小梅日記

イングリッシュコッカースパニエルの小梅と爺やの日記。倍賞千恵子さんの歌が大好きです。

As sideman : cracklin' roy haynes with booker ervin (NEW JAZZ)

2024-04-17 07:30:14 | BOOKER ERVIN


Roy Haynes, drums; Ronnie Mathews, piano; Larry Ridley, bass; Booker Ervin, tenor saxophone
Recorded in Englewood Cliffs, NJ; April 10, 1963.

A1. Scoochie
A2. Dorian
A3. Sketch Of Melba

B1. Honeydew
B2. Under Paris Skies
B3. Bad News Blues

B.Ervin のサイドメン参加で欲しいレコードが有るので、インターネットオークションをチェックしていたら 本盤のオリジナル盤が出品されて結構な金額になっていたのでビックリ、最近のオリジナル盤価格は異常です。私も昔 "Under Paris Skies" 目当てで入手したけど R.Haynes のバシャバシャドラムが気になり数回聴いただけでお蔵入り、今なら買値以上で売れそうなので処分しても良いか判断する為に久しぶりに聴きました。やはりバシャバシャ音が気になる曲もありますが Impulse 盤と較べると控えめでなので今は余り苦になりません。B.Ervin 作の Scoochie Bad News Blues は books series と同じ Ervin 節を聴くことが出来ファンとしては嬉しくなります。B.Ervin ファン以外には Sketch Of MelbaUnder Paris Skies がお薦め曲、人気が有るのも納得しました。

As sideman : Don Patterson with Booker Ervin / Hip Cake Walk (Prestige)

2024-04-12 07:35:23 | BOOKER ERVIN


Don Patterson, organtrumpet; Booker Ervin, tenor sax; Leonard Houston, alto sax (B1); Billy James, drums.
Recorded at Van Gelder Studio in Englewood Cliffs, New Jersey on May 12 (B1) and July 10 (A1-3 & B2), 1964

A1. Sister Ruth
A2. Donald Duck
A3. Rosetta

B1. Hip Cake Walk
B2. Under The Boardwalk

所有のレコードは盤質が少し悪いので良いのを入手してから紹介しようと思っていましたが、最近 Prestige の青レーベル盤の値段が上がり入手の気が無くなったので所有のプチプチ盤を聴いて紹介します。本作はタイトル曲を除き tenor sax に organ と drums の珍しい trio の構成ですが相性ピッタシで B.Ervin としては少し軽めだけど、その分フットワークが良くA面3曲はお薦めです。
Hip Cake Walk のみ alto sax が加わり sax 2本に organ と drums の珍しい quartet , alto sax が tenor sax に近い音色を出しているので最初は表記ミスと勘違いしましたが注意深く聴くと確かに sax 2本です。16分強の各演奏者のソロもたっぷりの長尺曲で何時までも続きそう感じ、終わりをどう纏めるかと期待していたらフェイドアウトで残念、Under The Boardwalk は3分弱でフェイドアウトなので凄く中途半端な感じでこれまた残念。

As sideman : TED CURSON QUARTET / URGE(日本フォノグラム)

2023-10-26 07:42:18 | BOOKER ERVIN
所有している盤は1984年に日本フォノグラムが "Fontana New Jazz Series" で発売したもの。ジャケットのイラストに惹かれて購入したレコード、他にも Paul Bley や Carla Bley など数枚を購入しました。まだ B.Ervin に嵌る前だったので購入時に一回聴いただけ、理由は一緒に購入した P.Bley Trio の二枚のが魅力が有り興味はそちらへ行ったので T.Curson 盤は長いお蔵入りとなります。先日 ashita45th さんの「あしたのブログ!趣味や日々の報告」を読んでいる時にイラストのジャケットから同シリーズの本盤と B.Ervin が参加していた事も思い出し本当に久しぶりに針を落としました。驚いたのは "You Don't Know What Love Is" 出だし部分の B.Ervin の tenor sax の音を聴いた時「 "HEAVY!!!" 収録の同曲が何故ここに?」それぐらいソックリです。もちろん続く T.Curson の trumpet の音で違いに気付きます。録音が4か月違うだけなので似ていても当たり前かも。同曲は "COOKIN' (Savoy) でも演奏しているので、ファンなら違いを確認するのも楽しいと思います。



Ted Curson, trumpet; Booker Ervin, tenor sax; Jimmy Woode, bass; Edgar Bateman, drums.
Baarn, Netherlands, May 13, 1966

A1. Roy's Boys
A2. You Don't Know What Love Is
A3. Cinq Quartre

B1. Musis Sacrum
B2. The Leopard
B3. Latino

所有の本盤は国内盤なので将来オリジナル盤を手に入れたいと思うけど 欧州盤は敷居が高いので無理でしょう。
最近ネットオークションを見ていると、以前は安価に入手できた盤が高額になっていてビックリ。Prestige の青レーベルなんか入手しておけば良かったと思う盤が何枚も有ります。

As sideman : MAL WALDRON / THE QUEST (NEW JAZZ)

2022-12-23 08:15:20 | BOOKER ERVIN
今まで B.Ervin のお薦め As sideman レコードを3枚上げましたが、実は一番よく聴いている一枚は "THE QUEST" です。
ただ何時も聴くのはB面のみ、今回はAB両面通して聴きました。A面は冒頭の "Status Seeking" から E .Dolphy 色に染まった演奏で M.Waldron と B.Ervin を従えた E .Dolphy のリーダー作と勘違いしそうです。久しぶりに聴いたけど聴き応え有ります。よく聴くB面は1曲目 Warm Canto での E.Dolphy の clarinet は本当に独特な魅力を持つ演奏で個人的にはジャズで聴くことが出来る clarinet 演奏のベストワン曲。Fire Waltz は M.Waldron の piano と R.Carter の cello がこれまた魅力的なソロを演奏しています。両面通して B.Ervin も文句無しの演奏だけど M.Waldron と E.Dolphy がそれ以上の演奏をしているので霞んで聴こえます。40年近く聴き続けていますが未だに飽きる事が無い愛聴盤です。このレコードは最初に再発輸入盤を買い次に国内盤、OJC盤そしてオリジナル盤と買い最後にジャケットはボロボロだけど盤は新品同様の青レーベルを手に入れ普段聴きしています。



Eric Dolphy, alto sax, clarinet; Booker Ervin, tenor sax; Mal Waldron, piano; Ron Carter, cello; Joe Benjamin, bass; Charles Persip, drums.
Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, June 27, 1961

A1. Status Seeking
A2. Duquility
A3. Thirteen
A4. We Diddit

B1. Warm Canto
B2. Warp And Woof
B3. Fire Waltz

As sideman : Mingus at Antibes (Atlantic)

2022-11-18 08:03:10 | BOOKER ERVIN
B.Ervin がサイドメンとして参加しているレコードは C.Mingus の作品が有名で個人的にも愛聴盤が多く有ります。

Ted Curson, trumpet; Eric Dolphy, alto sax, bass clarinet; Booker Ervin, tenor sax A1-2,C1,D1-2; Bud Powell, piano C1; Charles Mingus, bass, piano A1-2,B1,D1-2, bass C1; Dannie Richmond, drums.
"Juan-les-Pins Jazz Festival", Antibes, France, July 13, 1960

A1. Wednesday Night Prayer Meeting
A2. Cry For Freedom (as Prayer For Passive Resistance)

B1. What Love

C1. I'll Remember April

D1. Ummh! (as Folk Forms I)
D2. Better Git Hit In Your Soul

二枚目は "CHARLES MINGUS PRESENTS CHARLES MINGUS 'CANDID" の演奏メンバーに B.Ervin が加わってのライブ盤( "I'll Remember April" のみ B.Powell がゲスト参加)、本作は「私の CHARLES MINGUS 10選」の次点に入る愛聴盤なのでレコードの紹介はカテゴリー "CHARLES MINGUS" で何時かする予定です。
私が今まで聴いた中で、B.Ervin がサイドメンとして聴き応えの有る最長のソロを吹いているのが本作の A2. Cry For Freedom (as Prayer For Passive Resistance) 、初演は "Pre-Bird (Mercury)" で B.Ervin も参加していますがソロは U.Lateef が演奏しており悔しい思いをしたとおもいます。今回は鬱憤を晴らすかのように渾身のソロ演奏、聴き応えがあります。二枚組の国内盤は内ジャケットが英語の解説のみでしたが、輸入盤は文字のサイズを小さくしてメンバーの写真を配置して有り欲しくなり入手したことを思い出しました。