おはなし屋パモンの日記

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映画『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』予告編 実話に基づくスパイ・サスペンス。北朝鮮に潜り込んだ工作員を翻弄する国家間の裏取引。黒金星と呼ばれたスパイは生きて帰ることができるのか?

2019年08月15日 | こんな映画を見た

映画『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』予告編 実話に基づくスパイ・サスペンス。北朝鮮に潜り込んだ工作員を翻弄する国家間の裏取引。黒金星と呼ばれたスパイは生きて帰ることができるのか?

 

次に見たのが、この映画。

「工作 黒金星と呼ばれた男」です。

 

ノムヒョン政権が誕生しようする以前、

国家公安部によるスパイ活動のお話。

 

北朝鮮の金正日が核開発をしたということで、

なんとかそれを阻止しようと韓国側のスパイが

自分の家族や過去もすべてて捨て、

国家のために、北への接触を試みるというもの。

 

しかし、親北派のノムヒョンが大統領になりそうになると、

公安部は己の保身を図るために(ノムヒョンが大統領になると

公安部は廃止されるため)、自ら金正日に接触し、ミサイルを撃ってもらおうとする。

 

ねー…、ここまで見たら、今まで、韓国でいろいろと不思議な事件ありましたよね?

それを思い出しちゃう。

(ヨンビョン島事件とか…)

 

時々、韓国で色んなことを起きると、北がミサイルをぶっ放すというね。

今もそうですよね?米韓軍事演習にかこつけて、毎日のように日本海に

ミサイルを撃ってくるけど、あれも本当のところは、どうなの?

文大統領との結託では?とか勘ぐっちゃう。

 

それを知った黒金星と呼ばれたスパイは、自分が利用されていただけと

いうのを知り、裏をかいて金正日に接触するのだが・・・というお話。

 

けれど、こういう映画がなぜ生まれたかと言うと、

それはやはり、今が親北派の文大統領だからですよね。

これが保守派の大統領だったら、こんな映画は作れないよ、さすがに韓国といえども。

 

でも、これがあざといんです。

なんかこんなドロドロとした政治の裏話を、映画なので、

きれいな友情物語としてまとめてある。

「JSA」だったかな?北の兵隊と南の兵隊が仲良くなる話?

あれに近い。

 

黒金星が北に接近したときに、相手側の管理職にリ所長という人物が

でてくるのですが(若い梅沢富雄って感じの人)、この人との友情話に

したててある。

 

んなことあるかーい!とか私は心の中で叫びましたがね。

友情は国家の謀略を超える?ってか?

 

そういう風にして、

「いやいや北は悪くありませんよ、本当に悪いのは、国家公安部ですよ」

という風にしてある。

 

「疑わしいものは罰せず」ですよ。

最初っから腹を割って話せば、北の人だって、そうしてくれるはず、という

単純な論理がそこには働いているのです。

 

あほか!!

とやっぱり思いましたね。

 

国と国同士が戦っているのに、

それが同じ民族だから分かり合える、

なあなあで通じる、という甘えがどこか朝鮮半島にはあるんですよね。

北も南も。

まあ、それが彼らのメンタリティなんでしょうが…。

 

「だから、将軍様、ウチの危機に際して、ミサイル一発、撃っといてもらえませんか?

お礼は米ドルで」

ってことなんですから。

 

あまーい!!

ぬるーい!!

 

と心の中では叫びっぱなしでしたけど。

つーか、なんて国なんだと呆れましたけどね。

 

実際に国家公安部はノムヒョン政権になってから、解体されています。

だから、親北大統領になったら、もう韓国は韓国ではなくて、

半北朝鮮ですよ。

 

それでもいいんかい、あんたたち!

国家の一番核たる、防衛という点がなくなるんだぜ!

それでもいいんかい!ってね。

 

 

それは今でもそうですものね。

その血を汲んだ、文大統領は、

反日を煽って、北との統一だけを目論んでいる。

そのためには仮想敵国が必要なので、日本を標的にしているんです。

 

アホらしい~とか思っちゃいました。

 

けれど、この映画の目くらまし、そういう政治状況をきちんと書かずに、

うまく北との友情物語にもっていったので、最後号泣する人続出。

私の隣のお姉ちゃんなんて、もうラストに向けて号泣し、最後は隣の彼氏に寄りかかって

泣いていましたものね。

 

映画はプロパガンダってことを忘れてはいけないよ。

とくに戦争中の国では、という言葉を贈りたかったわ。

 

なんか韓国映画はスゴイとずっと思ってきたけれど、

最近のは、背景が透けて見えるので、鼻白むわ…。

 

まあね、「シュリ」や「JSA」も今思えば、そういう政治的な物を

背景として出てきた映画だったし…。

 

我々はそこのところに踏まえて、正しく判断しなければ、

映画(作り物)に騙されてしまうなとは感じたことです。

 

 

 

☆それでは今日もよい一日を。

 

 

 

 

 

 

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