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タイに暮らす:ウチのハーフキッズの日本語&タイ語

2005年生まれのお兄ちゃんK 妹のMちゃん。
好きなものを見つけた2人は今自分で日本、日本語の世界を切り拓いている

タイ語&日本語で読み聞かせ

2013年08月23日 | タイの幼稚園・学校事情
Mちゃんが、年長さんになって、すぐくらいの
ある日、担任の先生より
八月のある"母の日イベント"に何か日本の絵本を
読んで欲しいと頼まれました。

先生は
「二ヶ月ちょっとあるから、日本語をタイ語にして、Mちゃんとコラボで、ね!お母さん頑張って!」
と。

お母さんと子供の愛の絆がテーマの話ねぇ~と言われ、まず家の本棚をゴソゴソ。

ん~、いいのがない。

Facebookで、オススメの本を聞いて見たところ色々リストを頂きました



:母を訪ねて三千里
: ちょっとだけ
: きょうはなんのひ
: あやちゃんのうまれたひ
: ラブ ユー フォーエバー


読み聞かせの対象が年少さんからということや、
作者が日本人でないととか
長すぎず、短すぎずを考慮すると

「あやちゃんのうまれたひ

が最適なのではと思えました。


家になかったのですが、幸いYouTubeで読み聞かせしている方の映像を
見ることができ内容も気に入りました。
Mちゃんも、日本から取り寄せるまでの数週間、
この映像を見てすっかりお馴染みのお話になっていました。


さて、当日はステージで読み聞かせ…
本の絵が見えるだろうか。

ここでひらめいたのが、絵本を紙芝居にして読むアイデア。

暗記する自信もないし、紙芝居にすれば正面を向いたまま
タイ語と日本語で読み聞かせができる。

よし


決まり


ちょっと厚めの紙を準備。
本を取り寄せ まずは、スキャン、それからプリントアウト…
それをちょきちょき&台紙にペタペタ…

完成したのこれです。



そして、裏に貼り付けるタイ語翻訳はトーさんに大いにお手伝い頂きました。
トーさんとの日常会話は日本語なので訳すことができないこともないですが、
苦手な方です。

Mちゃんの為ですよ、トーさん
易しい日本語だからね、トーさん
と、YouTubeの映像で まず話の内容を理解してもらい、
予め私が翻訳してみたタイ語文の手直しをお願いし、
完成させました。

久しぶりにパソコンのタイ語フォントとにらめっこした私です。
目がチカチカしました。

これも、タイムリミットがあり、
娘との初コラボの為だと思うと、気合も入り
一生懸命になれるものです!

ほっほぅ、タイ語の母音フォントって真ん中の方にたまってるんだとか
短母音の"e"(子音の上につく数字の.8 ็ は、数の8:๘
とは、違う場所に存在するんだとか改めて発見したり。

必要に駆られると人間できるもんですねっ
(六十ならぬ) 四十のタイ語フォント習い とはこのことです。
視力が落ちた感じです。



八月の五日の朝礼時に母の日イベントのプレをするのでと言われました。
いきなり本番で、 Mちゃんが緊張するといけないので
お馴染みのお教室で一度練習させていただくことにしました。



四十名のお友達の前で…
Mちゃん やっぱり恥ずかしくて
声が小さくてお友達に聞こえないやら
読んでいるのに、前のお友達としゃべってしまったり色々見直し点がありました。

先生からは、
本番は、マイクだから声の調子は問題なし。
初めの自己紹介文は先生が用意してくださいました。


本番まで一週間あるので、それから
Mちゃんの読むパートをうんと増やしました。
暗記は得意。

流れは…
自己紹介のあと、
題名をMちゃんが読み、あやちゃん(主人公)パートを全部Mちゃん担当。
あとは、お母さんの語り口調なので 私が読むのですが、他の登場人物
パパパートやおじいちゃん、おばあちゃんがあやちゃんの生まれるのを心待ちにしている言葉など
もMちゃんが読むことにしました。

一文ごとにすぐにタイ語を挿し入れて
タイ人のお友達も楽しめるようにしました。

工夫したのは、小物を入れたこと。

おばあちゃんは、なかなか生まれてこないアヤちゃんのために、
黄色いお洋服を準備している
おじいちゃんは春に咲くチューリップをあげたい
アヤちゃんのベッドやお人形さん達もずっと待ってるよという
気持ちが伝わるように
工作もしました。




本番はこんな感じでした。


失礼!Mちゃんリラックスしすぎで、スカート全開です。
何度もお膝を閉じられてました。


なかなか生まれて来ないあやちゃんの事を待つ
ベッドやお人形さんも「早くおいでよー!」って。



私の好きな場面はここです。


待ちに待ったあやちゃんが雪の降る日に生まれ…
パパやおじいちゃん、おばあちゃんが笑顔で覗き込むシーン。
大家族で育つタイの子供達にも共感できるシーンだと思えました


赤ちゃんの顔…Mちゃんにソックリです。
丸くてこんな顔して目をつぶってたっけ。
出産は激しく痛かったと思うのに、フンニャリしたか弱いMちゃん見た瞬間どっかへ
忘れちゃった私。

この紙芝居を機に、よくお兄ちゃんKやMちゃんに
生まれる前、生まれた時の話をするようになりました。
自分がお腹に入っていたなんて信じられない、と驚く二人。

そして内側から足やら手をぐぐぅ~と伸ばして私を
驚かせていたことも
お兄ちゃんKは、私に分娩の力が足りず最後はドクターに吸引器具で頭を
引っ張ったので、しばらく、頭のてっぺんが赤かったことなど
結構リアルに伝えています。

本当に良い思い出となりました。
担任の先生、コップンカー!(ありがとう:タイ語)





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小1を振り返り・・・

2013年02月26日 | タイの幼稚園・学校事情




去年の今頃 スラタニーに引っ越してきた。
早いなぁ、もう一年経ってしまった。


タイは私立だと三月から、公立だと三月半ばから5月半ばまでが
新学期前の長い夏休みになる。

そして お兄ちゃんKは 今週で小1を終えようとしている。


去年の今頃はタイ語はまったく読めなかったのに 
今ではすらすらとタイ語の教科書を読むんだから
大したもんです。


いつの間にか 私が時たま見れる教科は英語と算数になった。
他の教科は…

とにかくお兄ちゃんKは、自分が学校で学んできたことを
ど---だ!タイ語が苦手なママはわからないだろう!
 ぎゃふんと言わせたくてたまらないのだ。

の学校の中間期末試験の形式は
どの教科も三択で答えを選ぶもの。

時間があると、模擬試験を手に タイ語で問題と三択の答えを読み上げるK

 「タイ語だからわからない」 というと、

 「じゃあ、日本語で」とK。


さすがに日本語で言われれば 小1レベルの問題くらい 分かりますよって!


 「ママ すごーい」

 「Kも すごいって」 などと 褒め合う私たち・・・何をしてるんでしょ。



でも、タイ語を日本語に訳すという作業を難なくこなすKは 
この一年でぐんと成長したなと思う。



小1の前期は まだ学校の授業リズムが理解できず
あれを忘れた これを忘れたと ドタバタ過ぎた。

後期になってから、何曜日は何の授業があるから 楽しみだと
週5日の学校生活に慣れた感じがする。

毎日の宿題や提出物も忘れずこなすようになったのは、 
やっぱり担任の先生の 厳しい指導あってのものだと感じる。

これを定規効果というか、言ってもいいのか。

体罰禁止の日本やヨーロッパ諸国からしたら考えられないかもしれないけれど、
タイでは田舎へ行けばいくほど 体罰は普通のこと。

体罰というと大げさだが 実際は
定規でお仕置き程度のもの。

50人以上の元気な子どもたち相手に
5時まで奮闘する先生たちの
机の上には 大体 “マイ定規”がある。
(しかも結構長くて太い木の定規だ)

朝礼時にも 鞭を持ち、前ボタン、ズボンとシャツの乱れなど
主に高学年を注意する先生がいるが、ピシリとやられた学生は合掌
(ありがとうございます)で返す。
逆ギレする学生もいなければ、先生も常に冷静沈着。

お兄ちゃんKに、叩かれる理由を聞くと
先生の言うことを聞かない時のピシリが一番多いそうだ。

問題ができないときというのもあってびっくりしたことがあった。
でも 叩き方を聞くと 手のひらをピシリ。
何度もしている問題にひっかかりすぎです、という感じらしい。

の先生は何十年も小1をもっているベテラン先生。
この先生が目を吊り上げ感情的になって 
ビシビシと子供を定規でぶつとは思えないし、
まず先生と子供、そして親(少なくとも私との)
との信頼関係が築かれているので
これくらいのお仕置きで 先生に文句を言う気は起こらない。


実際 お兄ちゃんKは 担任の先生が大好きなのだ。


タイでは 幼稚園から 先生と学生の距離がきちんと保たれていて
教科、年齢問わず ワイ(合掌)の対象であり、
慕われる存在な気がする。

小1の時点で すばらしい人格の持ち主である先生に
受け持ってもらえて 本当に良かった…。



1分がどのくらいとか、一週間が何日?と聞くお兄ちゃんKの口から

「はぁ~これが一年かぁ。」 としみじみ。


まだまだ学校生活続くよ~。

一年 よく頑張りました。



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11月12月のステージの使い方

2012年12月18日 | タイの幼稚園・学校事情


11月は月末にタイのお祭り  
「ロイクラトーン祭り」

;毎年陰暦12月(新暦10月〜11月頃)
満月の夜、川の恵みへの感謝の気持ちを表し、
自らに宿る穢れを濯ぐため、
ロウソク、線香、花などで美しく飾られたたくさんのクラトン(灯篭)を川に流すお祭りがある。


お兄ちゃんKと年中さんのMの学校では 
こういった年中行事は、Mちゃんの幼稚園の方で行うらしく、
このあたりから園内中心にステージがたちにぎやかさが増す。

今年のロイクラトーンは 
M、気温も低く、朝からどしゃぶりの大雨のお天気の中
ロイクラトーンをお祝いした。

残念ながら 満月も見えず・・・。

学校へはこんな格好をしていきました。
男の子も女の子も色は違えど似たような格好でした。
(タイの伝統衣装で 下のズボンはチョンカベーンというスタイル)

去年は義父母の家だったので、ご近所さんのみんなで輪になって
バナナの葉や幹でクラトン(灯篭)作りをしたけれど、今年は
こんな環境にいいクラロンを見つけたので 持たせました。

パンでできており 川に流したあとは お魚さんたちの
お腹の中へ。せっかく 川に感謝するならば ごみゼロでいきたい。





ステージでは先生たちの劇やクラトンの流し方がステージで行われていた。




片付けるのかと思いきや


その日から 国王さまの写真を飾り 12月5日 国王誕生日(父の日)で 父兄参観日で使用。



その後は、お色直しをして

今のステージはクリスマス一色





タイのこの時期は ずーっとお祭り気分が続きます。

きっと新年になったら、ハッピーニューイヤー
飾られているのかな。


みなさま よいクリスマスをお迎えください。




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お金の管理

2012年12月17日 | タイの幼稚園・学校事情



お兄ちゃんk(小1)の学校の後期(10月~)が始まってからすぐだったか
連絡帳に“口座をひらくように”と書かれていた。


この学校には 学校銀行なるものが存在し、生徒であれば 誰でも小額から
貯金することができるという。




タイでは校内の(園内でも)購買部やお店、食堂で物を買うのが
普通なので どんなに小さい子でも小銭を持たされている。

はじめは抵抗があったものの、水が飲めなくて熱中症になる?とか お昼ごはんを
食いっぱくれて(あまり食に興味のないお兄ちゃんKは こういうことになりがち) 
午後 お腹ぐうぐうなんてことになりかねないので
20B程度も持たせるようにしている。
(多い子は 園児でも100B握っている子もいる)


口座を持ったはいいものの20Bなんてすぐに使い切るおにいちゃんK、お金が貯まるはずもない。
それ以上の金額を持たせても使い切りそうだし。


他の子たちは いくらくらい貯めているんだろうか。


学校銀行が開いている時間は 朝礼前とお昼休み。

朝 見ると いつも列に並んだ子達が せっせと紙に金額を書き、入金(貯金)する姿もある。学校側としては、小さいうちから お金を貯める習慣をつけさせることが目的らしい。


私の意見としては、わざわざ銀行などに口座を作らず、小さいうちはう
まず 自分のものは自分で管理することから教えたほうがいいのではないだろうか。

口座などは、お金の価値もわからない子達(低学年)には まだ早いような気がする。


そして先月になってから、また連絡帳に100Bを持ってくるようにというお知らせがあった。

何だろうと思っていたら、校内のお店でのみ使える
首から提げる現金の入ったキャッシュカードを作るという。

いよいよもってなぜ?の気持ちが強くなる私。



これを首から提げた子達は、わざわざ財布を持たなくてもいいので
放課後のものの買い方が激しくなったようにも思える。


ものの値段を聞かずに お店にカードをさしだし買いまくる・・・。
足りなくなれば 機械にかざし、入金。


銀行口座の意味は?

学校は 何を教えたいのか?



お兄ちゃんKはというと、首から提げたカードは使っていないという。
理由を聞くと

「いつなくなるかわからないから」


ほとんど 身分証明書代わりになっている。


きっと 買いたいのに レジで“足りませんよ”
といわれるのが恥ずかしいんだろう。

入金もできるみたいよと言っても
どこの機械でどのようにするのかわからないとか。

先生に一言!


新しい規則を導入するなら、最後まで教えてください。

そしてその意味も!




そして こんな中 先週金曜に お兄ちゃんKから

「週末 貯金箱を作る宿題があるんだ」と。

はっ? やっぱり 貯金させたい?


もう何がなんだかわかりませんが、一応 力入れて作りましたとも。

(お金がころがります。)


今回は愚痴になってしまいました・・・。



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タイの学校:社会科見学ウィーク

2012年07月28日 | タイの幼稚園・学校事情


7月3、4週に、お兄ちゃんKの通うスラタニ市内の小学校が 

中高共に ”社会科見学ウィーク” だった。

前に住んでいたタイ東北部のチャイヤプーム県はこの時期(6月が満開見頃時期)
 
クラチアオというピンクの花が満開なので 

通っていた幼稚園児たちは ライトバンに乗って お花見遠足 に行くのが恒例だったのを覚えている。


 もしかしたら タイでは5月末に始業し 
 
学校生活に少し慣れたところで学校行事の1つ:

“遠足”“社会科見学”なりを行うのかもしれない。



さてさて、ここタイ南部に引っ越して4カ月

まだまだ土地勘がなく、何がどこにあるのか分からない私。

一体 学校は、子供たちをどこへ連れて行ってくれるのだろう・・・

(まさか 海ということはないだろう)


学校からの“お知らせ”に目を通すと・・・


“日時の他、小1は、クラスごとに バスに乗り 国立公園、お寺、シルク製造工場を巡ります。

当日の費用はかかりません。食事、飲み物、おかしは配布されます。“



(おかしは500円まで とかじゃないんだ。まぁ 小学生だし、お遊びではない匂いがします。)


ただ お兄ちゃんKは 当日前の週明け3日も学校を休んだので

お知らせの出欠席を担任の先生に提出してなかった。


いきなり行って大丈夫かなぁと心配顔のお兄ちゃんK

(まぁタイなので それはないなと言い聞かせた。ここらへん(飛び入り参加OKの国)は自信があるぞタイ事情)


お知らせには、当日の服装指定がなかった。

毎週木曜日は 体操服(ジャージに緑のシャツ)が決まり。

きっと お兄ちゃんKが休んでいる日に先生から連絡があったのだろうけど

まだ親しい友達がいないので知る術がない。


まぁ 社会科見学だし、一応 正装の青ズボンに白シャツで行かせた。

(ジャージで行ってしまってから、実は制服だった というケースより いいだろうとみて。)

心配なので バスに乗り込むところまで 見送ろうと 

娘のMを幼稚園に送ってから小学校校舎へ行ってみると


なんとっ 250名くらいいる小1の子が集まる中で 

お兄ちゃんKだけが一人 白シャツに青ズボン・・・

浮きまくりではないかっ


それに みんな ジャージにボーイスカウトの青シャツと帽子をかぶっていた。

おそらく 帽子をそろえるということで 帽子とセットのボーイスカウトの上下になったらしい。

これは思いつかなかった。

ごめんよ、息子


帽子も持たせず送り出すなんて ダメ母



それにしても バス

これ?

というのも スラタニ市内と隣の町を走る

エアコンなしの窓全開のオレンジバスだったから。

お教室はエアコン完備で、学校指定バスもあるのに

こういうとこで 節約するんだ。  


しかし 危なくないのかなぁ。

心配だなぁ

どうせ 窓もドア全開で走るだろうに

カーブで子供が転げて 外へ吹っ飛ぶんじゃなかろうか。

うっかり寝てしまった子供の頭がぐら~んと窓から出てしまい

対向車にゴツンとか。

包帯グルグル巻きのKを思い浮かべる・・・。

まさか 飲酒運転とかしないだろうか。

(実際 よく聞くから 想像できる全ての危険を想っていると鳥肌がたってきた。


せめて 窓際だけは勘弁っ!と 

の座る位置を確認しようとバスを探した。

・・・あっ



運転手席と前の出入り口ドアの間にある 変な位置に設置された長イスに腰掛け 

汗だくで出発を待っているお兄ちゃんKを発見。

(大丈夫か!? 行く前から こんなんで・・・)

どう見ても 2人掛けのこのシート、小1くらいだと

余裕でぎゅ~っと詰められ 5人も座らされている。

しかも 全開の窓に みんな背中を向けていた。

みんな!寝ちゃダメよー!


小1の1の1から1の5までの各クラス55人が

それぞれのバスに乗り込むには

他の横並びの2,2と後ろまであるシートも

3人ないし4人で寿司詰め座り

有り得ないでしょうに・・・。


人員点呼で言う「お隣いますか?」は 使えるんだろうか。

「おいてけぼりにならないようにしてよ」と言おうと

声をかけると 放心状態で目の焦点があっていないK・・・

相当暑くてのぼせている。

ダメだ・・・

1日持つんだろうか。




取りあえず

いいお天気だし、行ってらっしゃ~いしっかり学んどいで、楽しい一日でありますように。

そして 3時半ごろ学校へお迎えに行くと・・・

白のシャツが泥だらけのお兄ちゃんKを発見。

一体 何をどうしたら社会科見学というイベントで そんなに汚せるのか?

運動会並み・・・当然 洗濯洗剤の宣伝のお母さんのような

男の子は仕方ないわねぇ ゴシゴシなんて爽やかな反応はできず

舌打ちまじりにげんなり顔をしてしまった


しかし バスから降りたKの口からは

「楽しかったよー。」と朝のどよ~んとした顔からは

想像出来ないほど爽快な顔。

歩きながら 話が止まらない。

普段 お弁当も一人で食べるK、なかなか仲の良いお友達が見つけにくいのが悩み。

この日は 学校の外といういつもと違う場で テンションも上がったようで

お友達と楽しく話したり、遊んだり、お弁当を食べたということだ。


うんうん、とうなずく私だったが、内容より とにかく無事に戻ってこれたことが

一番嬉しいんです。



車の中でゆっくり話を聞き直すと

どうやら 行ったところは

วัดธารน้ำไหล=というお寺

โรงงานไข่เค็มカイケム工場(スラタニ名物の“塩たまご” ไข่เค็ม工場)

พิพิธภัณฑสถานแห่งชาติไชยา=チャイヤー市国立博物館 だったらしい。



「ねー 家でも カイケム作ってみようよ。工場で簡単に作ってたよー」


(いやいや 作れないことはないだろうけど、そんな卵焼き感覚で言わないで~)

お知らせに書いてあったのは、何度読んでも シルク製造工場

当日場所変更ということか。

ま、こういった変更もタイらしいといえばタイらしいけど。



さて、我が家は基本 学校へ行く日の“お小遣い”はなし。

家から 水、お菓子、お弁当を持っていくようにしているから十分と思って。

社会科見学当日は なるべくリュックを軽くするため、

水のみで、お昼は 学校のご飯をいただくことにした。

まぁ この日は特別なので 20Bのお小遣いを渡した。


他の子は どうか知らないが、

午後 見学から帰ったバスが学校に到着し、

わらわらと降りてくる子供たちの手を見ると・・・

色んなものが握られている。

そのほとんどが カイケム(塩卵)のお土産

5つ入りの箱を下げてお母さんに渡している姿。



そういえば チャイヤプーム県の幼稚園遠足でも 園児が“クラチアオ”

の花の苗木をお土産に買って帰ってくる子がいたっけ。

せっかく行くならと お母さんに頼まれたのかな。

園児に頼む?先生に頼んでいるのか?それにしても 園児には重いぞ。

色々 考えてしまうが。


社会科見学に行って お土産か・・・

修学旅行なら分かるが。

これもタイ式なのかもしれないなぁ。


当然 お兄ちゃんKに愚痴られた。

「ママがお金くれないから カイケム買えなかったんだよ。

先生にも 持ってこなかったの?って聞かれたよ。」



:いやいや まず カイケム工場への場所変更の話 知らなかったし、

カイケムが買えるとしても 小1の君には頼まないって。

それに 去年の南部大洪水に習って 我が家には 長持ちする”塩卵”を

常備してますよ。

コレです。




社会科見学日に お金を渡し、普通に買ってきてねと言えるようになったら

私もしっかりタイ人母なんだろか。



まだまだ慣れないタイ式学校行事。

次は ”母の日(タイ王妃さまのお誕生日”イベントだ。
 


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うちの事情&ファミリーメンバー

お兄ちゃんKは2014年小学3年生、Mちゃんは新一年生になりました。 2008-2010年を日本で過ごし、その後タイの 東北チャイヤプーム県のパパの実家で、じいじ&ばあばに甘えっぱなしの2年間暮らしU+27A12012年3月から南部スラタニー県(パパの勤務先)で家族4人暮らしがスタート。 K&Mのタイ語力は目覚しいほどにアップ。現在 兄妹間は どちらかが日本語で話せば日本語に、タイ語で話せばタイ語に という言語スタイル。