)を使わせることにしました
Dell Graphic Pro XPS 8700にPhotoshop Elementsと一緒にバンドルされていましたが、インストールだけしていて使ったことが無い^^;


父親の威厳を示すためにPREの使い方を子供に教えることにしました
とりあえず丸善にPREのムック本を買いに行ったら、1冊も置いていない(Pro版は数種類あり)!
写真編集ソフトでは圧倒的なシェアを誇るAdobeですが、動画編集ではシェアは大きくないのかも

やむを得ず、昨日は一日かけてwebの情報を参照しながらPREと格闘(笑)
写真のスライドショーとムービーを交えたビデオクリップを作るのですが、とりあえず試作のDVDを作るのは成功

いつかキノコのビデオクリップを公開したいですね(^^)
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Photoshop Lightroomのプリセットを作成中

2016年06月07日 | RAW現像・レタッチ
SILKYPIX Developer Studio Pro7が部分補正に対応するようになって、Photoshop Lightroom(LR)の使用頻度が激減しています
6月12日のOYPワークショップでは、RAW現像ソフトウェアとしてLRを用いるので改めて勉強中(笑)

LRの使用頻度が減った理由の一つは自分好みのプリセット(現像パラメータのセット)が無いこと
無料でダウンロードできるプリセットをいくつか試したのですが、今ひとつしっくり来ない
ということで、SILKYPIXで繁用しているテイスト(SILKYPIX版のプリセット)風に自分で作ってみました

テイストの一つ「SODA POP」で現像した画像(露出補正だけ行いました)


一方、自作のプリセットで現像した写真


実際には、プリセットやテイストを適用した後、自分のイメージに近づける作業を行います
たたき台としてなら、自作のプリセットを活用できそうですね

次々にプリセットが増えている(笑)
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「はじめてのフォトレタッチ」講座

2016年04月19日 | RAW現像・レタッチ
「はじめてのフォトレタッチ」講座を企画しているため、ムック本を買ってAdobe Photoshop Elements(PSE)の勉強中^_^
現在PSEのバージョンは14ですが、私が持っているのは13


フォトレタッチ(写真の補正・加工)未経験者を対象とするのでPSEのクイックモードを使用するつもりです
でもクイックモードを使ったことがない(汗)
改めて使ってみると必要最小限に機能を絞っていますが、各機能の充実ぶりに驚き!

夜桜の作例レタッチで具体的に説明しましょう

1.写真を開きます


2.画面下部タスクエリアの「回転」で縦向きに修正


3.表示が大きすぎますね
画面左ツールボックスの一番上にある「ズームツール」をクリック
画面下部に「ツールオプション」が開くので「画面サイズ」を選ぶとピッタリのサイズに調整されます


4.前置きが長くなりましたが、ここからが肝心です
撮影の時にぼんぼりが白飛びしないように暗めに撮ったので背景の桜が闇に沈んでいますね
露出補正で明るくするとライトの当たった部分が明るくなりすぎます

そこで、クイックモードで一番お勧めの「ライティング」を使用
画面右のパネルエリア内の「ライティング」をクリックすると、プレビューと設定項目が表示


シャドウ(最も暗い部分)、ハイライト(最も明るい部分)、中間調(中間の明るさの部分)の明るさを調整する機能です
今回は闇に沈んだ桜を明るくしたいので「シャドウ」を調節します

プレビューをクリックするとその明るさが表示
シャドウを明るくし過ぎると不自然になるので「37」まで上げました
補正前(左)と補正後(右)


5.次に電球色に染まった花の桜色を引き出します
ここで第二のお勧め「バランス」を使用


色温度(光の色味)と色合い(色温度の微調整)の調節が出来ます
青味を強めるため色温度を「25」まで下げました
その後、色合いを調節


補正結果
電球色を残しながら暗めに仕上げました
この当たりの色調は好みの分かれるところでしょう


私はRAW現像時に、シャドウ、ハイライト、中間調ごとに明るさを調節したり、ホワイトバランス(色温度)の変更を頻繁に行うのですが、PSEのクイックモードで簡単に行えるのには驚きました
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