タイに暮らす:ウチのハーフキッズの日本語&タイ語

2005年生まれのお兄ちゃんK 妹のMちゃん。
好きなものを見つけた2人は今自分で日本、日本語の世界を切り拓いている

タイこどもの日 2017年

2017年01月19日 | タイ文化

2017年1月
南部一帯で洪水がありました。
引っ越していなかったら
人生4度目の浸水を体験するところでした。
スラタニー県の知人からは、浸水してしまったお家の写真が送られ
胸が痛かったです。

ゴム農園は壊滅的だったそうです。


家の中は。。。

冷蔵庫が浮かび

洗面台?プカプカ。。。



さてさて、
バンコクへ引っ越して初めてのタイこどもの日
今年2017年は14日の土曜日でした。
うちの子供たちは、こどもの日だからと
はっちゃけて遊ぶ年齢でもなくなってきてます。
とは言っても、こどもの日なのに家で過ごすのは嫌みたいでした。

反抗期真っ只中のお兄ちゃんKに
"家か遊園地か" のチョイスを与えると
もちろん遊園地!と飛びつきました。

ということで、遊園地へ!
前回 王様がご崩御された直後に行った時は
自粛モードで音楽やDJ一切なしの全く静かな遊園地だった
ドリームワールド。
今回は多少 賑やかかな?と。
あ、あと割引あるかな?期待しながら。

結局 行ってみると、145cm以下がチケット半額。

うちの子等。。。該当せず。

混んでます。(これでも)






そしていつも買うビザチケット(何にでも何回でも乗り放題:560バーツ)が
この日は売り出されておらず、一回だけ数個のアトラクション
が楽しめる450バーツチケットしか買えませんでした。

前回は狂ったように同じジェットコースターに
乗ったりしてましたもん。
こどもの日のお得感はありませんでしたが、
十分楽しめました。

私は 200バーツの入場チケットのみ。
着替えやらを入れたチビスーツケースをガラガラ
引きながら子供たちの後をせかせか。
あっちで写真、こっちでお菓子 と
小間使いのように追いかけておりました。

縦に長いドリームワールドです。


お兄ちゃんKとMちゃんの好みが異なり
お互い一人で乗ることになるアトラクションでは
私か夫が交互に入り。。。


ひゃー
こんなのに乗ったんだぁ。
乗りたくもない"トルネード" でぐるぐる回ったり

一回転したんですよ。
吐くかと思いました。
ぜんっぜん楽しくなかったです。
動き出す直前までお兄ちゃんKとしていた
"しりとり"も 上昇してすぐお兄ちゃんKに「ん」
で強制終了させられ、私はずーっと目をつぶり
下を向き ただただ早く終わってくれないか祈っておりました。

夫はお兄ちゃんKが嫌いなお化け屋敷にMちゃんと。
Mちゃんは大好きで、どこでどんなお化けが出るか
完全把握してます。

なかなかおどろおどろしい外観です。

幼稚な物は乗りたくない
なんてことを言いながら
こんなミニバス楽しんだり。


この遊園地はとにかくアトラクションが重なるように設置されてます。
歩くのが嫌いなタイ人にはいいのかも。


お兄ちゃんKの提案で
午後は炎天下を避けて屋根のあるアトラクションを中心に巡り、
夕方は服がビショビショになるアトラクション2つに連続して乗り
すぐに着替えて帰宅する事になりました。

"グランドキャニオン"の川下りでビショビショー。
"スーパー スプラッシュ"で水をかぶりました。
ただコースターでガタガタ上にあがり
プールに突進するだけのこのアトラクション、
いつも大人気です。

登って


降りて。

防衛のガラスがないところから水が。。。



100%濡れるので、周辺にはお洋服屋さんが並んでいます。


自分の次のコースターのスプラッシュ水をもう一度浴びようと
橋の上で待機するお兄ちゃんK達。
くるくるー!


ドバーッと

もろに水をかぶり
みんな 楽しそうです。

着替えず、びしょ濡れのまま園内を歩くのも
タイ式ですね。



タイの人は、休憩時間には
ゲームセンターにあるような(ここまで来てそれを
しなくてもいいのでは)ゲームに興じるのが好きです。





あり得ないほど大きなぬいぐるみを抱えながら歩く人を毎回見ます。


チビちゃんが楽しそうにこどもの日イベントを楽しんでいるのを見ながら
来年は、どこかなぁ、行かないかなぁ。

なんて、考えながら。


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東北部の山頂で新年

2017年01月12日 | タイ文化

明けましておめでとうございます。

ご挨拶、遅れてしまいました。
今年も東北でお正月を迎えましたが、今回は
ストーンヘンジมอหินขาว(モーヒンカオ)のあるタットン国立公園内のリゾートにて。
初の試みでした。


7年前に一度訪れたっけ。
まだ小さかった子供たちが岩の間をきゃっきゃ言いながら
駆け回っていた姿を懐かしく思い出しながら。
お兄ちゃんKもMちゃんも
ダイナミックな石達が脳裏に焼き付いており、行けるならまた行きたい!
ということで義妹チョイスのいちご畑リゾートでお正月休みを過ごしました。

涼しかったです、ほんとに。



ぜーんぶイチゴちゃん。



眺めは最高でしたね。


リゾートは一泊800バーツとお安い!
まぁ入ったら扇風機にベッドとテレビとシャワーしかないですから当然か。
(夏は地獄ですね。)


岩達は今も立派に健在。
今回はお正月休みだったので、テントを張って寝泊まりする人たちで
山頂が賑わっていました。
夜はライトアップされるようで、きっと夜の顔もいいんでしょうね。

エイヤエイヤと二人で押したり


登って


登って


また登って。


岩の間を走り抜け


裂け目を覗いて


誰かの真似して枝を立て。

アスレチック公園にいるみたいでした。

その後、小山に登り夕焼けを眺めました。
けもの道さながらなのに、手すりゼロ、柵もなし。
酔っ払って転落してる人がいそうなスリルでしたね、ここは。


手のひらに


乗せてみたいな 太陽さーん。

山頂にはこんなもの。


Mちゃん
「最後の石は私が」


ミニミニ小石で挑戦。


いいことありそうだねぇ。

元日は、国立公園内にあるタットン滝へ。

緩やかな坂を上がった先に


グニャリ木があって、
到着。

1-4月
5-10月
11/12月
と季節ごとに水量を比べた看板。
5-10月に滝遊びは自殺行為な気がしますね。

肌寒いなか、タイの人はなぜ滝遊びをするんだろ?



ベストな水加減。
いいショットが撮れました。



バンコクへの帰り道にある風車のあるカフ。
反対側ですが、立ち寄りたかったので。
なかなかの景色です。



いい空気お腹いっぱい吸って来ましたー。


本年もどうぞ宜しくお願い致します。

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部分日食 Inタイ

2016年03月11日 | タイ文化
ひな祭りのから、部屋のお雛様が 日々移動し、

今現在ではこんなことになっているので、



そろそろしまうことにします。


さて、3月9日はタイでも " 部分日食" の見られる貴重な朝でした。
朝方 ネットニュースを見ていたら、
日本時間10:30くらいから 日食が見られると書いてあり。

タイではマイナス二時間!

おっ、そろそろじゃない!?

朝寝坊のお兄ちゃんKとMちゃんをゆすり起こしました。

日食サングラスがないので、
家にあったサングラス(絶対にしてはいけないようです)を重ねて
なんとか曇りの朝日で 一瞬だけ日食の観賞ができました。

右下の欠けた太陽。


そして、その日は歯医者さんの定期検診。

お兄ちゃんKは、ただの検診かと思っていたら
いきなり欠けていた歯を抜歯することになりビビりん坊主。

「血が…。 今日は (カトリックキャンプ)お休みするよ」



何ともメンタルの弱い坊ちゃんです。

家でゴロゴロしていたそんなお兄ちゃんKが
お話を聞かせてくれました。



「昔、三人の兄弟がおりました。

毎日の托鉢に使う入れ物がなく

困っている末っ子に、上のお兄さん二人は穴のあいたザルを渡しました。

意地の悪い上のお兄さん達が許せず、一番下の弟は

神様にお願いして 次生まれる時は

ラーフーという怖い怪物になりたいと。

お兄さん達も願い叶って、長男は太陽、次男は月に、三男はラーフーに。

前世の恨みを晴らすため、ラーフーは出会えば

太陽と月のお兄さんをガブリっと食べてしまう。」


(きちんと読めば、もと奥深い神話だと思いますが、
お兄ちゃんKが学校で読んだテキストのうろ覚えなので
かなり抜粋されてると思います)

そして、これが、タイの月食の神話なんだそうです。

ราหูอมจันทร์(ラーフーオムチャン=月を飲み込むラーフー)

月食や日食にまつわる神話は世界中にたくさんあるそうですが、
見ると、こんな解説も。

「タイ日食神話」(これ日食神話より)
兄弟がいました。
兄弟は毎日 僧侶に施しをしていました。
長男と次男は黄金や銀など高価で上等なものを施せましたが、
末っ子のラーフーは貧しく満足な施しができませんでした。
その結果、長男と次男は死後、太陽と月になれました。
ラーフーは、醜い怪物になってしまいました。
ラーフーは神々となった兄たちに嫉妬し、
遭遇するたびに彼らを飲み込もうとします。


ラーフーのいでたち。



こんな銅像も。



インパクト大のタイのラーフー。
今後日食と月食を思うたび思い出しそうです。



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開け口探し

2013年04月10日 | タイ文化
ご無沙汰です。

タイは三月から夏休みに突入!
遊び呆けておりました。

と、先日 頂いたミニ羊羹を食べた時のこと。

今までお羊羹は食べたことがあってもミニサイズは初めて。
日本のお菓子は絶対に美味しいのだと確信している
食いしん坊の娘Mは早く食べたくて、
歯型を付けたりねじったりと格闘(まるでチンパンジーですが)
最終的にハサミを入れようとしていたので、止めました。

「絶対に手で開けられるようになってるから…見て」と開け口を探させました。

そして見つけた一番外側の紙のカバーを外し、更に羊羹が包まれている部分を
切れ目に沿ってくる~っと引けばこの通りと目の前で実演すると…。

ほほぅ。とため息。

「すごいね、ママ」…こんなことで褒められるなんて。トホホです。



矢印やギザギザが開け口のヒントになるのに、
タイのお菓子ときたら、やたらと開かないものが多すぎます。
アリがすぐたかるからか、きっちりと袋詰め。
切り口は切れないは、開け口からは開かないは、タイの子達はそんな不自由に慣れているので
たくましくも歯を使う子も多いです。
口に残ったビニールはプッと飛ばしたり、口の端しについたままだったり…。

学校の教室の先生の机にはお菓子を開けるためにおかれたハサミがあります。
(日本の幼稚園では年少さんからマイハサミがあったのに…この学校ではハサミはお菓子を開けるために使用)
本来開け口のギザギザから開ければいいのに もはや
ギザギザの下を切るのは常識となってしまってます。

この前はジップロック付きのふりかけのジップロック下をジョキッと切られ、
あり得ない…と声が出なかったもんです。
こんなことをしてしまう子達、もしかしてシリカゲルもふりかけと思って
かけちゃうかもと焦って教えました。

家にあった色んな日本食品を出して、開け口探しをして見ました。

以外と色んな書き方をしているもんです。

開け口
あけ口
切り口
きり口
つまみ
チャック付き

Mは色々な開け口を探しながら
「…どうして *ろって最後につけるの?乱暴だね」

どうやら読めた 「あけ口」を 「あけろ!」だと勘違い。
命令形では書きませんって。

口を「クチ」と読む漢字だと覚えてくれたかな。
だといいけれど。




タイのムスリム

2012年03月31日 | タイ文化

今まで住んでいたパパの実家(チャイヤプーム県)のお隣はお寺でした。

托鉢風景やお坊さんの日常がすぐ隣にあるという仏教一色の生活でした。

ただ 私自身がカトリック信者なので 子供には聖書を読んで聞かせたりしながら、

世界には「色んな神様」が存在し、“信仰には自由があるのだよ“ということも同時に

教えています。


私自身は、本の情報や、数週間の滞在で 

タイ南部に 多くのイスラム教徒(ムスリム)がいることがわかりました。


さて、子供たちは その変化にいつ気付くのだろうと 思ってましたが 

お兄ちゃんKは町の中、郊外、ビーチなど さまざまな場所に建てられた 

数多くのイスラム教礼拝寺院(モスク)にまず反応していました。


 「あの丸い形のお屋根は何?」


おじいちゃん家の隣にあったのが 仏教のお寺で、

日本で日曜ミサに通ったのが キリスト教の教会で、

これが イスラム教のお祈りする所よ
、と説明すると 


「ふぅ~ん 違う神様のお家かぁ」Kなりの解釈で納得したようでした。



その他にも こんなサインにも反応して・・・

(なぜ ココ!?お手洗いの横じゃないの)



これから通う学校はカトリック系だけどきっと ここに長く住んでいたら、

どこか何かの活動で一緒になるお友だちがムスリムということもあるかもしれない。


ここに住むことも何かのご縁。

お互いの宗教習慣を理解し、尊重できるよう育ってほしい。




バンコクのフードコートにもあると思うけれど、こちら南部のムスリムフードは

何だか堂々としております。


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うちの事情&ファミリーメンバー

お兄ちゃんKは2014年小学3年生、Mちゃんは新一年生になりました。 2008-2010年を日本で過ごし、その後タイの 東北チャイヤプーム県のパパの実家で、じいじ&ばあばに甘えっぱなしの2年間暮らしU+27A12012年3月から南部スラタニー県(パパの勤務先)で家族4人暮らしがスタート。 K&Mのタイ語力は目覚しいほどにアップ。現在 兄妹間は どちらかが日本語で話せば日本語に、タイ語で話せばタイ語に という言語スタイル。