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タイに暮らす:ウチのハーフキッズの日本語&タイ語

2005年生まれのお兄ちゃんK 妹のMちゃん。
好きなものを見つけた2人は今自分で日本、日本語の世界を切り拓いている

WRO:ワールド ロボット オリンピック地区予選

2016年06月27日 | LEGO. Robot

小さい頃から色々オモチャは買ったけど
結局レゴは毎日触る
レゴ大好きーなお兄ちゃんKが選んだクラブ活動は
レゴロボットクラブ!


お兄ちゃんKが通っている学校は
5年生から学校主催のクラブ活動が始められます。

このレゴロボットクラブは4月(サマーコース)の時点で
勧誘があったそうです。

でも活動内容はサッパリ。
市販のレゴパーツを組み立てロボットを作り、
パソコンでプログラミングし動かす。

。。。程度しか知らされず。
それでもお兄ちゃんKが
レゴだしプログラミングに
興味があるというので、
頭の固い私は色々検索し辿り着いた
「scratch」や「code.org」なる物で一緒に勉強。

ほっほーこんな風にゲームって作られてるんだねぇ。。。
なんて話しながらパソコン前に肩を並べてました。

極めるところまで全然及ばないまでも、
この時かじった知識が入部してから
少し役に立ったそうです。

そして入部して一ヶ月弱の現在ですが
6月23ー25日
WRO(World Robot Olympiad)

という11月の国際大会に向けての
南部地区予選に参加することになったのでした。

ドエエエエ。
まだ無理でしょう。

しかし そんなことは言っておられず。

2週間前からは平日の授業もスキップし、
朝から5時まで部室に篭り練習に励む。
土日もは9:00-14:00の練習。

バタバタと本番が来てしまったお兄ちゃんKでした。
予選落ちしたら、部室立ち入り禁止とまで脅され
連日ギュウギュウしごかれてました。

大会の話をする時 お兄ちゃんKの手の平を触るとビッショビショ。
挑む前からこんな緊張してて大丈夫かいな。


バタバタの前日。
宿泊先は大会地であるプーケット県ラジャパット大学内のホテル。
部屋の様子など教えられていなかったけれど
エアコン付きなら お湯のシャワーだろう。
扇風機なら 水シャワーかな。
小さい毛布も持って行こう。
念のため桶も準備。


今回はお兄ちゃんK自身で準備を。


リストを作りチェック。

停電に備え懐中電灯付きルーペを書いていたお兄ちゃんK。
用意周到なり!
合格!!
何だか分かりませんが下着は4枚持っていくそうで。


できたー!

23日。
3:30起床。
4:00出発。
5:00に学校集合。
ひいいいぃ。。な時間です。

スラタニーからプーケットへは飛行機が飛んでないので
ライトバン2台で現地入り。

暗〜い中の点呼。
先生〜皆見えてます?

小5から高校3年まで17名プラス先生方
5:00集合でピッタリ揃うわけないです。
ここは、タイ。
結局5:30出発。


行ってきますカッポン!

Mちゃんはというと、3:30に叩き起こされおねむ。
お見送り車内で爆睡。


朝から家と学校2往復は流石に辛いです。
この日1人で登校のMちゃん。

寂しそう。

大会当日24日
競技スタート。
と言っても電話で知らされるだけなので詳しい内容は
ネットで見た私です。


競技方法は。。。
事前に与えらているテーマ(コース)があり、
各々デザインしたロボットを
用意して来たプログラムを(リモコン操作ではありません)
自動制御させ、正確に速く走らせる技術をプレゼンテーションする。

ん〜。線の上をトコトコきちんと進ませる、感じなのでしょうか。

部門は、小学生、中学生、高校生に分かれ
生徒2ー3人とコーチ一人が1チームで
競い合う。

12歳以下の小学生部門に参加したお兄ちゃんK。
3人の中でS君とC君はロボット担当。
お兄ちゃんKはプログラミング担当。

大会本番は2回のチャンスが与えられ、
コースを走る際 問題が起きたら。。。
ロボットの故障はS君とC君で
コースからはみ出るなど
プログラミングの不具合はお兄ちゃんKがそれぞれ担当し
時間内に解決してゆくそうです。


お兄ちゃんKのチーム
1度目は、時間内に修理できずゼロ点。
2度目はタイムも良く
結果 4位 に食い込みました。
おめでとう!



初めての大会で4位は上出来です。
3位が6年生チーム。
練習時間の少ない中
一生懸命教えてくれた6年生が3位ならば
4位で当たり前です。

左が6年生チーム。
ピーピー。コップンカップ。

でも惜しいですねぇ〜。

3位までが賞金あり&
バンコクでの決勝大会に参加できるんです。

中学生高校生部門でも上位入りしてました。

そして決勝で勝ち抜けば、11月のインド国際大会へ!

広がります。

2004年にシンガポールのサイエンスセンターの発案でスタートした
今回のロボットオリンピック、現在ではヨーロッパ、中近東、
南米、アフリカへと参加国が増えているとか。
(勿論 日本からも参加。2014年大会では世界1の金メダルに
輝いた事があるそうです。すごーい。)



そもそもWRO大会の目的は何ぞや。

1)科学技術に関心を持ち、創造性を育み、問題解決力を育成。

成る程。
実際に大会でコースから外れたロボットのプログラミングを
直したお兄ちゃんK、問題解決力とはこういった所から
鍛えられていくのでしょうか。

2)少人数ながらチームを組んで挑む事で協力し合い
コミュニケーション力がUP。


成る程。
今回のプーケット二泊三日で
ホテルの部屋は2つのベッドをチームの3人でシェア。
会話と言えば、ロボットについて。
すごーく仲良くなったそうです。

一匹狼タイプで こだわりが強く
協調性に欠ける面がしばしば。お兄ちゃんK
チームワークを通してたくさん吸収してほしいです。


(あなんとホテルは想定外の水シャワーのエアコン付き。
えらく寒かったそうな。)
こういう組み合わせもあるんですねぇ。

プーケットからのお土産のキーホルダー

ハートはママに。
ですって。
大切にしまーす。

お疲れ様!

今週からきっちりクラスに戻って勉強してくれぃ!


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うちの事情&ファミリーメンバー

お兄ちゃんKは2014年小学3年生、Mちゃんは新一年生になりました。 2008-2010年を日本で過ごし、その後タイの 東北チャイヤプーム県のパパの実家で、じいじ&ばあばに甘えっぱなしの2年間暮らしU+27A12012年3月から南部スラタニー県(パパの勤務先)で家族4人暮らしがスタート。 K&Mのタイ語力は目覚しいほどにアップ。現在 兄妹間は どちらかが日本語で話せば日本語に、タイ語で話せばタイ語に という言語スタイル。