2020.8.27 thu.
入笠山の時の朝の渋滞を考慮して、今回のピックアップは6:20。
運転手さんのトイレ事情より、ただちにコンビニで朝とお昼のおにぎりを買い込む。
そこから高速ではお天気を気にしながら休憩無しでひとっ飛び。
前橋ICで高速を降りて市内を通勤混雑でのろのろ走りながら時折目に入る
「発熱運転×」「時差出勤○」「検温しよう」の立て看板に笑みがこぼれる
小雨の降る中、誰もいない県立赤城森林公園の駐車場でトイレ休憩。
その日の4台目としておのこ駐車場に着いたのは9時頃。
ほどなくして、1つ置いた隣にソロ登山男性の車も到着。
山頂で湧かしたお湯でどのインスタントカップを食べるかチョイスしたり、
ドリップコーヒーの種類を選んだりと
荷物の準備やズボンだけレインウェアを着用。
9:20、生憎のお天気に思案されているお隣の男性にお先にと声をかけ駐車場をあとにする。
霧の中の大沼に浮かび上がる啄木鳥橋の紅い色が美しいこと
一瞬赤城神社へと足が向いたが、下山後車で来ようとなり黒檜山登山口へ
登山口駐車場に1台、レインウェアを着込んだ女性二人組が
淹れ立てのコーヒーを口にしている。
登山前に優雅ですね~と思わず声をかけると、今降りてきたところだと。
あの土砂降りの中の登山となり、山頂でお昼の予定が途中で引き返してきたと
そういえば、雨もいつの間にかやんでいた。
きっとコロナやあれやこれや考えての朝一番の登山であっただろうに、
気の毒で仕方なくなる
9:37、黒檜山登山口からいよいよ登山、岩登りの開始
予想していたとはいえ、本当に岩岩岩の山道、急登
そして予想以上に何度も何度も足を止める隊長…。
おかげでそれほど疲れることもなく、岩登りを楽しめた
しかも、日々の宅トレの成果がここに来て発揮されているのを実感
なんと、岩をよじ登るのに体に張り付けるように足をあげても
いつものようにお腹でつっかえないのだ なんて素敵なの
合間から見える流れる霧の中大沼に浮かぶ赤城神社と山々の風景は
決して展望はよくないけれどそれはそれで味わい深い
もう半分は登ったんじゃないかと隊長。
まだ猫岩にも着いていないし序の口だと思うが、何となく言い出せない
少し行くとまた霧の中の大沼の風景。そしてやっと猫岩、10:11。
あと一時間ほどと、奮い立たせる一歩の重そうな隊長
二人の男性ソロ登山の方に途中抜いていただき
リズミカルにポール1本で急坂の岩場を降りてくる男性に聞けば
歩いて行けば着きますよと、なんともまあ非常に素っ気ない
途中、「黒檜山2」などと万一の際の場所特定のために表示されている番号が
一体何番まであるのか、まったくもって親切でないとその辛さ故に少々いらだつ隊長
は衝いたそばからトレッキングポールが何度も滑ってドキドキ、そしてこれは必要なのかと
隊長堪えかねて、岩場が広くなっているところで座り込んで大きな休憩を取ったのが10:40。
そしてまたソロ登山男性が登ってくる。10:45。
ここで半分はは超えてるから頑張って。そうだなぁ、5分の3かな。と、
騙し励ましの優しさがにじみ出ていた
「黒檜山3」を11:11に通過
リサーチ足りず花の楽しみもない中、初めての花一輪キオンが笹の中に。12:17。
黄色に癒やされながら、遠く熊よけの鈴の音がするのでまた休憩がてら待機。
登ってらしたのは隣の車のソロ登山男性。そして、何故かほっとするたち
あまりの急坂と岩続きでバテバテと言えば、
ちょっとしたトレーニングになりますからね、これが面白いんですよと。
一体番号は何番まであるのですかと思わず口にすると
もうすぐ5番で、6番が頂上への分岐だから、そうだなぁあと20分ぐらいですよ。
が、20分と口にしたあと、あの時間に旅立っていったのに
ここにこの時間とはっと気づいたようで
とにかくもう先は長くないからと
隊長もさすがに察しがつき、その表情からは淡い期待を抱かなくなった模様。
男性を見送り、ペアの二人組にも先を行っていただき、後に続く
ポールを持たないペアを見て、もここで若干ストレスになっていたポールをしまい込む。
ここからは本当に近かった
駒ヶ岳との分岐「黒檜山6」にたどり着いたのは12:26。
急に平坦な道になり、そして急に早足になる隊長の背を遠く見ながら写真撮影。
追いつくと水たまりができているところで、既に頂上から折り返してくる先のペアと談笑していた
いいトレーニングなんて言われたけれど、もうこれは特訓ですよと笑っている。
そしてそして12:30、霧が立ちこめて何にも見えない山頂に到着
あれほど苦労して登ってきたのに眺望のお楽しみもないなんてと思うところだが、
にとっては、がっつり岩登りを楽しめたのは楽しかった
それにしてもCT1時間40分設定のところ、2時間50分、約3時間もかかってしまった。
まいったまいった