小梅日記

イングリッシュコッカースパニエルの小梅と爺やの日記。倍賞千恵子さんの歌が大好きです。

A-9155 ALBERT AYLER iN GREENWiTH ViLLAGE

2024-01-18 10:44:23 | IMPULSE
Impulse 盤100枚で「私の Impulse ベスト5(現時点)」「A-4 Gil Evans Orchestra - Out Of The Cool」「A-5 OLIVER NELSON - THE BLUES AND THE ABSTRACT TRUTH」「A-6 THE JOHN COLTRANE QUARTET - AFRICA/BRASS」「A-16 MAX ROACH HIS CHORUS AND ORCHESTRA - IT'S TIME」の4枚を挙げ残りの1枚がまだなので続けると書きましたが遂に5枚目を紹介する時が来ました。本盤「A-9155 ALBERT AYLER iN GREENWiTH ViLLAGE」が最後の1枚です。



A)Donald Ayler, trumpet; Albert Ayler, tenor sax; Michel Sampson, violin; Bill Folwell, Henry Grimes, bass; Beaver Harris, drums.
Village Vanguard, NYC, December 18, 1966

B)Donald Ayler, trumpet #2; Albert Ayler, tenor, alto sax #1; Michel Sampson, violin; Joel Freedman, cello; Bill Folwell, Alan Silva, bass; Beaver Harris, drums #2.
Village Theatre, NYC, February 26, 1967


A1. For John Coltrane (B)
A2. Change Has Come (B)

B1. Truth Is Marching In (A)
B2. Our Prayer (A)

最初に購入したのは1984年豊橋の精文館書店横にあったヤマト楽器店で、背表紙が厚いダブルジャケットの一枚1980円の国内盤(直輸入盤)を6枚買った内の1枚でした。この時買った6枚中4枚がベスト5入りしたことに、今改めて気付き驚いています。
A-1 J.J. Johnson And Kai Winding - The Great Kai & J.J.
A-4 Gil Evans Orchestra - Out Of The Cool
A-6 THE JOHN COLTRANE QUARTET - AFRICA/BRASS
A-16 MAX ROACH HIS CHORUS AND ORCHESTRA - IT'S TIME

A-54 MINGUS MINGUS MINGUS MINGUS MINGUS
A-9155 ALBERT AYLER iN GREENWiTH ViLLAGE
A.Ayler だけは未知の演奏者でしたがサイケ調のジャケットが印象的だったというジャケット買いなのに一強烈な印象だったのが本盤でした。フリージャズ初心者には余りにも刺激的な演奏、独特な alto sax の音色と奏法は一度聴いたら忘れません。後日ネットオークションでオリジナル盤を入手しましたが、刺激を求めない時期と重なり一度も針を通すことなくお蔵入り(よく有る話です)。今回40年ぶりに聴きましたが、正に何でも有りの Impulse 盤の一枚です。フリージャズを色々聴いた事も有って更に聴き易くなっていました。本盤の聴きどころは67年のA面2曲、66年のB面2曲のと比べるとフリージャズ代名詞の咆哮が引っ込みメロディ主体(?)の演奏に変わり A.Ayler の本領発揮です。67年の演奏をA面にしたのは大正解でしょう。でも好き嫌いが分かれるレコードなので入手は慎重に。

予告:A-9156 ALICE COLTRANE / A MONASTIC TRIO

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