~新入園児と新1年生は 学校説明会があります~
とのお知らせをもらった先週。
・・・ウチは お兄ちゃんK


せっかくの土曜日は8:30~16:00まで
丸1日学校で 説明会を聞くことになった。
こういう日に限って 夫は不在、子供たち一緒に説明会を聞くことに。
OO会と言う場で静かにできるほど ウチの子らは 良い子ではないので、毎度この作戦

ずっと前に観たミシェル・ファイファーとジョージクルーニー共演映画「素晴らしき日」
で仕事のプレゼンで大忙しのミシェルが、息子の着替えやらなんやらを1つのカバンから
次つぎと出すシーンが印象的で、こんなカバンがあれば 子供も飽きないだろうと思ったものだ。
真似して準備してみる

*着替え(上)3セット (汗をかいたら変えるつもりのTシャツだったが、冷凍庫のような部屋の寒さに 3枚重ね着することになってしまった)
*水ボトル(途中で買えるけど、土曜なので閉店の可能性もアリ)
*塗り絵(オンライン塗り絵を沢山コピーしたもの)
*図鑑
*色鉛筆
*お菓子
*お弁当
*磁石オセロ(こういう場で お勉強のものを出すと 思いっきり引かれるのでゲームを)
*折り紙
・・・が、私の作ったミシェルカバンはオシャレにミシェル風とは程遠い まるで夜逃げカバンサイズ

ずっしりと重くてひきずるように学校へ:説明会室 3階へ。(

午前中は新入園児の部:8:30~12:00(タイなのに 時間通りにスタート)
持ってきたグッズでお兄ちゃんK


飲食は部屋の外でさせたり、沈黙とは言えないけれど、まぁまぁ静かにしていてくれた。
その間 私はタイ語オンリーの学校説明に集中してみる。
学費内訳や課外活動について・・・そんなの冊子に書いてあるからいいじゃないか
と思ってしまうが 学長 副学長からの口から説明を受けるのも
面通しという意味合いがあるのでしょう。
説明会も後半なると グッズ効果も薄れ 私の時計(装飾品)までが遊び道具に。
(高価なもの持ってないからいいけど)
長かった説明会でタイ語そこそこの外国人の私に伝わったことは
“親と教師が信頼しあい、力をあわせましょう。
子供の教育は 学校へ一任せず、家庭内での教育も怠らず。
一緒に心を合わせ 知恵を合わせ 学校を創ってゆきましょう“
というような内容のメッセージだと思う。
噂では このT校は行事やクラブ活動に力を入れすぎで勉強量が少ないというのも聞く。
でも私としては キチャガム(課外活動)大歓迎。

言っているかもしれないが、今の時点では

ボランティア活動もあるみたいだし、勉強以外から学べることは多いし機会ではないか。
そして、担任紹介でフィナーレ

ふぅ~と一息

エアコンがガンガンに効きすぎた身体を解凍させないとっ

昼休みはいつも遊ぶ校庭でK


ふと 午後の説明会・・・このまま校庭で遊ばせてもいいかも

なんて思ったりしていると、同じく遊ばせている保護者たちが
午後の説明会が近くなる時刻に
「何かあったら ママに連絡してね」と携帯を渡したり
「ママは3階にいるからね」と言っている。
なんだ、気持ちは みんな同じじゃな~い。
大丈夫かも ちょっと行って来るねとK


「ママ~!見てて」と大声でK

滑り台を助走をつけて駆け上がるつもりだ。

こういうことって起こるんですねぇ
なんと 登りきった滑り台の一番上に張られたバ―に顔面を強打っ




はっ!!!

遊んでいて もう転んだくらいじゃ動じない私

こーれーは 痛い


見るみるうちに、目の上が腫れあがった・・・。
幸い というのか、これが口元や鼻だったら
どびゃーっと血を見るところだが、目元なので 超痛いだけ。
自業自得なので、お兄ちゃんK

そして現場を真近でみていたお母さんたちが
数分後に始まる説明会に 子供を連れ立ったのはいうまでもない。
慣れた公園でも怪我ってするもんなんだぁ、っていうか
お兄ちゃんK

そこにバーがあることは 毎日遊んでいて知っているはず。
まさに滑り台を下から上がることへの罰だ。
ところが、3階へあがる階段下で
「お子さんは図書館でお預かりします」と先生から言われ ほっとした

午後は あの夜逃げカバンのグッズではネタ切れで
もたないと思っていたので。
想像はしていたが、午後の説明会も 8割午前と同じ話。(同じ先生の同じ例え話だし)
でも 帰宅時の怖い話があった。
「子供には誰が迎えに来るかきちんと言っておくこと。さもないと・・・」という話。
兄弟がいると、上の子が下の子と一緒に帰宅するケースが多いが、
時たま 同じバスやライトバンに乗ったつもりが、下の子を学校に置き忘れや
実は下だけ 違う行き先の乗り物に乗っていたり、
ということがあります。
名前や住所がはわかるように 必ず明記しておいてください というのだ。
私が迎えに行くのだが、その話が何だかとても怖くなり、
家に帰り 油性ペンでありとあらゆる持ちモノに名前を書いた私。
公共の乗り物でたくましく通学する子供たちよ!
家まできちんと帰って来るだけでもご苦労さまなのかもしれない。
午後の新入生説明会の最後は 担任の先生と子供の教室で話を聞く、だった。
教科書説明やクラス活動の進行具合なんかを聞いた。
K

吉日先生は、教師歴20年以上の先生。
「クンクルー・ゲーゲー ソーン ゲンゲン」と言われているので
吉日先生も もうベテランの域なんだろう。
ぱっと見はいかにも厳しそう笑顔もなし。
私も入学初日から喝を入れられたくらいだ。
そんな吉日先生だが、土曜の説明会に同行したK

「昨日は休んだわね、もう治ったの?」と
優しくK


あぁ~温かい先生だぁ。
K

感情的になって叱ることのない先生で、
(好き嫌いのはっきりしているK

吉日先生が大好きだということだ。
1の1組のK

ちびっこいイスに腰掛け、机の大きさを確かめてみる。
この距離から白板を見ているんだ、
こんな風に教室内を眺めたり、先生の話を聞いているのか、
お友だちとの距離はこんなに近いんだなぁ・・・
かつて自分もそんな子供時代を過ごしたことが懐かしく思い出された。
私の母も 一年生の私の教室で私の机に座っただろうか。
いつの時代でも 机に座り、前に立つ先生の話を聞くという
スタイルは変わらない。
この学校に出会えたこともご縁、
ここタイ南部での学校生活は(たぶん)5,6年 いや6,7年かも、
その間 学校生活を楽しんで沢山のことを学び 体験し 吸収してほしい。


始めました~。

クリックしてくださると、励みになります。