青空をバックに錦帯橋を撮ろう!
と思って撮影したら・・・
(Kiss Digital X+シグマ18-200mm F3.5-6.3)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/af/8b282d56a767c9acbbc59cc044200381.jpg)
上の写真は逆光に近い条件で橋にピントを合わせて撮影。
空が飛んでしまいました。
次に空に露出を合わせて撮影。
橋の下部が真っ暗です(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/8a/09e853964672ad8a2b432afabb3f700c.jpg)
本来なら順光条件のアングルを探せばいいのですが、この日は橋の調査のため他の部分にはすべて足場が組まれている(汗)
残された方法は、現像やレタッチで補正すること。
こんなときに威力を発揮するのが「ガンマ」と呼ばれるパラメータです。
SILKYPIX Developer Studioでは「調子」ツールパレット内にガンマの調節スライダーがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/a3/f4ee1079287132c710a9e2b078ec20fe.jpg)
OLYMPUS Studioでは「編集」ツールパレット内。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/44/8b2232f0a113eaf42b624f90c312c6a6.jpg)
Adobe Photoshop Elementsでは「レベル補正」内のグレーのスライダー(赤矢印)でガンマを調整。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/ed/55716a533db8b970e9a00fe6ecb12655.jpg)
それでは、SILKYPIXを使って2枚目の画像の現像を行ってみましょう。
操作は簡単。
画像を見ながらガンマのスライダーを調節するだけ。
このケースではガンマを1.5まで上げるとちょうど良いですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/d3/e4d0bc6caac1477dd40c7beb4cb7b176.jpg)
ガンマ補正した現像画像。
(2枚目の画像はDigital Photo Professionalで現像したので、空の色調なども2枚目とは異なっています。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/09/430f460f8dd8a980987925849b819af6.jpg)
ガンマを調節すると何が変わるのでしょうか?
ヒストグラムを比較してみましょう。
左が調整前(ガンマ1.15)、右が調整後(ガンマ1.5)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/b4/735162c755f6b285fbbe9a5f445ba68a.jpg)
ヒストグラムの左右の端の位置はほぼそのままで、その中間の山が右寄りに移動していますね。
つまり『ガンマはハイライト(明るい部分)やシャドウ(暗い部分)に影響を与えずに中間調の明るさを調整するのに用いるパラメータ』と考えてください。
今回の作例では空の青色を維持したまま、橋の下部のディテールを表現するのに使用したわけです。
では次の作例。
撮影時の設定で現像。
日陰の鹿が真っ暗ですね。
でも鹿に露出を合わせると背景が飛んでしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/b4/e1daea4f99e55e9cdb2950c5dd9b96f3.jpg)
この例では背景が飛ばない程度にプラスの露出補正を行った後、ガンマを+1.55まで上げました。
ガンマを上げると画面全体が明るくなり、コントラストの低い、いわゆる「眠い画像」になります。
これを補正するためコントラストを上げたり、シャドウを強めて黒を引き締める必要があります。
今回の作例では黒レベルを+3まで上げています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/88/001942092ef27ec015ad2608f996e766.jpg)
完成画像。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/78/e8d397eb893c9d448998fa55fb7933e3.jpg)
ハイライト、シャドウ、そして今回紹介したガンマの調節をマスターすれば、画像の明るさをかなり自在に変更できます。
是非マスターしましょう。
と思って撮影したら・・・
(Kiss Digital X+シグマ18-200mm F3.5-6.3)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/af/8b282d56a767c9acbbc59cc044200381.jpg)
上の写真は逆光に近い条件で橋にピントを合わせて撮影。
空が飛んでしまいました。
次に空に露出を合わせて撮影。
橋の下部が真っ暗です(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/8a/09e853964672ad8a2b432afabb3f700c.jpg)
本来なら順光条件のアングルを探せばいいのですが、この日は橋の調査のため他の部分にはすべて足場が組まれている(汗)
残された方法は、現像やレタッチで補正すること。
こんなときに威力を発揮するのが「ガンマ」と呼ばれるパラメータです。
SILKYPIX Developer Studioでは「調子」ツールパレット内にガンマの調節スライダーがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/a3/f4ee1079287132c710a9e2b078ec20fe.jpg)
OLYMPUS Studioでは「編集」ツールパレット内。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/44/8b2232f0a113eaf42b624f90c312c6a6.jpg)
Adobe Photoshop Elementsでは「レベル補正」内のグレーのスライダー(赤矢印)でガンマを調整。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/ed/55716a533db8b970e9a00fe6ecb12655.jpg)
それでは、SILKYPIXを使って2枚目の画像の現像を行ってみましょう。
操作は簡単。
画像を見ながらガンマのスライダーを調節するだけ。
このケースではガンマを1.5まで上げるとちょうど良いですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/d3/e4d0bc6caac1477dd40c7beb4cb7b176.jpg)
ガンマ補正した現像画像。
(2枚目の画像はDigital Photo Professionalで現像したので、空の色調なども2枚目とは異なっています。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/09/430f460f8dd8a980987925849b819af6.jpg)
ガンマを調節すると何が変わるのでしょうか?
ヒストグラムを比較してみましょう。
左が調整前(ガンマ1.15)、右が調整後(ガンマ1.5)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/b4/735162c755f6b285fbbe9a5f445ba68a.jpg)
ヒストグラムの左右の端の位置はほぼそのままで、その中間の山が右寄りに移動していますね。
つまり『ガンマはハイライト(明るい部分)やシャドウ(暗い部分)に影響を与えずに中間調の明るさを調整するのに用いるパラメータ』と考えてください。
今回の作例では空の青色を維持したまま、橋の下部のディテールを表現するのに使用したわけです。
では次の作例。
撮影時の設定で現像。
日陰の鹿が真っ暗ですね。
でも鹿に露出を合わせると背景が飛んでしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/b4/e1daea4f99e55e9cdb2950c5dd9b96f3.jpg)
この例では背景が飛ばない程度にプラスの露出補正を行った後、ガンマを+1.55まで上げました。
ガンマを上げると画面全体が明るくなり、コントラストの低い、いわゆる「眠い画像」になります。
これを補正するためコントラストを上げたり、シャドウを強めて黒を引き締める必要があります。
今回の作例では黒レベルを+3まで上げています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/88/001942092ef27ec015ad2608f996e766.jpg)
完成画像。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/78/e8d397eb893c9d448998fa55fb7933e3.jpg)
ハイライト、シャドウ、そして今回紹介したガンマの調節をマスターすれば、画像の明るさをかなり自在に変更できます。
是非マスターしましょう。
ちょうど知りたい情報で勉強になりました
ありがとございました。
まだまだ難しいので、撮って出しのみですが、少しづつ成長していきます・・・
少しずつ画像補正や現像も憶えていけば良いでしょう。
また、写真教室をしましょうか。