子供から大人まで世代を超えて楽しめる遊びといえば
やっぱり トランプ!
タイでは、残念なことにトランプは
メジャーな遊びではありません。
賭け事を連想させることから、
公共の場では捕まってしまうくらい
危険な遊び?なのです。
勿体無い…。
健全に遊べば、記憶力、集中力、計算力、忍耐力が鍛えられ、
必ず脳は活性化し、
家族でプレーすれば団欒の時間をもたらすという
素敵なグッズなのに。です。
さて、家のトランプがボロボロだったので、
スラタニー県のデパート(セントラル)のおもちゃ屋さんで
まず下調べ。
ありませーん。
じゃ、町のありそうなお店を当たるも
ありませーん。
無い と言われると、意地でも探したくなります。
絶対にあるはずだと、屋台を見て回ること一週間。
学校の前にずらりと並ぶ食べ物屋台の中
時々 駄菓子とオモチャをぶら下げているおばさんがいます。
「パイ(=トランプ)…ある?」
(学校の前だし、周囲の子供達に聞こえぬようかなり小声で…)
すごーく悪いものを買おうとしているわけでも無いのに…。
「(ニヤリ) 今日はないけど、特別仕入れとくからまたおいで。」
おばさんのニヤリ、が余計です。
特別に、と言われたからには買わないといかん。
後日、A4サイズくらいのグレーの厚紙を渡されました。
何じゃ?これ。
裏を見ると、点線でつながったトランプでした。
自分で切り取るのか。
なんか絵がついてる。

20バーツ(100円もしない)と安い訳です。
せっかく仕入れてくれたので、2セット購入。
以来、カバンには、いつでもトランプ 入ってます。
我が家のレパートリーは…
定番の
神経衰弱
ババ抜き
七並べ
ダウト
スピード
に加え、
51
キングス イン ザ コーナー
セブン ブリッジ
ラミー
大貧民
ハーツ
ルールはネットで調べ、YouTubeで実践プレーを見る。
これをすると、大抵のゲームのやり方が分かります。
バンコクのC大学では
「ハーツ」(タイ語は"チャップ フー" というトランプゲーム)
の学部対抗戦が行われているとか。
大学構内で行われるならば
トランプだって堂々と練習できそうで いいですね。
さて、
トランプ関連で、こんなとこでも学べた!
と感じた出来事があったので
日記に記しておこうと思います。
お兄ちゃんKが4年生の漢字を始めて数ヶ月経ちます。
一つの漢字に例文を書く方法で進めていますが、
4年生ともなると音読みだけの複雑な漢字が増え
実生活では馴染みのないもの多くなってきています。
「 関 典 司 管 清 府 民 … 」
関さん、典子さん、司さん、清子さん と
日本にいればもしかしたら見聞きする機会もあるかもしれないですが、
お兄ちゃんK達は、馴染みがないです。
お兄ちゃんKが、「民」という漢字を書いている時
「農民」は、(タイ語でチャオナー) と説明すると
「"民 "も人のこと? 委員 とか バカ者 とか 音楽家
もあるのに、"民"も?」
…バカ者って…。
お兄ちゃんK: 「じゃあ、ヒンミン とか ダイヒンミン の ミン も 民" ?」
ご名答!!!
Mちゃん : 「ビタミンはぁ?」 ノーリアクションしちゃった。
お兄ちゃんK その通りだとも。
よく思いついたねーっ!
褒めちぎりましたよぉ。
トランプが、漢字の勉強に役立ったなんて…

「 えっと、七並べの"並べ" あ、まだ習ってないね。
神経衰弱の"神"だって、もう習って…」
と これを機にと便乗してあれこれ詰め込もうとすると
「

と 私のはやる気持ちを見透かし
私…静かに制されてしまいました。



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