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タイに暮らす:ウチのハーフキッズの日本語&タイ語

2005年生まれのお兄ちゃんK 妹のMちゃん。
好きなものを見つけた2人は今自分で日本、日本語の世界を切り拓いている

T校の学校説明会

2012年05月27日 | タイの幼稚園・学校事情



~新入園児と新1年生は 学校説明会があります~

とのお知らせをもらった先週。

・・・ウチは お兄ちゃんKが小1 Mは新入園児で ダブルでひっかかる。

せっかくの土曜日は8:30~16:00まで 

丸1日学校で 説明会を聞くことになった。



こういう日に限って 夫は不在、子供たち一緒に説明会を聞くことに。

OO会と言う場で静かにできるほど ウチの子らは 良い子ではないので、毎度この作戦


ずっと前に観たミシェル・ファイファージョージクルーニー共演映画「素晴らしき日」

で仕事のプレゼンで大忙しのミシェルが、息子の着替えやらなんやらを1つのカバンから

次つぎと出すシーンが印象的で、こんなカバンがあれば 子供も飽きないだろうと思ったものだ。

真似して準備してみる


*着替え(上)3セット (汗をかいたら変えるつもりのTシャツだったが、冷凍庫のような部屋の寒さに 3枚重ね着することになってしまった)
*水ボトル(途中で買えるけど、土曜なので閉店の可能性もアリ)
*塗り絵(オンライン塗り絵を沢山コピーしたもの)
*図鑑
*色鉛筆
*お菓子
*お弁当
*磁石オセロ(こういう場で お勉強のものを出すと 思いっきり引かれるのでゲームを)
*折り紙




・・・が、私の作ったミシェルカバンはオシャレにミシェル風とは程遠い まるで夜逃げカバンサイズ


ずっしりと重くてひきずるように学校へ:説明会室 3階へ。(なんで3階ぃ???)



午前中は新入園児の部:8:30~12:00タイなのに 時間通りにスタート)

持ってきたグッズでお兄ちゃんKもMも数時間は楽しそうにもった。

飲食は部屋の外でさせたり、沈黙とは言えないけれど、まぁまぁ静かにしていてくれた。

その間 私はタイ語オンリーの学校説明に集中してみる。

学費内訳や課外活動について・
・・そんなの冊子に書いてあるからいいじゃないか

と思ってしまうが 学長 副学長からの口から説明を受けるのも 

面通しという意味合いがあるのでしょう。 


説明会も後半なると グッズ効果も薄れ 私の時計(装飾品)までが遊び道具に。 

(高価なもの持ってないからいいけど)




長かった説明会でタイ語そこそこの外国人の私に伝わったことは

“親と教師が信頼しあい、力をあわせましょう。

子供の教育は 学校へ一任せず、家庭内での教育も怠らず。

一緒に心を合わせ 知恵を合わせ 学校を創ってゆきましょう“


というような内容のメッセージだと思う。



噂では このT校は行事やクラブ活動に力を入れすぎで勉強量が少ないというのも聞く。

でも私としては キチャガム(課外活動)大歓迎。(数年後のブログではぶーすか文句を

言っているかもしれないが、今の時点では

ボランティア活動もあるみたいだし、勉強以外から学べることは多いし機会ではないか。 



そして、担任紹介でフィナーレ

ふぅ~と一息 昼休み。

エアコンがガンガンに効きすぎた身体を解凍させないとっ

昼休みはいつも遊ぶ校庭でKとMを遊ばせた。


ふと 午後の説明会・・・このまま校庭で遊ばせてもいいかも みんな同じ小1だし・・・

なんて思ったりしていると、同じく遊ばせている保護者たち

午後の説明会が近くなる時刻に


「何かあったら ママに連絡してね」
と携帯を渡したり


「ママは3階にいるからね」と言っている。


なんだ、気持ちは みんな同じじゃな~い。


大丈夫かも ちょっと行って来るねとKとMから離れようとしたとき


「ママ~!見てて」
と大声でKに呼び止められた。

滑り台を助走をつけて駆け上がるつもりだ。

「だめだめ、下から上がっちゃ・・・」と言いかけたが遅し

こういうことって起こるんですねぇ

なんと 登りきった滑り台の一番上に張られたバ―に顔面を強打っ

はっ!!! 思わず息を飲んだ。


遊んでいて もう転んだくらいじゃ動じない私でも

こーれーは 痛いというか まずい打ち方をしたと 走り寄った


見るみるうちに、目の上が腫れあがった・・・。

幸い というのか、これが口元や鼻だったら

どびゃーっを見るところだが、目元なので 超痛いだけ

自業自得なので、お兄ちゃんKも声を押し殺して泣いていた。


そして現場を真近でみていたお母さんたちが 

数分後に始まる説明会に 子供を連れ立ったのはいうまでもない。



慣れた公園でも怪我ってするもんなんだぁ、っていうか 

お兄ちゃんKよ なぜ 君はこうなんだ???

そこにバーがあることは 毎日遊んでいて知っているはず。

まさに滑り台を下から上がることへのだ。



ところが、3階へあがる階段下で

「お子さんは図書館でお預かりします」と先生から言われ ほっとした


午後は あの夜逃げカバンのグッズではネタ切れで 

もたないと思っていたので。


想像はしていたが、午後の説明会も 8割午前と同じ話。(同じ先生の同じ例え話だし)


でも 帰宅時の怖い話があった。

「子供には誰が迎えに来るかきちんと言っておくこと。さもないと・・・」という話。


兄弟がいると、上の子が下の子と一緒に帰宅するケースが多いが、

時たま 同じバスやライトバンに乗ったつもりが、下の子を学校に置き忘れや

実は下だけ 違う行き先の乗り物に乗っていたり、

ということがあります。

名前や住所がはわかるように 必ず明記しておいてください
 というのだ。


私が迎えに行くのだが、その話が何だかとても怖くなり、

家に帰り 油性ペンでありとあらゆる持ちモノに名前を書いた私。


公共の乗り物でたくましく通学する子供たちよ!

家まできちんと帰って来るだけでもご苦労さまなのかもしれない。



午後の新入生説明会の最後は 担任の先生と子供の教室で話を聞く、だった。

教科書説明やクラス活動の進行具合なんかを聞いた。

の担任の先生の名字はワンディー。(ワンディー=Good Day)

吉日先生は、教師歴20年以上の先生。

「クンクルー・ゲーゲー ソーン ゲンゲン」と言われているので

吉日先生も もうベテランの域なんだろう。


ぱっと見はいかにも厳しそう笑顔もなし。

私も入学初日から喝を入れられたくらいだ。


そんな吉日先生だが、土曜の説明会に同行したKを見ると

「昨日は休んだわね、もう治ったの?」

優しくKの頭を自分に抱きよせ ぎゅうぎゅうと愛情ハグ。


あぁ~温かい先生だぁ。


によるとあまり怒らないけど厳しい、

感情的になって叱ることのない先生で、

(好き嫌いのはっきりしているKだが)

吉日先生が大好きだということだ。



1の1組のKの席は一番後ろ。

ちびっこいイスに腰掛け、机の大きさを確かめてみる。

この距離から白板を見ているんだ、

こんな風に教室内を眺めたり、先生の話を聞いているのか、

お友だちとの距離はこんなに近いんだなぁ・・・



かつて自分もそんな子供時代を過ごしたことが懐かしく思い出された。

私の母も 一年生の私の教室で私の机に座っただろうか。


いつの時代でも 机に座り、前に立つ先生の話を聞くという

スタイルは変わらない。


この学校に出会えたこともご縁、

ここタイ南部での学校生活は(たぶん)5,6年 いや6,7年かも、

その間 学校生活を楽しんで沢山のことを学び 体験し 吸収してほしい



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タイの学校教育から学ぶこと

2012年05月21日 | タイの幼稚園・学校事情

昨日の日曜日 

遊んでいると いきなりお兄ちゃんK

「そうだっ! 先生が 髪の毛切りなさいって言ってた。」
と。

唐突だなぁ。

は新学期前に タイのナックリアンカット(刈り上げ君:ぽにょのそうすけ君カット)

にしたばかりだったので、そんなはずないでしょう

きっと 髪の長い子に言ったのよ と言うと

いやいや 全員に発せられた連絡で

これは 絶対なのだ とばかりに聞かないので

チョキチョキとハサミの音を派手にたてて 前髪を

ほ~んのちょこっと切ってあげると

「(ほっ) あぁ~ 良かった これで大丈夫」

何が大丈夫なのかわからないが、タイではこのように

学校の先生の言いつけは、絶対らしい。


お兄ちゃんは 幼稚園に行き出してから タイ語が分かり始めると

先生の言う”お知らせ”をきちんと覚えてくるようになった。

今回のように、いつ思い出すかは 予測不可能だけど、こちらから聞かなくても

「明日は OOOの日だって」とか

「明日は OOOをするから OOOしてくださいって 言ってたかな、アレ OOOだったっけ 」

自信がないときもあるがキーワードだけでも こちらは多いに助かる。

翌日 先生に聞けばいいのだから。


こういった癖は タイの幼稚園から仕込まれる”連絡帳”の日課で

習得したと思われます。




大切な連絡事は もちろん学校から書面で配布されるけど

年中さんから 日付、その日の活動内容、簡単な連絡事項

自分たちで書いている。(書かないと帰宅できないから みんな必死らしい)

年長さん最後くらいになると、自分が書いたものが

何と書いてあるのかわかるようになってきたから頼もしい。


日頃から 

「ママはタイ語がわからないから お兄ちゃんが覚えてきてね。そしてママに教えるのよ」と 

言っている。読みに関しては まだ私が上だが、

その作戦が功をなして、

「ママ こんな簡単なタイ語も読めないの?よく 聞いてよ、これはねぇ・・・」

かなり偉そうに教えてくれる。


ものすごいスピードでタイ語の文字(読み&書き)が教えられる中、

このわからないそぶりが 本当にわからないから しっかりお願いよ、に変わるのも

時間の問題だわ。


この連絡帳から学ぶことは多い。


そして ”目上の人を敬う心 慕う心”は 普通のタイの生活、そして学校生活から

学べることの1つだと思う。

先生が重い荷物を持っていれば 生徒が手を貸し

バイクで送ってくれるヘルメットのお母さんにワイ(合掌)でいってらっしゃいをしたり、

小額でもお小遣いを受け取るときは ワイをする。

校門前を歩くおばあちゃんが道を渡るのに もたもたしていた時

女子学生が囲むように守りながら反対側まで送ってあげている感心な姿も

見かけたことがある。

良いことをしたという想いより、普通のことをしたまでだ、

こういう社会にいながら、こんなが育ってほしいなと願う。



そうそう、今朝は こんなことがありました。

朝礼に並び始めた生徒の横で大きなくしゃみをしてしまった私。

急いで過ぎ去ろうと 苦笑いの私に 生徒が次々 ワイ(合掌)をするではないですか。

ぶえっくしょんっ という みっともないくしゃみですら恥ずかしかったのに、その私にワイ・・・

しまった~

私はくしゃみの時 口元で抑えた両手をそのまま鼻の下で合わせていたから(合掌スタイル)

仕方ないのだっ

まずいっ知らない子が挨拶してくる。

いやいや ごめんね、 事故なんですっ 手は くしゃみの後でそのままに・・・

でも 一人がワイをすると連鎖で隣の子も自然にワイ。

私も挨拶されたら しかえす習慣くらいはある。

生徒さんたちは たぶん私を誰かの保護者だから、そして友達がワイをしたなら

私もしないと、目上の方なのだから と・・・

こうして 私は10数名と挨拶を交わした訳です。



タイの子たちは 立派だなぁと感心する反面

うっかりできないな、気をつけようと思ったところです。


何やってんだか、私こそ 学ばないと。



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タイの学校: 初日から バタバタ&ドキドキ

2012年05月18日 | タイの幼稚園・学校事情

今週半ばからお兄ちゃんKとMの学校が始まった。

朝寝坊をしてしまった私は 子供らと叩き起こし 取りあえず学校へ。

一応 ピカピカの一年生ですが、入学式や説明会もなく 普段通りにスタート。


サマースクール期間ですら 校内は、東京駅地下街かと思うくらいだったのに 

その何倍?!の数の生徒達(小1~高3まで)が 女の子は赤いスカート

男の子は青いズボンときれ~にツートーンで学校敷地全体にキレイに整列していた


まずい、遅刻してしまうっ 早く小1の列を探さないとと焦っていると
 
8時の 国歌が鳴り出した。



その場で静止したお兄ちゃんKと私

これだけ 人数がいたら 大合唱になってもよさそうなのに 

ブラスバンドの国歌生演奏しか聞こえず 高校生の担任かと思われるおばさん先生は

国歌も歌えないなら ラオスにでもお行きなさいっ!」と一喝。

(なぜ ラオス?要は自国の国歌も歌えないようなら 他国へどうぞ らしい)

ひょえ~ 初日から軍隊並みに厳しいです。

“朝っぱらから大声など出るかい“とヒゲの濃い思春期の真っただ中の

高校生の心の声が聞こえるようだった。 



そして そのまま♪校歌斉唱♪


すると、だらけた男子高校生の列の間を 木の長~いムチを持った先生が練り歩いているのを発見。

園ではよく見かけた教育用ムチ、小中高でも使用されているのにビックリした。

お兄ちゃんKは かなり怯えていたけど、私はどのように制裁するのかチラチラと観察してしまった。

ムチを持ったオジサン先生は ゆっくりとした歩みで生徒の身だしなみをチェック


だらしなくカバンの開いた子はカバンを びしっ!

だらしなく靴下が下がっている子は足を びしっ!

前ボタンを開けっぴろげな子は首もとを びしっ!(←これが一番痛そうだった)

何を注意されたかわからないが 上半身を びしっ!(こういうのが一番怖い)


もしや アイロンがけが足りない?とかだったら どうしよう。

きっと 左胸に名前が刺繍されていなかったんだ。

タイの生徒は校名の入ったシャツの胸に フルネームで刺繍するのが

基本らしい。(名前は隠す日本とは大違いで どこの学校の誰さんが

ばっちりわかってしまうのだ。)

私としては 指輪ピアスなんかの方が よっぽど びしっ!に値すると思ったが 

ここはタイ。色々 それらは許容らしい。


そしてムチ先生の 一撃の後 生徒は 痛い顔をせず、感謝のワイ(合掌)をしていた。

まさに のムチ

大人=先生に キレる子なんかいないんだろうなぁタイの学校では。

タイでは学校に一歩入れば 先生が親代わり、教育してくれる尊敬すべき存在なのだ。



でもって やっと見つけた小1の列。

ふぅ~ 朝の任務完了―っ!と 列にお兄ちゃんKを押しこみ帰ろうとすると 

担任の先生に腕をぐわしっと掴まれた。

「ちょっと オカーサン リュックが軽いけど 教科書は?」

初日から勉強するとは思っていなかった私はノートと筆記用具しか持たせていなかった。

したとしてもどの教科かわからないし 家の本棚に入れっぱなしだったが、先生に

「教科書は す・べ・て・ 学校において下さいね。 す・べ・て!」 と

念を押されてしまった。

当然か・・・初日といえど、8時から3時半までみっちり学校にいるんだから。
 
と、かなり反省

初日から 休みボケが一番ひどかったのは この私だった。



でもね、この量なんです。



カバンひきちぎれるどころか 肩がひっこ抜けそうな・・・。

(右は この前 在タイ日本大使館で頂いた日本の教科書。この差は何だ。)


新一年生の初日といえば、クラス内で 自己紹介とかして 

お友だちの名前を覚えて 学校探検して
 というのをイメージしてしまうが、

お兄ちゃんKによると 

「自己紹介? してないよ。 名前? そのうち覚えるでしょ。」 

そして、みっちりタイ語英語の勉強があったらしい。



そして 食堂のあまりの込みように 給食を食べそびれたお兄ちゃんK

空腹でも結構へっちゃらなお兄ちゃんは 持たせた予備おにぎり1つでもったみたい。

聞かないと誰も教えてくれない・・・初日からタイの小1サバイバル


もし 日本から帰りたてで タイ語がわからなかったら とか 

サマースクールに通っていなかったら この日が初の学校初日で 

二人で迷子になり途方にくれ、泣いていたかも・・・考えるだけで汗がでる。



そして、午後 お迎え時のお兄ちゃんKの制服を見て愕然・・・

一人だけシャツが べろ~っとズボンから出ているではないかっ。

それに 取っ組み合いの喧嘩後のように、シャツが片方にずれ 首元が

バックリ見えているし、靴ヒモがほどけている。


よ・・・なぜ 気付かないのか、ふっ・・不良ではないかっ!

これで靴の踵でも踏んでいたら 白目をむいてひっくり返ってしまいそうだった。


私が 朝礼のムチ先生だったら 3連打するところだ。

しかし、このだらしなさに本人は全く気付いていない。

注意すると 歩いていると自然と出てしまうという。

そんな訳あるかい!と シャツを入れ直した。

でも 歩いていたら あらら ホント

シャツが出てしまう。(なぜ?お腹が出てるから?なぜだ?)

これは 週末の針仕事になりそう・・・。

(はぁ ズボンとシャツがしっくりくる良い方法ないかなぁ)

これは まだシャツが出ない状態の写真。



ゴムの木(背景)

年中になったMは初日から教科書を渡され 宿題が出た。



と、今週は、初日からこんなバタバタした ドキドキ満載でした。





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タイのサマースクール

2012年04月27日 | タイの幼稚園・学校事情


息子のKは 来月の新学期から、3月に引っ越した先にある小学校に通い出す。


その前の期間=サマースクールになるが、

新1年生は新学期からの足並みをそろえるためサマー中の勉強が義務だった。


新しい学校は、幼稚園から高校まである大きな学校で敷地も広い。

幼稚園ライフとは全く違う勉強中心の生活がスタートした。



サマーに通いだし、Kが言うには

「とっても自由なんだよ。」 の連発。


今まで幼稚園では、どこへ行くにも先生の監視のもと動かなければならなかった。

しかし、サマースクール1日目から野放しの新1年生。

食堂では、お小遣いで自由に昼ごはんを買い、

適当に場所を見つけ食事を済まし、その後の昼休みは自由に遊ぶ。


は 昼食の後遊べる自由な時間というものが初めてだった。

なので、どこで遊ぶのか、いつまで遊べるのかなど 初めはわからなかったらしい。


数日たって、実は午後の勉強時間を告げる鐘の音があることに気づいたようだが。

2週間目には 徐々に慣れてきて、友達と遊びの範囲を広げ 校庭や校内探検を楽しんでいる。

あそこの階段とここの階段はつながっていた とか

給水機があった とか

外で売っているお菓子やジュースを校門ごしに買ってみた とか


毎日 勉強よりも この自由な学校ライフが楽しくてたまらない様子。

サマーの初日はKと一緒に校内で過ごした私だが、とにかく校内に先生の姿が見えない。


子供たちを監視する人がいないのだ。


監視の行き届いた幼稚園しか知らなかったので、

いつもどこかで子供を見ていてくれる大人(先生)の目がないことに少し不安を覚えた。


が、目の前で派手にすっ転び ぎゃーぎゃーと泣きだした小学生を

すぐさま助けたのは、中学生の女の子達だった。

医務室へ連れて行き 介抱してあげている姿に そうか、小・中・高と

続きの学校(校内)では 普通に “上の子が下の子の面倒”をみているのだと気付き安心した。

にも 今後 十分に学んでほしいことだと思った。



帰宅時間は3時

集団下校というものはなく、各自がお迎え車や、バイク、バイクタクシー、ミニトゥクトゥク(乗合バス)、大型バス、

ライトバンなんかで一斉に帰る。

どこの世界でも通学する子供たちは 小さいながらたくましいなあと思う。

校門の外にずらりと駐車している車から 自分の乗るライトバンを見つけ出し、

40度近い気温で暑くなった車内で 人数がそろうまで待つわけだから。

いつからKとちびMも この送り迎えバンに乗れるかなぁ。



お迎えに行き 帰りの車内では 小一時間たっぷりと2人から

“今日の出来事”を聞くのが楽しい。


でも 気になることが1つ。

は 食堂でいつも一人で食事をとっているという。

みんなで席につき、いただきますで始まる日本の給食システムを想い浮かべると 

のこの一人ランチというのが 何だか大事に思えてくる。

寂しくないの?

お友達は?


とたまらず聞いてしまう。


「うん いたよ」=視界には入っているが、隣に座っていたわけではないの ”いたよ”。

食事が済めが一緒に遊んでいるわけだから いいのか。

「家で食べるときは 家族みんなで食べるけど 外はいいの」

にとっては、家では 日本式(そろってテーブルを囲む)、

外で食べる食事は誰と食べようと、一人だろうと あまり関係ないらしい。


もともとタイは食事というものに時間をかけない国だ。

食堂の風景はどこの学校も同じで きちんと座って食べる子ももちろんいるが、

ふらふら歩きながらお菓子を食べている子

後ろ向きに座って食べる子

あちこちに移動しながら食事する子だっている

それをいちいち注意する人はいない。

これがタイ式なのだ。



少し寂しそうだが、Kは “きちんと座り、昼休み内に お弁当を完食することがお昼ご飯”なんだそうだ。

そうだ、ここはタイなのだ。



そして 今日が最終日のサマー

来月から着る新しい制服と教科書がそろった。(重かった~)




中をチラリと見てみたが、!!またっ!こんな小さな字・・・ というものが

何冊もあり げんなりしてしまった(虫めがね必須でしょ~



基本 タイ語はトーサンと、日本語は私と勉強 だが、

トーサン不在の時は これと格闘するのかと思うと 今から頭が痛い~


お兄ちゃんK!一年生 がんばろっ。




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うちの事情&ファミリーメンバー

お兄ちゃんKは2014年小学3年生、Mちゃんは新一年生になりました。 2008-2010年を日本で過ごし、その後タイの 東北チャイヤプーム県のパパの実家で、じいじ&ばあばに甘えっぱなしの2年間暮らしU+27A12012年3月から南部スラタニー県(パパの勤務先)で家族4人暮らしがスタート。 K&Mのタイ語力は目覚しいほどにアップ。現在 兄妹間は どちらかが日本語で話せば日本語に、タイ語で話せばタイ語に という言語スタイル。