つい先日 学校のお迎え時
お兄ちゃんKが見当たらないので、図書館へ行ってみると…
「タケシィ~ แม่มาแล้ว」(お母さん 来たわよ)
と言う司書の先生の声が聞こえました。
お!?
この学校に日本人?日本人とのハーフ?がいる?
いや、ただのニックネームかな?
狭い図書館を見回してみると
それらしき子はおらず、お兄ちゃんKがひょっこり現れました。
どえぇっ!
うちの子、たけしって呼ばれてるんですか?
でも、明らかに違う名前で呼ばれているのに、
「ครับ!」(はーい)
と返事をする息子もどうかと…。
知らなかった~。
帰り道の話の中で
「タケシ なんだね」 と言うと
「のび太って呼ぶ先生もいるよ。」
…ヘェ~、

数日後、お兄ちゃんKの担任にLINEを送ると
返信メッセージに
「ケンイチ」で始まる内容のメッセージが
返ってきました。
今度はケンイチ!
これ、似てもにつかない訳ではないけど
何でしょうか…。
あえて、Kと呼ばずに それっぽい日本語名で
呼ぶの。
お兄ちゃんKのいいたかった事をまとめると…
愛があるんだそうです。
その子の名前を忘れた訳でも
間違えたのでもなく、
親近感を持ってくれている証の呼び方?
といいたかったのでしょうか。
さて置き、先生の愛の証から話は続き…
先生のムチの話へ。
日本の幼稚園年少さんを終え、年中さんから
タイの教育を受け始めたお兄ちゃんK。
当時、してはいけないことをした時の先生の
お仕置きムチの存在に
ひっくり返りそうなくらい驚いたもんです。
まだタイ語ゼロ(だった)お兄ちゃんKが、ぶたれる!?
しかも体験したことのないムチで?!
それはもう、体罰としか思えなかったです。
でも、先生方がムチで叩く(専ら手、時にお尻やモモ)
のは、あくまでもいう事を聞ける年齢なのにできない子へ。
理不尽な理由でとか感情的にムチを振り回す先生は
まずいませんでした。
今通っているスラタニー県の学校も先生方は男女問わず
皆マイムチを持っておられます。
(ムチ名前をつけている先生もいるとか)
女性の先生が子供を叩く場面を見たことがあります。
言い訳が認められない場合、罪を認めさせた上で一発
ビシッ!!
強弱はそれぞれだと思うけれど、追い回して叩いたり
どーして○○なの!と感情的にならず、
ゴチャゴチャと言葉で叱らず
声のトーンもさして上がらず、冷静に ビシッ。
一発のムチスタイルが潔く見えたもんです。
ムチを容認するわけではないけれど、
我が子が叩かれても、ふむ、納得のいく理由で叩かれたのだな
と分かるので今では感謝です。
慣れたのかなぁ、あの頃は…と振り返るときも。
よく夫が言うのは
「学校の先生は第二の母」
子供の通う学校には、母のように愛情を注いでくれる先生が
いる。時に厳しくとも、それは愛あっての事。
今まで担任を受け持って下さった先生方は皆
ベテラン教師、お兄ちゃんKもMちゃんもラッキーです。
子供たちから先生が怖いと聞いたことがあっても、
だから嫌いとか先生の悪口は今まで聞いたことがありません。
今のところ、家でも学校でも 心身共に健康ないいバランスが保てているぞ。


始めました~。

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