さよなら !? ケータイブロガー銭形K!!!

齢 六十弱w それでも、青春を上書き更新し続けるオッサンの亡備録 かも… かかってこいやあ‼‼

ヒミズ前夜祭『自殺サークル』

2012-01-24 21:13:22 | 真のパンクス!園子温の世界
『ヒミズ』だ
まだ観てない が、
今週後半には観に行く予定

監督・園子温に旬が来ているのか?
年末にはNHKスタジオパークにも出てたし
昨年の『冷たい熱帯魚』の評価も大きいか

年末にレンタルで
『自殺サークル』を観た
これを機会に残して置きたい

いろんなところで100万回語られてはいるが、失敗作らしい
たぶん黒沢清の『CURE』のような作品を撮りたかった?

冒頭のシーンを思いつき、それを膨らませて一本作ったが、まとめ切れずに投げっぱなしで終わっている
故に、「出オチ」「訳わかんない」「××××」等々いわれてるが、個人的にはアリ
結局観る側のイマジネーションに任せるとゆーのが、アンチハリウッド的で◎

とにかく冒頭が圧巻
とにかく冒頭が圧巻

それだけの映画とは云われてるが

それでは、明後日(予定)
『ヒミズ』へ
“いっせーのいっせーのいっせーのせーっ!!”

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満島ひかりの女優力について、其の弐拾弐『開拓者たち』

2012-01-24 20:51:02 | 満島ひかりのむきだしでも、生きてゆく3D
NHKは満島ひかりを吉永小百合にするつもりか?

よく、こんなところまで来たと思う

NHKにしか作る事が不可能な大作ドキュメンタリードラマで主演

そう、いつの間にかこんなところまで来てしまった


この難役を当たり前(←表現に語弊あるのは重々承知、勿論当たり前のはずはずない)に出来る人になった

基本的にはミーハーなスタンスで書いてるブログなので、ここまで真っ当な作品にはどうしていいか困るw
『それでも、生きてゆく』はあそこまで重い作品ではあるが、フィクションであり、かつエンターテイメントとしてかなり完成度が高く、故にいじり甲斐もある

いや、やはり、NHKのドキュメンタリーだ
戦前、満州に渡った人たちの苦難を真っ当に描き切った
そして、そのセンターに満島ひかりが立っている

作品性と、激動の生涯を演じきった内容は、彼女の活動史のなかでエポックになるだろう

冒頭とラストで、演じる阿部ハツではなく実際の満島ひかりとして登場する

特にラスト、腰の曲がった老婆まで生き抜いたハツを演じきった直後
那須の「開拓の碑」に、赤いワンピース姿で花を捧げる凛とした立ち姿から放たれるオーラが凄まじい

このシーンで、満島ひかりの現在・過去・未来が脳内にフラッシュバックする
正しくは、未来がフラッシュバックする訳は無いのだが…
彼女の今、そしてこれからを予感させる一瞬

2012年は始まったばかりだ

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