おはなし屋パモンの日記

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映画『マーウェン』予告編 7/19(金)全国ロードショー

2019年08月15日 | こんな映画を見た

こんな映画を観てきました。

「マーウェン」です。

 

映画『マーウェン』予告編 7/19(金)全国ロードショー

 

イラストレーターだったマークが、ある夜暴漢五人に襲われ、

ひどい怪我を負い、絵も描けなくなってしまいます。

記憶障害で過去の事も忘れ、トラウマにより、他人とのコミュニケーションも

上手くとれません。

 

唯一彼の心を慰めるのは、フィギュアを使った空想の世界で遊ぶこと。

その中では、彼は英雄的なマーク大尉として活躍しているのです。

 

そんなフィギュアたちを生き生きと写したマークの写真が

人気を博するのですが、彼を襲った暴漢たちの裁判の日が

刻一刻と近づいてきて、マークは出廷しなければならなくなります。

 

それは彼にとって、あの夜のことを思い出させること。

それは恐怖以外の何物でもなく、ひたすら逃げ回るのですが・・・。

 

 

まずは、「バック・トゥ・ザ・フィーチャー」のロバート・ゼメキスがメガホンをとったということで、「絶対、見る!」と思っていた映画でした。

 

何が見どころって、やっぱり、マークの空想世界のシーンが面白く、

表情などもCGで上手く合成してあり、リアルに感じられたこと。

 

お人形なんだけれど、お人形に見えないというね。

そこがもう楽しかったです。

 

もう一つ忘れてはならないのは、この事件が、「ヘイトクライム」だったということ。

 

マークは、男性で結婚して子供もいるのに、

ハイヒールマニアなんです。

 

女性の靴を履くと、女性の本質に繋がるようだと、

事あるごとに周りに吹聴し、それが暴漢たちの耳にとまり、

激しい暴行を受けてしまいます。

 

このヘイトクライムの件はさておき、私が面白いなあ…と思ったのは、

 

女性の靴を履くと、女性の本質につながるような気がする、という点。

 

へーっ…と思いましたね。

 

確かに靴は、地面と繋がっており、直に大地を感じるところでもあります。

大地は女性性の象徴だし…。

 

それは、女性の靴を履くと、女性の部分につながる、

ひいては女性らしさ、女性の優しさなどにつながる、

という意味なのだろうか?と思いました。

 

そう言えばこの映画に出てくる女性たちは、みんな優しい人ばかりで、

傷ついたマークを温かくフォローしてくれます。

 

女性性って、傷ついた男性にはたまらない魅力なのだなと感じました。

 

(まあ、男性だけではないけどね、傷ついているのは…。)

 

彼がジェンダーだとは思いませんが、

人々は優しさを求めている時代なんだなあ・・・とは改めて思いました。

 

 

☆それでは今日もよい一日を。

 

 

 

 

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