Paul Desmond, alto sax; Dave Brubeck, piano; Gene Wright, bass; Joe Morello, drums
A)NYC, June 25, 1959
B)NYC, July 1, 1959
C)NYC, August 18, 1959
A1. Blue Rondo A La Turk (C)
A2. Strange Meadow Lark (B)
A3. Take Five (B)
B1. Three To Get Ready (A)
B2. Kathy's Waltz (A)
B3. Everybody's Jumpin' (A)
B4. Pick Up Sticks (C)
余りにも有名なレコード、最初に買ったのはソニーが80年代に出していたフォーエバーシリーズの国内盤でした。"Take Five" が勿論お目当てで入手しましたが、P.Desmond の alto sax ソロは魅力的だけど全体的に音が引っ込んでいるので聴かなくなりお蔵入り。ネットオークションを利用するようになり、輸入復刻盤なら音が良いかもと思い入手。結果は今ひとつだったので、それならばとオリジナル盤(当時は安価でした)を入手したら drums の音が全然違うのにビックリ、全く印象が変わりました。Take Five の準主役は J.Morello の drums 、それからは drums 中心に曲を聴くようになりました。個人的には Three To Get Ready の D.Brubeck piano ソロが音階を遊んでいるようで面白く、B面一曲目と言う事も有り良く聴きました。
今回紹介するのは1962年に発売された国内盤、何かの記事でペラジャケットの「TIME OUT」は音が良いと知り、オリジナル盤を持っていたけど入手。本当に音が良くオリジナル盤と変わりません。新品同様の盤質で金額は千円未満(20年以上前の事です)、ジャケットの紙質は薄くて安っぽいけど他は文句無し。62年発売の国内盤は二種類のレーベルが有り、赤黒の六つ目とオレンジが有ります。所有盤のオレンジレーベルは音が良いのを確認出来ましたが、赤黒六つ目レーベルは未確認です。
ブルーベックのこのレコード、日本コロムビアのYS-214は、私がジャズを聴き始めた1960年代後半に買った最初のレコードです。
その後、ソニー盤、モノラルのオリジナル盤等を順次購入したことから、たまたま先日このYS-214を中古店に買い取ってもらいました。
その買い取り価格は、なんと50円でした。
私にとっては想い出深い1枚ではありましたが、収納スペースも手狭になってしまって来ていることから、他のレコードと共に、その価格で引き取ってもらいました。
私も収納の関係で結構な枚数を処分しています。一枚300円でレコードを買っていたリサイクル店に、逆に引き取って貰った時は200枚程で300円でした。如何でもよいモノばっかだったのでゴミとして処分するより良いとおもい迷わずお願いしました。ネットオークションを利用し手300枚程処分した事も有り、出品と発送の手間は掛かりますが思わぬ金額が付くことも有り結構楽しみながらの処分でした。時間に余裕があるのなら趣味と実益を兼ねこずかい稼ぎにもなります。